大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

明日は大分が相手だから安心して任せておこう

2007-12-07 07:14:52 | ガンバ大阪
明日は天皇杯の大分戦があり、ここでこの間山形と120分闘ったことが無駄でなかったことが証明されるわけだが、相手は今年半分死にかけたところを生命維持装置によってようやく息を吹き返したものの、その代償として手塩にかけた選手を占いといけないという状態にあるチームだから、安心して私は今回のフクアリを会社の年中行事の為に欠席できる。

とはいうものの、やっぱり行けないのは歯がゆいんですけどねえw 23日以降が罰ゲームになることのないように関東組の皆さん応援宜しくお願いします。

余談になるけども、福元って本当にガンバに来るのだろうか?シジクレイが退団した後の補強で、巷で言われている1億円程度の移籍金を払ってまで福元を真っ先に補強しないといけないのだろうか?そんな疑問が湧いてくる。別に彼の能力がどうこうというわけではないし、むしろ将来性は認めるけども、現時点で福元がシジの変わりになれるというわけではない。1億円払って彼を入れるくらいなら、シジとの契約をもう1年延ばしておく方がまだ戦力的には良かったとは思うのだが。多分ガンバとしては福元をACLというエサで借りたいと考えていたけども、大分の内部事情からして、買うならいいよ、と先方から言われたのだとは思う。

逆に言えば、大分もDFの層を考えると(三木が出場機会を求めて移籍するなら尚更)、彼を放出するとなるとやはり苦しくなるかもしれないから、財政的にはともかく、戦力的には出したくないというのが本音かもしれない。まあ、それでも福元本人が環境の変化を求めてガンバに来るなら歓迎するけども、ここで新たに加入する外国人や主将の山口、それに中澤(レンタル延長の場合)との競争が待っていることを覚悟しなければならない。現時点では恐らく水面下でレアンドロだとかレオナルドとかいった選手らと交渉を続けているのだとは思うけども、優先順位からすればそちらの方が先であるはずだ。まさか、狙いをつけた外国人獲得が空振りに終わって、来ることが決まったのは福元だけ、という本末転倒な結果にはならないだろうね、強化部長サン?

まあ、ニュースソースが川口や成岡の獲得といった話(そこがガンバにとって補強するポイントではないのだが)を飛ばして来る新聞だから、まだ決まるとも限らないんですがね。

浦和は日程に殺されたのか?

2007-12-04 08:05:03 | サッカー全般
広島遠征の晩に東京本社にいるレッズサポからメールを貰ったけども、その時の書き出しが「今年は日程に殺された、という感じ」というものだった。まあ、これについては浦和のサポの皆さん思うところがあって、意見が分かれるのではないか。この意見に賛成だという人もいるだろうし、過密日程なのは最初から判っていたのだから、選手を入れ替えなかったオジェックの問題だという人もいるだろう。浦和が終盤失速した原因というのは、一つの理由だけで括れる程単純なものではない。勿論、日程の問題も監督の選手起用も関係していたとは思うし、それだけではなく、サッカーの戦術の問題だとか、ACL優勝後に一度下がったモチベーションを上げられなかったメンタルの問題といった要素も失速の原因に挙げられるだろう。要は複数の要因が重なり合った結果とも言える。

自分から見れば、浦和は逆によくここまで持ち応えたとは思う。実は10月辺りから失速することがありうるかな、と思っていた。まあ、実際疲れはその時点でも相当あったと思うけどもそこで勝ち続けたということが浦和を追いかける者からすれば意外ではあったんだけどもね。今サポの間で再燃した戦術論であるけども、今までの浦和のサッカーであったからこそ終盤ギリギリのところまで踏ん張れたという側面があったのではないか?逆にガンバのようなサッカーを続けていたら夏場でエンパテを起こしていたかもしれない(ガンバは逆にコンディションやメンツを考えて場合、時には理想に到達する為のリアリズムが必要というのを覚えたのは何とも皮肉な話であるが)。そうなると、もし浦和が長年図ってきたカウンターサッカーからの転換を本気で目指すのならば、前半はその戦術を固め、ナビスコの予選でターンオーバーを試すということが必要になってくるかもしれない(梅崎にオファーかけているのは彼をカップ戦要因と考えているからなのか?梅崎クン、よーく考えようね)。

