大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

槙野獲得か、という報道についてだが

2010-10-14 22:47:04 | ガンバ大阪
槙野智章がガンバのスタイルに合うって、いう話を編成会議で出たらしいんだけども、一体ウチの弱化部は彼のどこの部分を見てガンバに合うという風に言っているのだろうか?彼は今まで3バックの左ストッパーが本職で、広島での彼は両ウイングバックがつるべの如く上下動する時に左サイドバックにスライドしたりすることがあるんだけども、4バックのセンターという経験が今までなかった。だから代表でも呼ばれているけども、結局コンちゃんとユーゾーを抜いてスタメンとまでは行かなかった。ボランチが本職のコンちゃんに槙野が劣るところって殆どないんだけども、それでも使われないというのは、結局4バックのセンターをやる上では未知数だと見られているからかもしれない。

だから、その意味ではこれから代表選手として定着して次のW杯を目指すとしたら、自分が4バックでも出来るということを証明しないと行けないのだろう。その為には、4バックのチームに行くか、チームが戦術転換するしかないんだけども、今の広島での戦術自体がユースから一貫して3-6-1である以上後者は臨むべくもない。となると、後は自分からチームを出るしかないのか・・・

ここ2,3年でJリーグでは3バックのチームはすっかり広島以外はなくなってしまい、従来3バックタイプのDFだった選手も否応なしに4バックに適応せざるをえなくなったわけだから、4バックに適応するのは慣れの問題だろう。まあ、だから今槙野に目をつけているクラブというのは彼の持っている素質に注目しているということなんでしょう。4バックの約束事は後で叩き込めばいいのだから。

だからまあ、槙野が来年チームを出る、というのが本当ならば彼なりの野心というのがあってのことだろうし、移籍先でもやれるかもしれない。ただ、その一方で、広島を出ることで失うものもあるだろうとは思う。それは、攻撃参加の機会というのが4バックのチームだと確実に減ることになるかもしれないということだが。3バックの今のチームでやっている方がタイミング的にセンターバックでも攻め上がる機会が多い。余談になるが、やっているサッカーは違っていたけども、闘莉王だって4バックになってから相対的に攻め上がる機会は減ったわけだし。

その意味では、槙野君は、移籍することでの自身のプレーに対しての収支というのを考えて決めて欲しい。これはガンバサポとしてではなく、一人のサッカー好きとしての率直な気持ちですけどもね。ただ、単純に自身のキャリアアップとか、年俸などの条件とかいろんな要素が絡んで来るんだろうなあ・・・

では、仮に彼がガンバに来るとなった場合なんだけども、4バックの守備やビルドアップだけでなく、高いラインコントロールに慣れないと行けない。最近でこそ少しラインは下がり気味になってそれ故に和道なんかも定着するようになったけども、基本はラインを高く保つというやり方なんでそれに慣れるには時間がかかる。加えて、攻撃的なチームだからこそ、セットプレーにおいては攻め上がることは自重することになる。そして、何よりも得意のパフォーマンスPKを蹴らせて貰えないのは言うまでもない。なんたってあのPK職人が居るわけだから。ここまで行くとガンバに合うどころか、ものすんごいハードルが待ち構えているんだけどもね。

けれども、それでも来るというのならば、来てくれた選手には何とか定着して欲しいという気持ちでもって応援はする。実際今だって和道に対しては個人的にはその気持で応援している。今のところはこれぐらいのことしか言えないかな。

天皇杯と「韓国隊加油」

2010-10-13 23:35:53 | Weblog
全然脈絡の無い事柄を結びつけたタイトルで申し訳ないですがw 今日は心斎橋で串カツ食べながら天皇杯の川崎対横浜FCをテレビ観戦。この試合だけでなく他の試合の経過なども携帯でチェックしていたけども、広島以外は順当勝ちでしたか。広島の失点の場合も中林がヤラカシたやつがあったらしくてそれでPKまで縺れ込んでしまったんだけども、そうでなかったら、下のカテゴリーのクラブは、ほぼ全滅か。あ、柏や千葉のケースがあったけども、あれは実力のあるチーム上のカテゴリーのチームの格下相手に勝ってしまったというようなものだから、今年を見ていると、上のカテゴリーのクラブがほぼやらかすことがなくなったと言っていい。

ただ、横浜FCは敗れはしたけども内容は悪くなかった。幻の同点ゴールとなったオフサイドだけども、久木野はプレーに関与しないように足を広げたんだけども、それが、ヒールで流しこむプレーに見えたから、プレーに関与したと見られてオフサイドと取られたのだろうか?
味スタ遠征の翌日は三ツ沢行こうと思っているんだけども、そこでYFCの試合をじっくりと見たいものです。相手は水戸ちゃんか・・・あ、チンは出ていないのは単なる怪我ですか?

