鼎子堂(Teishi-Do)

三毛猫堂 改め 『鼎子堂(ていしどう)』に屋号を変更しました。

北の空の色

2011-02-13 21:03:03 | Weblog
昨日のお天気とは一変して、よく晴れた日曜日。
やや風が強いか・・・。


平屋から二階屋へ引っ越してきて、一週間が過ぎました。
南側のフローリングの部屋と北側の畳敷きの部屋と2部屋もらったものの、荷物(・・・といってもほとんどが本で、ダンボールに梱包したまま)の整理に手も付けられず、まだこのままの状態が続きそうです。
暖かくなったら、本格的?に片付けるか・・・と悠長。

今日の画像は、北側の部屋の窓から取った家の後の冬枯れした雑木林。
寝ながら適当にシャッターを切った画像です。

かの思想家・高橋和己氏のご夫人で、小説家の高橋たか子さんが、
『北の空は、暗い・・・』
というようなことを書いておられたような記憶があるのですが、コレもウロ覚えなので、こういう表現ではなかったとおもいます。
晴れた日に、空全体を見渡して、ふと気が、つくと北の地平線あたりの空の色って、東・南・西の空と違って、暗い色をしていることが多いようなのです。
季節を問わずですが、午前中よりは、午後の方が暗いような気がしています。

コレは、地域によっても多分、差があるのだろうとか・・・などと思いますが、私の居住地でも、なんとなく北の空は、他の方角の空の色よりもトーンが暗いような気がしています。
どうしてなんだろう・・・と思っておりますが、理由は、未だにわかりません。
・・・多分、高橋たか子さんの小説を読まなければ、北側の空が他の方角の空よりも、暗いトーンであることは、気が、つかなかったと思います(別に、気が、つかなくても、なんの支障もないのですが・・・)

北方・・・というとやはり、寒い・・・そんなイメージが、そう見せる幻影なのかもしれませんし、単なる思い込みかもしれません。

二階屋の畳の部屋では、北側と東側に窓があって、北側の窓は、明り取り・・・くらいの役にしか立たないけれども、それでも、窓がないよりは、ずっといいか・・・。

今回のプチ・引越しで、思ったのですが、

『ほんっとに、家財道具が少ないねぇ・・・。』

もともと、快適にきちんと、生活する・・・ってことが、できないし、いつまた移住を強いられるかわからない仮の住まい・・・という意識が、いつもあって、それで、いつでも、簡単に移動できるように・・・なんて無意識に思っているせいかもしれません。

・・・でも、本の移動だけでも大変だったな・・・。

今度は、もっと身辺整理をして、身一つで、動けるようにしようと思ってしまうこの頃。