実は、最終節が始まる前に優勝争いから既に脱落していたから冷静に考えられたことがある。ACLと違って浦和の優勝を心から願うというわけではなかったが、もし浦和が優勝するとなると、ACLに出場した前年度リーグ優勝チームがリーグ連覇を達成することができるし、それは今後ACLに参戦するチームにとって、ACLを捨てるか、両立されるかという選択をする上で一つの指標となるのではないかと思っていたことだ。やっぱり連覇はならなかったか・・・それは浦和に限らず、Kリーグでも浦和と死闘を繰り広げた城南一和も同じ結果であり、浦和との死闘後にKリーグのプレーオフ決勝でポハンに敗れてしまい、来季のACL出場を逃してしまったのだった。

つまり、現行のACLの制度での問題点は、欧州CLのような分配金制度が確立されていない分、出場クラブに営業上のメリットが少なく、ただただ、勝て勝てというプレッシャーを自国のメディアや協会からかけられ、更に過密日程で消耗させられるという理不尽のオンパレードに尽きる。しかも、日本ではターンオーバーなんかしちゃイカンという上からの厳しいお達しが届いているわけだし。これで来年ガンバは一体どうなるのか?

筆者は個人的には、もし協会やリーグがACLにそれほどまで拘るのであるなら、ACL出場するクラブがACLの試合直近のリーグ戦(特にホームの試合)を延期できるものなら、延期できるようにしたらいいと思うし、Aリーグでの対戦相手にもCL出場クラブとして、日本を代表しているのだからという延期は仕方がないということで泣いてもらうことが日程上で改善する一つの方法だとは考えているのだが、現実的にはクラブの営業上の問題で難しそうだし、何よりも城南やセパハンを応援していた人たちがいるわけで、「お国のために」という論理は通用しにくい。セパハンを応援したガンバサポ諸君らはそのツケを来年払わされることになるので覚悟しておこう。私もその苦しみに付き合うつもりでいる覚悟は十分出来ているのだから。


日本橄欖球聯賽 三洋電機 57-24 神戸製鋼

2007-12-03 06:53:13 | Weblog
行くのは前から決めていたが、前日のサッカーの結果を受けてからとなると、どうしてもサッカーでのクサクサした気持ちを晴らそうという目的になってしまう。結果は半分解消されたものの、別の意味でのモヤモヤ感が生まれてしまった試合だったと言える。それは、三洋と神戸の実力差というのがこんなにも歴然としていたのかということが原因なのだが。

前日広島で仲間内と飲み会をした後、彼らは別の用事の為に私とは別れ、私は一人新幹線で午前中岡山に移動して、ラグビーのトップリーグの頂上決戦である神戸製鋼と三洋電機の試合を桃スタで観戦した。かつて名勝負を生んだカードであり、この時点で全勝チーム同士の対決で期待は膨らんだものの、試合は三洋の一方的な勝利に終わった。同時に、両者の圧倒的な力の差というのを感じとってしまった。

試合が始まった後に三洋のSOトニー・ブラウンが見せたキックの巧さには舌を巻いた。開始早々に隅に決まったトライの後の難しいコンバージョンを決めてしまったから、キック勝負になると三洋に分がある。ちなみに、ブラウンは前半負傷で退く前に左サイドの密集からなんとサイドアタックを敢行して、相手FWのタックルを交わしてトライを決めやがったけど、なんでSOなのに密集の近くにおったん?

逆に神戸は7点のビハインドを背負った後に敵陣に攻め込んだ後の相手のペナルティに対してタッチを選択したのだが、あそこではゴールを狙って点差を離されないようにしてもよかったのだが・・・その後トライを返そうとしてバックスに展開しようとしたが、SOからのパスのタイミングが合わず、三洋のウイング北川にインターセプトされて独走トライ。これが試合の趨勢を決してしまった。あそこのペナルティで1ゴールをまず手堅く返していればなあ・・・と、結果論をつい口に出したくなってしまう。ちなみにこの日北川は4トライを挙げる大活躍。まあ、神戸の方が集中力を切らしてタックルが甘くなっていったのだけども、ゲーム終盤にこの北川はなんと2人のディフェンスをフェイントで交わしてトライを挙げているのがスゴイ。ウイングとしては楽しい試合だったでしょう。