で、天皇杯見て、見逃したガンバTVの録画も見せてもらって、それで帰ろうとしたところ、たまたまU-19の日韓戦の録画に切り替わったんだけども、そこで、多分動員されたに違いない、地元の子供らが、「韓国隊加油(ハングオドォイ、ジアヨウ)」と声援を送っているわけですわ。中国人なのに韓国なんか応援しやがって、と思われるかもしれませんね。中国人だって結構韓国人は嫌いだと言うのに抗日はそれを上回っているわけです。そのことは2年前重慶の東アジア選手権で日韓戦観に行った時に自分も経験していたから判っていた。ただ、今回はかの国の歴史教育ってやつを受けたばかりの子供らが、韓国の応援に駆り出されているわけですからね。

結局試合は見ないで帰ったものだからこの日韓戦については論評はしない。ただ、U-19について言えば、全てが中途半端に思える。インターハイを制した市船の布監督を呼ぶということは勝つことに拘ったのだろうが、勝つた目の十分なセレクションをしていない(特にCBなどにおいて)。まあ、ベストメンバーで臨まなかったということは、U-19というのはあくまでも、Jで出られていない選手たちに出場機会を積ませればいいと、割り切るしかないんだろう。

ただ、それなら布監督ではなく、もっとクラブユースからパスサッカー仕込む監督でもいいし、或いは指導者としてのチャンスを求めている、若くて才能があり、かつ野心的な外国人監督にやらせるという手もあるかもしれない。恐らく次回大会でも、Jの日程とダブることになるだろうけども、全てのJクラブが選手を出してくれるとは限らないだろう。まあ、それならそれで他に国際経験を積む場を用意してやらないと行けないんだろうが。

天皇杯第3輪 神戸勝利船 1-2 柏太陽神

2010-10-12 07:17:41 | サッカー全般
昨日は大分からエジミウソン目当てに見に来ていた知人と一緒にホムスタへ観に行った。ガンバサポ的にはツネとパクどんを観に行ったということだが。この試合は神戸にとっては普段リーグに出ていない選手を試運転して残留争いにつなげるという目的もあるだろうから、もしかしたらツネが見られるかもしれないと思ったら、案の定スタメンだった。まあ、ツネが入ることでラインを比較的高めに保つことが出来て、序盤はお互い高いラインの裏をつく(特に神戸はパクどんの裏をつく)というところから始まり、徐々に柏がペースを掴んでいく。先制ゴールの場面ではきちんと真ん中から右で起点を作ってツネを引きつけておいてからレアンドロ・ドミンゲスが左へ流れてのミドルシュートだったわけなんだけども、ツネは河本をカバーする意識を持っていたんだろうな・・・延長の決勝ゴール入れられた場面でもそうだったんだけども。

ただ、神戸で気になったのはむしろ守備よりは攻撃であって、基本は都倉目がけて放り込むところから始まっていて、後ろからのサポートが少ない。柏が一人少なくなるまではあまり攻めこむという場面もない。だからこそ、前半ボッティは右サイドからのクロスでどフリーのところを決めて主導権を握らないと行けなかったのだろうけども・・・まあ、ボッティもボランチの位置からあそこまで走りこむのは相当シンドイだろうなあ。

ボランチに適材がおらず、三浦時代もエジミウソンや松岡といった潰し屋系で固めていたからこそ、今ボッティの展開力をボランチで活かすしかないんだろうけども。後半になっては、なんとボランチが本職だった田中英雄をトップ下に入れているのを見てオイオイ、って思ったけども、これって、誰がどこで使えるかどうかを試しているように思えたんだけどもね。エジおいさんが使われなかった理由って言うのは、あれぐらいの出来なら三原でも代用が効くから外国人枠をこんなとこで使うことないって思われていたら寂しいけどね・・・

