鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

平昌五輪・女子フィギアスケート・・・

2018-02-12 14:14:14 | Weblog

昨日の暖かさから一転。
寒風吹きすさぶ週明け。

お昼前に起きて、3分クッキングを見るために、テレビのリモコンのスイッチを入れる。

このテレビは、購入してから、1年弱で、内臓の録画機能のハード・ディスクが不具合になり、そして、現在は、チューナーが、イカれ、DVDレコーダーのチューナーに頼っているため、テレビをみるためには、レコーダーのスイッチもONにしないと、見ることができない・・・という有様だ。
(私的には)いい値段のテレビであったけれど、不具合ばかりで、カスを掴んだ感が否めない。
しかも、26インチという中途半端な大きさだし(だから、値引きだったようで)、それでも、まだ映るし(映ってくれるだけありがたいけど・・・)テレビの購入代金程、働いてくれていないようなので、モトは、取りたいと思っている・・・そんなテレビから、飛び出す、寝起きの画像は・・・。

平昌五輪の女子フィギアスケートの中継だった。

フィギアスケートと言えば・・・。

一番古い記憶が、1972年札幌大会のジャネット・リン選手だろうなぁ・・・。
純粋無垢で愛らしいカントリー・ガールで、ひとの心を癒す花のような笑顔があった。

オリンピックが、まだ利権にまみれておらず、純粋なスポーツの祭典、スポーツを通しての世界平和という理念が、存在していた頃だった(実際には、どうなのかわからないけれど)。

当時、小学生だった私は、学校で、札幌大会の開幕1か月前くらいから、オリンピックのテーマソングを毎日、(強制的に)歌わされていた。
トワ・エ・モワさんだったの曲だったと思うけれど・・・。

♪虹の地平を歩み出て、影たちが近づく 手を取り合って 街ができる 美しい街が あふれる旗、叫び、そして歌 僕等は、呼ぶ あふれる夢に あの星たちの間に、眠っている北の空にきみの名を呼ぶオリンピックと・・・(歌詞が違っていたらすみません。ウロ覚えで)。

何故、毎日、この歌を歌わなければならないのか・・・歌詞の意味もわからなかったが、開幕して、毎日のテレビ中継をみるたびに、ジャンプの日の丸飛行隊の快挙など、連日、学校でも盛り上がった。

当時、日本の高度経済成長の結果お披露目的な五輪大会だったようで、その集大成を世界へ配信・・・ということだったのだろうか?


その大会の華・・・女子フィギアスケート。

氷上をわずか5mm程度の金具のエッジで、滑り、ジャンプし回転する・・・日常では、おおよそ(地表を氷に覆われる地域以外)、あまり役に立たない技術なんだろうが・・・。

それが、おかしな具合に進化してしまったのが現在のフィギアスケートのようだ。
3回転半、4回転とジャンプの回転回数と着氷の仕方などを、採点し、それが得点となる。

純粋なスポーツというよりは、興行的になってきた・・・ヴィジュアル、美しさ、芸術・・・?

もはやスポーツとはかけ離れ、娯楽?興行的な要素の方が強くなっているのに、肌をみせてはいけないと・・・ラクダ色のジャージ?っぽいベースウェアに、この上もない、キンキラの衣装を張り付け、舞い踊る。

極めつけは、あの超ド級に下品なメイクだ・・・。スポーツなんだろうが???おかしくないか?京劇か?

何よりイヤなのは、興行なら、入場料金を取って、芸を見せるのだから、それでいいのに、スポーツという名を冠し、審査員にカネをばらまき、下手な選手が金メダルという茶番を見せつけられる不愉快さ。

DVDチューナーを通さないとテレビを見ることができないので、スイッチをいれると、どうしても、某国営放送が、映し出されてしまう我テレビの見たくもない女子フィギアスケート・・・ウンザリだ。