だが、試合を見ていて両者に一番差があったと感じたのはモールでの攻防であった。神戸がモールで押し込もうとしても三洋がしっかりとバインドを組んでビクともしない。後半なんか三洋がシンビンで一人少ない状況なのに神戸をモールで押し込んでしまっている。曲がりなりにも試合前は1位のチームだったのだから、神戸にはもう少し引き締まった試合を見せて欲しかったけどなあ・・・ていうか、頂上対決と喧伝しているカードなんだから、このミスマッチは頂けない。同日に早明戦が行われていたけどもこっちも早稲田が一方的に勝っているのだから、協会も伝統に胡坐をかかないで、もっと白熱したリーグ戦を見せる為の再編を考えないといけないだろう。今の早稲田なら、トップリーグの下位のチームとやれば勝てる力というのが十分にある。

この試合を見た限りであるが、結局神戸ってあんまり強くないように感じるわけよ。試合前は4戦全勝だったけども、その相手は九電、クボタ、三菱重工などの下位のチームばかりであったわけで、上位との対決となると馬脚を現してしまったという感じ。今年から平尾さんが総監督になっているけども、彼は監督としては今まで成功していない。前回現役引退後に監督をしていた時も連覇が途切れてしまったし、ジャパンの監督としては外国籍の選手を一番多く使えた(元オールブラックスの選手もいる)にも関わらずW杯では結果を残せなかったわけです。この日の試合見ていてもゲームプランというのもイマイチで、相手にはキックがないというのがあらかじめ見透かされているし、超攻撃なんていうどこかのサッカーチームみたいなスローガンを掲げているらしいけども、国内の相手をタックルで止めきれないでトライを再三許してしまう守備というのも問題アリアリ。

ちなみに今回桃スタに初めて行ったのだが、ゴール裏は芝生席(アウェイ側)などになっているけども、メインとバックのスタンドは悪くない。スタジアムのグルメ事情だが、申し訳程度にお菓子が置いてあっただけというのはショックやったね。天皇杯でも今週末確か桃スタを使うのだったんじゃないかと思うけど、サッカーではもう少し何か用意してくれるのかね?まあ、あまり期待できないから、何かの試合で行く時には、近くのマクドで買っていった方がいい。ちなみにこのスタジアムで以前ガンバが浦和とのリーグ戦の試合をやったことがある。まあ、今ではもう浦和戦を地方開催することはないでしょうが、そんな時代もありました。

あ、最後に関係ない話題ですが、ファジアーノ岡山のJFL昇格が決まったそうで、おめでとうございます。

2007J聯賽 最後一輪 大阪鋼巴 2-2 廣島三箭

2007-12-02 09:34:40 | ガンバ大阪
前節と同じように後半ロスタイムでここを凌げば勝利という場面でまたもや勝ちきれずに痛い引き分け。結局、前節と同じように全体に漂っていた温い空気を最後まで熱くすることができなかったことを象徴するような結果となった。

前日の深夜から仲間内と車で乗り合わせて早朝にビッグアーチに到着。試合前に時間がたっぷりあるので、暫くの間仮眠をとった後にスタジアムの外部にあるフードコーナーでいろいろ食べてみる。うーん、ポテトなんていうのは万博のソレと比べると、目の前で焼くだけでこんなに味も違うのかw 入場してからメインスタンドの裏で売っていたシュウマイもなかなかの味。

けども、入場前の並びを見ても、2年前の等々力とは比べようもない。せめて先週勝っていれば、奇跡を信じてもっと多くの人が来ていたとは思うのだけども、それは今更言ってもしゃあないしね。

ただ、消化試合になってもガンバを応援しようと集まって来た人たちばかりだったはずなのに、応援の雰囲気も温かったことも告白しよう。あんまり身内の悪口は言いたくはないが、試合中に後ろの方で、同時刻に行われている浦和と横浜FCの試合の途中経過で、浦和が先制されていたことにはしゃいでいた連中がいたのには空いた口が塞がらなかった。浦和の結果が今のウチらに何の関係があるのか?仮に関係があったとしてもそれを試合の途中で知りたいとも思わなかったと、2年前に等々力にいた者としては言っておこう。