だから、神戸を傍から見ていると、今季残留の為だけでなく、来期以降のことも見据えた選手起用というのをやっているように思えるわけですね。ボランチの起用でも誰と誰の組み合わせがいいのか、その場合外国人枠をボランチに使うのがいいのか、という具合に模索しているように思える。だから和田ぼんが就任してから当初エジおいさんがベンチ外になったかと思えば今は松岡が外れている。まあ、それは言ってみれば、上の体制が変わってから旧体制色を一掃しようとしていることを示唆しているかもしれないが、考えてみればあのクラブは過去にもそんなことがあったっけ。

ということで試合の結果、ガンバは次柏と当たることになりましたが、キタジは本当に良かったなあ。退場で一人少なくなってから守勢に回る時間が多くなったけどもそれでも耐えてカウンターからキタジが2人を引きつけてシュートを打ち、こぼれ球にレアンドロ・ドミンゲスが詰めたんだけども、殆キタジのアシストと言っていいいくらいだった。来年は日立台に行けるだけでなく、今年の柏とやれることになったというのは予想外だった。ただ、J1とJ2とのカテゴリーを外せば、この試合柏が勝ったのは正当な結果だったと思いますね。

天皇杯第3輪 大阪鋼巴 3-2 栃木SC

2010-10-10 06:46:56 | ガンバ大阪
前半終わった時点では、逆転出来る、というイメージがあまり浮かばなかった。かつて横浜FCとやった時には前線で決められる2トップが居た。山形戦においても後半から主力選手を投入して局面を打開出来た。けど今回はそうした選手が見当たらないと思っていた。それくらい人が居ない状況だった(なんて書き出すとプロジェクトXみたいなナレーションなんだがw)。そんなわけで、今年の年末年始はゆっくり出来るなあ、なんてことを思っていたんだけどもね。

しかし、後半終わってみれば・・・まだまだ神様は休むことを許して下さらないようです。更に来年もアジアへ行け、という掲示が下ったとしか言いようがないw ついでだから、自分たちで3位に入って、更に天皇杯優勝してセレッソを繰上出場させてACLの厳しさを味わわせてやれということなのかw まあ、私の周りにはACLがなかったら廃人同然になってしまう人がいるわけですがね・・・誰とは言いませんが。

立ち上がりにおいては、栃木ラインをコンパクトにして、ボランチからの楔のパスを狙ってくる形をとり、ガンバとしてもなかなかボールの収まりどころがなく、攻撃の形を作れなかった。そんな中で決められるとしたらショーキしか居なかったんだけども、あれを決めていればあまり苦しまなかったかもしれない。ま、結果としては相手に2点先行されて苦しい展開となったんだけどもね。

でも、後半素早くこの試合に勝つためにカントクが動いてくれた。和道に替えて智を最終ラインに置いたことで、かつての高いラインが復活。この姿を見たのは久しぶりだったな・・・勿論これは相手に裏を狙われることを覚悟の上(実際、1点返した後加えては本当に危なかったけども、相手の船山はオフサイドと思ったのか反応が少し鈍く感じた)ではあった。それでガンバが攻勢をかけられるようになったのが大きい。審判の演出的誤審に助けられたのも大きいw 船山がエリア付近で倒れたのは、確かにシミュだった思うけども、エリアの外だとああいうプレーでは攻撃側にFKを与えることが多いんだけどもね。

そして忘れてはならないのが、本日のMOMの佐々木勇人。この試合では本当に彼に救われたといっていいんだけども、彼はサイドに限定しない使い方のほうが能力を発揮出来るのだろうか?同点ゴールを呼んだショーキへのオフサイドギリギリのスルーパスといい、大塚の決勝ゴールをアシストしたドリブルといい。大塚は試合が始まる前までは、チーム内の序列では星原より下だったかもしれないが(星原はそれまで鹿島戦でゴールを決めていた)、この試合の決勝ゴールで評価がどう変わるだろうか?

栃木はリーグ戦の柏戦の時の印象とは違い、ラインを高くしいてコンパクトに保っていたけども、これは柏戦自体がプラン通りだったというよりも、むしろ引いて守る戦い自体が不本意であったという思いから修正してきたのかもしれない。ただ、皮肉なことにそれがゲーム終盤仇にはなったんだけどもね・・・まあ、これはヒロシ自身が自らに貼られたレッテル(守備的で退屈というもの)を剥がそうと必死に戦っている証かもしれない。神戸時代は天皇杯で鳥栖に大敗したよりも、むしろ彼のスタイルをきちんと評価してもらえなかった、というところで解任されたように思えて仕方がないんだけどもね。ひとつ言えるのは、ヒロシのチームには、カウンターで決められる大久保嘉人みたいな決定力のあるFWが必要だということか。この試合栃木には3点目を取るチャンスがあったと思うんだけども、そこで決めきれなかったが痛かったわけだし。

昨日の劇的な勝利に喜んだ人、地団駄踏んだ人

2010-10-09 08:48:31 | Weblog
世界も日本の金星に驚愕「衝撃的な勝利」(サンケイスポーツ) - goo ニュース

素直に日本の勝利に喜んだあなたは、日本代表を応援することが命の代表サポさんですね?以前中国でそういう人にお会いしたけども、普段は富山に住みながらも代表の試合ごとに全国、はたまた海外を転戦するらしい。まあ、カターレにはまだ感情移入出来ないから代表を追いかけているらしいけど(ガンバの金沢開催試合には毎年来てくれるらしいが)。

一方、アルゼンチンが負けてしまって内心ガッカリのあなたは、海外サッカーのファンでこの試合メッシが日本のDF陣を切り裂くだけでなく、本気モードのアルゼンチンが日本をフルボコにするところを見たかったに違いない。実際前半の頭の方でそうした見せ場があって、観客席はすんごく湧いていたんだけども。まあ、今回に日本は引き気味で、数少ないチャンスをモノにして先制(でも、その前にもチャンスはあったぞ、岡崎クン)したためにガンバ対漫遊の再現はならなかったけども・・・

これでサッカーにおいても、かつての日米野球みたいなモデルはもう成り立たなくなるかな・・・日米野球だって、本当は本場の圧倒的なパワーってやつで日本チームをボコボコにしてくれることを内心期待していたわけだから。それが日本の一流どころなら、大体メジャーでそこそこやれるということが解ってしまったからな。サッカーにおいてもこれで世界との差が縮まったとまでは言わないけども、長時間の移動や時差がありながらも勝てなかったアルゼンチン(しかも今回バティスタは任期延長の為に勝ちに拘った)に勝つことが出来たんだから、それはそれで一つのステージをクリア出来たことだろう。

ただ、その次は、アジアで勝てるかどうかっていうところが気になりますね。あ、これって加茂ジャパンと似ているかw ただ、守備のプレスのかけ方というのはまた加茂ジャパンとは違うんだろうけどもね。

さて、今日は天皇杯。栃木はガンバをスカウティングしていたら、ガンバがラインを上げてくるタイミングを狙って裏にリカルド・ロボを走らせてくるだろうな。ロボのこの間の柏戦のゴールってなんですか?ウチに欲しくなった・・・とは口が裂けても言わないつもりだったけども、それを思わず口にしたくなったわw

アルゼンチン戦、というコンテンツを通して如何に日本代表をアピール出来るか?

2010-10-08 07:51:28 | サッカー全般
相手がアルゼンチンでメッシも来ているということでチケットがよく売れていたと聞いてるけども、極東の島国に対してメンバーを落とさずに来てくれるアルゼンチンには本当に感謝するしかないですね。

しかし、アルゼンチン相手に観に行くっていうのは、なんか昔自分がバスケットでマジック・ジョンソンオールスターズを観に行った人たちとどこか感覚が似ていないだろうか?相手が日本代表だと言うのに、日本そっちのけで、マジックの芸術的なプレーに酔いしれてしまうって言うのが・・・逆に言えばそれだけマジックってスンゴイプレーを見せてくれたし、92年のNBAオールスターでも特別出場枠でありながら、スタメンをティム・ハーダウェイから譲って貰ってからはこの人がすっかり主役の座を奪ってしまったくらいだから、アレは非国民とかじゃなくって単にマジックが凄かったという話なんだと自分では納得している。

今回は流石にサッカーの日本代表を応援するサポーターだって居るわけなんだからバスケとは状況が違うんだけども、例えばメッシがコーナーキックとかを蹴りに行く時に無数のフラッシュがたかれたとしたら、メインとバックはニワカが相当居るのが確定なんだけどもね。バルサと火山の試合ですら、火山のサポーターはメッシに対してはそんなことはしていないんだけどもね・・・逆に言えば代表戦のチケを売るためには、アルヘンなんかを呼んでライト層を動かすしかなかったんだろうな。この意味では自分なんかももっと代表の試合に行かないと行けないんだろうけども・・・

まあ、そういうわけである意味CWCで漫遊と当たるガンバみたいな感じもするけども、その中でザックジャパンがライト層を含めて今後に期待を持たせる戦いが出来るかを見守りたいと思う。