あの時、最初は試合の合間に携帯で長居の試合をチェックしていたが、途中で経過を追うのをやめてしまった。他会場の試合の経過までは自分たちではどうにもならないし、仮に優勝できなくても、その日の試合に勝てればはるばる大阪から来た甲斐があったと思うことにしていたのだが。話を昨日の試合に戻すと、あの後たまりかねて私は「試合に集中しようや」と声をかけたのだった。この時期選手の体は一杯のところまで来ているわけで、その選手たちを更に限界からもう一歩踏み出させようとするには、我々が選手を鼓舞しないといけないと思っていた。けど、サポがそれをできていなかった状態で、どうして選手だけを責めることができようか?

試合の方だが、やっぱり終盤の戦術のチグハグさをそのまま引きずった感じ。3-5-2でスタートしたものの、安田の上がったところを駒野に裏をつかれ、クロスを佐藤寿人に合わされて失点したが、加地があの時マークを外したのだったっけ?となると、3-5-2で加地を使うのならやはり彼は右サイドで使ってあげたいとは思った。まあ、それをやらないのは、寺田を右で使いたいからかと思うのだが、それなら彼はずっと出ていないと辻褄が合わない(この日は割とよくやっていたけども、彼の場合毎試合それが続かないからねえ・・・)。

それと、シジクレイがスピードに振り切られるから、というのが3-5-2でスタートする理由だとするなら、後半安田に替えて下平を入れて4バックにした采配への整合性をカントクには説明して欲しいもんですな。途中で4バックに移行するくらいの度胸がおありなら、最初から4バックで始めることをやってもよかったのではないですか?事実前半の失点だって安田が高い位置に張っていたからだし、そもそもサイドが空きやすいのが3バックの弱点ではないのか?また、攻撃中に敵陣でボールを奪われたら中盤で止められずに素早くカウンターで攻められたのは結局3バックにありがちな、両サイドが下がり、中盤に人数が掛けられなくなったところにあるのではないか?

攻撃について言えば、バレーが巧い具合に抜け出したのは見事だが、ここ数試合見かける同じ場面でまたシュートをミスしてしまったw まあ、前田に出していたら確実に決められたと思うんだけども前田が決められた保証もないんだが。ただ、仮にシュートを狙うならば、せめてファーサイドの方に飛ばして欲しいと思うんだけどね。そうすれば仮にGKにはじかれても前田がこぼれ球に反応できたと思うし。ニアでは決めなかったらどないしようもありまへん。

広島について言えば、この日は高萩が一番よかった。シジクレイのヘディングが当たらなかった場面で抜け出したのも彼だったが(逆にシジは飛ばずに高萩を追いかけて藤ヶ谷に任せてもよかったと思うが)、藤ヶ谷のセーブがなければあれが決勝点で負けていたかもしれない。この日は残留争いから一時解放された分、控え選手が伸び伸びとやっていたようだった。とはいえ、浦和やウチでさえ選手を入れ替えた途端にパフォーマンスが落ちるのだから、控え選手が良かったというのは特筆に価するのではないか。実際、ナビスコ予選でもウチは控え中心の広島に負けている。

逆に言えば、普段出られていない選手が活躍してしまうチグハグな状態というのが、今の広島の状態を物語っているのではないだろうか。内部事情を知らないのでこの試合だけでの印象で語ってしまって、広島サポの皆さんには申し訳ないのを承知で言わせてもらうと、今の広島では使える選手というのが使われておらず、監督も固定メンバーに拘ってしまっているからこそ、本来の力が発揮できずにここまでズルズル来ていたように感じる。本来の広島の力を考えると、今の位置にいるのが不思議で、実際3月に2度対戦した時には結果こそ共に3-0であったが、その時点では広島って結構強いと思っていたけどもね。

まあ、このままだと消化不良なので是非とも入れ替え戦では頑張って残留して頂いて来年も広島へ行きたいもんですな。お好み村へ試合後行って大阪のとは違う広島のお好み焼きを堪能したし。

ん、待てよ。お互い天皇杯で勝ち上がったら準決勝で当たれるじゃないかって?確かにこのままでは消化不良だから天皇杯での再戦したいものですなあ。もっとも、その前にウチだってそこまで上がらないといけないんですが、今の状態では一体どうなることやら・・・