来季のカレンダー掲載予定選手リストから判ることは・・・

2010-10-06 07:45:42 | ガンバ大阪
クラブからファンクラブの会員更新の案内が届いた。自分はSBのシーパスだからこれは自動更新で問題はない。その他にも2011年のカレンダーの案内も来ていた。その裏面には掲載予定選手の名前があるんだけども、その中で出ていない選手の去就が気になるところではある。

載っていない選手の名前を挙げていくと、まずは、ジェジン。恐らくは2年契約で今年までということなんでしょう。開幕前から通訳を付けてもらえなかったところから、今季途中で移籍先を探していた状態だったけども、年俸と怪我持ちというのがネックだったんかな・・・個人的には結局この人の特性というのを理解して使い切れていなかった、という意味では彼には申し訳なく思う。当初はクロスに頭で合わせるのと、ポストプレーとでの役割を求められていたけども、彼の得意なプレーってむしろ相方のFWがつぶれて出来たスペースに飛び込むといったセカンドトップ的なものではなかったか?清水時代では静岡ダービーにおける後半ロスタイムで飛び込んで決めたゴールが印象的だっただけにね・・・

次にドド。育成枠だから、1年でオシマイは厳しいけどもな・・・左利きということで貴重なタイプだとは思うんだけども、年俸からすれば来季もチャンスを与えて欲しいとは思うけども、やっぱり枠の関係なのだろうか?新しい外国人を連れてくるパイプがない弱化部のことを思えば1年やっている選手を置いておいてもいいとは思うんだけどもね。まあ、C契約の選手ってすぐどっかへレンタルっていうパターンも結構あるわけですがね。A契約で使うには少し物足りないんだろうか?グノがカレンダーに記載ということは、磐田を退団してから1年半の契約を結んだと考えられる。ルーカスも記載予定。となると、グノはアジア枠で、あとの2人をどうするかですな・・・で、またプレーエリアの被りそうな外国人を日本国内から強奪というような、弱化部の学習能力のなさを見せつけられるわけですか?

3人目が横谷。レンタルからの出戻り選手として期待されていたんだけども、結局ここまで出番に恵まれず。来年以降だったとしたらチャンスはあったかもしれない。本当に中盤で試合に出るとすれば運というのも大事で、明神が怪我している状況で、武井なんかが出られているんだけども、そうでなかったら、武井も来季以降どうなっていることやら・・・この枠には多分ユースから大森を昇格させる予定なんだろうな。ただ、大森の得意のプレーエリアが左サイドというのを聞くと、宇佐美なんかと被ってしまわないかが気になる。

そして大塚。大塚の場合はユース昇格2年目だから、最低あと1年あってもいいんだけども、FWとしてはやはり自己主張が足りなかったか?個人的には彼のようなチャンスメーク出来る選手がいてこそ、宇佐美なんかも生きてくると思うんだけどもね。まあ、得点の部分ではやはり物足りなかったか。星原が掲載予定だということを考えると大塚にだって光を当てて欲しいわけなんだが・・・まあ、無口でもフタぐらいまでやってくれたら言うことないんだけども、彼の立場ではもう少し自己主張が必要じゃないだろうか?
大体大の川西がこの間ステップアップリーグのダービーに出ていたというところで、大塚の立場が危うくなるかな・・・

あとは、控えのGK陣で、木村、太、河田の名前がない。まあ、河田は1年でクビということはないだろうけども、木村あたりは身の振り方を考えないと行けないのかもしれない。藤ヶ谷が怪我した時のバックアップの経験不足には少し不安はあるんだけどもね。

ま、カレンダーに記載されていないから来季は残らないとも限らないし、記載されている選手なんかでも、水面下では来季のことでフロントと話し合っている選手も居るだろう。だからこのエントリで挙げたのはあくまでも推測でしかないんですがね。

J聯賽第25輪 大阪鋼巴 1-2 山形蒙迪奧

2010-10-03 22:44:46 | ガンバ大阪
試合から1日たった後、というタイミングを考えてみるけども、録画で試合のポイントとなった部分だけを見返した上で書こうと思う。

自分は敗因を単に自チームだけに求めるだけではなく、サッカーが相手によって変化するという側面を考えると相手が取ってきた方策というのにも注目する(それによって、自虐的にならずに済むと考えてるんだけども)わけだが、この試合でコバやんが4-1-4-1で下村東美をアンカーにおいてきて、ガンバの中央エリアのパスコースを消してしまっていた(それによって攻撃はサイドか縦ポンかという形に限定されてしまっていた)対策に上手くはめられてしまったのは確か。ガンバにリーグ戦で勝てなかった執念というのがここでついに現れたか・・・攻撃においてもピッチを広くワイドに使って、ミチの方にクロスを出していてチャンスを作っていたけども、トーミに同点ゴール決められる前にも伏線はあった。

それでも、後半最初前線の早いパス回しからショーキが先制したことによって、山形の堅守をこじ開けたからあとはこっちで主導権握れるかと思いきや、あっという間に2失点。これで山形がラインを下げてしまってスペースを消してしまったら何も出来なくなってしまった。だから試合を決定づけた2失点目が悔やまれるわけだけども、自分はここで守備陣の個々の選手をあまり責めようとは思わない。

あの場面ではGKの藤ヶ谷の飛び出しの遅さがヤリ玉に上がっていたのだけども、藤ヶ谷は恐らく、「迷ったら前に出るな」という指導の言葉通りだったのかもしれない。そう思うようになったのは、本日帰りに寄った仙台の書店でたまたま手にとった松永成立氏の著書の中でのそうした言葉に出くわしたからなんだけども。つまり、PAエリア付近で下手に飛び出してしまうよりはエリアの中で、手の使える状況でギリギリまで待っていた方がいいというのが松永氏の論拠なわけで、確かにゴールキックで相手陣内に蹴った後だからゴールエリアより少し外には位置していたんだろうけども、石川からのロングフィードが出た時点でも、飛び出さずに待っていたようだったけども、1対1の状況になったから飛び出しが遅いように見えたのだろう。

どちらかと言えば、和道とソータの間の距離が空きすぎていたというのが問題ではあったけども、そのソータにしても山形の長谷川(だったと思うが?)が右にいたのでそっちに気を取られていたというところだったか?そうなると、やっぱり石川のところにきちんとSHがマークに行っていないといけない、ということになるのか・・・というようなことを録画で失点場面振り返って考えたりもするわけですがね。

そうなると、これからシーズン終盤で下位チームとの対戦って思ったよりも難しいかもしれない。今まで上位陣との戦いだと、相手も自分たちのやり方で戦って来たわけだけども、今度は相手がガンバに対しての対策を立案してくるという今までとは難しいシチュエーションになってくるわけだから。それをガンバがどう対策するかですけどもね。

今回の山形遠征では、4年前の甲府を思い出させるような歓迎力を見せつけられた。将棋の駒もさることながら、山形駅で芋煮まで地元の皆さんに振る舞って頂き、すっかり骨抜きにされてしまいましたorz なんでもこの歓迎力を発揮するようになったきっかけって、昔高校野球で甲子園行った人が地元の人に親切にしてもらったというところがきっかけだったらしいけども、それは困っている人を見かけたら頼まれもしないのにおせっかい焼きたがる大阪人の気質を勘違いしてしまったのかなw ともあれ、これはサッカーの世界においてアウェイの洗礼を日本化したものではあるかもしれないな。

というのも、今までサッカーの世界でホーム&アウェイというのは、基本はホームが絶対有利でアウェイで乗り込んで来るチームには幾多の洗礼が待ち受けている(だからこそお互いのホームで1試合ずつやればイコールコンディションだろうという発想)というものだった。まあ、これは筆者はACLでの海外アウェイを経験しているから判るんだけども、こちらがアウェイサポに対してホスピタリティを発揮したからといって同じものをアウェイ側に期待出来るかと言えば必ずしもそうでない場合が多い。海外(特に中国は)では言うに及ばずだが、日本国内でも、メインやバックにおいてアウェイユニやグッズを身につけて入るのは不可としていたり、メインなんかにブラジル屋台を入れておきながらアウェイサポは来るなとやってしまっていたりするスタジアムがあったりする(まあこれが首都圏なんかの冷たさを現しているのかもしれないが)。

ただ、そういうのがあるにしても、多分山形に限らず地方の人達に共通する優しさっていうのが歓迎力に現れているんだろう、と思いますね。え、ベガサポにはそんなことはやってないって?これは失礼しました。

その山形のスタジアムで凄いと思ったのは、開門の時間が来ると、ファンファーレが鳴り響き、スタジアムDJが開門の時間を告げるっていう演出。開門で入る時に入場行進を思わせるような高揚感を味わえたんですね。万博でも仙石さんがやってくれへんかな・・・