大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

インテルチャンネルというメディアについて

2009-06-23 00:26:41 | サッカー全般
ブログは新聞雑誌や、あるいは他のネット上でのコラムとは違い、もともと肩肘張らないで書けるメディアなんだけど、自分の場合やっぱり文章をまとめにかかってしまうw けど、久しぶりに今回思ったことをツラツラと書いてみようと思う。

先週の土曜深夜は、敗戦のクサクサ感を紛らわすことができたのは他ならぬスカイA+で放送の「インテル・チャンネル」の総集編を見ることができたから。この番組ホンマにオモロイよ。同じ素材扱っていても東京のメディアでは見られない大阪的な切り口でインテルを料理してくれている。とりわけ番組でキモい、じゃなくてキモになっているのが、過去当ブログでも取り上げたことのあるマルコ西田なる人物。この人を番組で見ていると、どんな人?というよりは、

「お前一体誰やねん!」

というツッコミを入れずにはいられないw謎めいたキャラであるが憎めないんだよな、この人。ミラノダービーでロナウジーニョが決勝ゴールを決めた瞬間なんかは、「見たくない、モー見たくない」と発狂しそうになったかと思えば、いつだったかインテルのクルスがサヨナラゴール決めた時は、「駒田以来やな」という訳判らんコメントを発する。駒田って満塁男であって、サヨナラ勝ちとはあんまり縁のない人やったと思うけども・・・とにかくサネッティがインテルの金本(これは出場記録とかを見れば判らんではない)なら、クルスが駒田ということらしいw まあ、なかなか一般の人に馴染みにくい素材でも、野球という一番身近なものに例えてしまうのが大阪人らしいとは思う(その意味ではウチの11番は中畑なんだろうなあ・・・あ、彼も一度オフにゲスト出演しとったよね)。

だからこそ、インテルチャンネルというのは大阪発信のサッカー番組としてこれからもツッコミじゃなくて応援したくなりますねw

もっとも、ほっといたらマルコ一人が暴走してしまうので、代わりに専門的見地からのコメントで放送を締めてくれるのが、元ワールドサッカーグラフィック編集長の中山淳氏。この人のコラムがネット上で読めるけども、どこぞの電波ライターと違って比較的良質な記事だと思う。

例えば、岡田ジャパンの目標であるベスト4発言についても、彼はこう斬っている:

(引用開始)
そして、日本サッカー協会に言いたいのは、毎回毎回現実を無視して「本大会ベスト4は可能だ」と言い続ける指揮官に、本当に最後まで付き合う覚悟はあるのか、という話にもなってくる。

大方の日本国民は、サッカーという競技と日常的に触れていない。
つまり、サッカーをよく知る人以外は、指揮官が真顔で語る「ベスト4」という妄想に惑わされ、それを信じて来年のワールドカップに接することになる。

そこで惨敗をした時に受ける日本サッカー界のダメージを、果たして岡田監督は、日本サッカー協会は、どこまで真剣に考えているのだろうか?

そうなったら、もうほとんどの国民は、日本のサッカーに何の期待もしなくなるだろう。
ジーコジャパンに続き、さらにそれに輪をかけた岡田ジャパンが失態を続けることで、多くの国民がサッカーを見なくなる可能性は、限りなく高い。
それは、日本サッカーにとって、冬の時代へと時計の針を戻すことを意味する。
(引用終わり)

そうなんだよな・・・目標を高く持つことがイカンとは言わないけども、今の目標って、「大きくなったら総理大臣になりたいです」ということを言っているようなもんだから。ベスト4発言っていうのはそういうリスクをはらんでいるわけですからね(この他岡田ジャパンに関しては的確な論評をしているので、興味のある方はそちらをご参照下さい)。

この他、中山氏のACLについての論考もいろいろと考えさせられる。筆者はACLの当事者としては、必ずしも中山氏と同一ではないが、ACLの負担がリーグ戦でACL組の足を引っ張るということ、ACLはまだ興行として成長していないにも関わらずそれを追い求めること自体がクラブにとって負担となるということを指摘している。まあ、リーグ>ACLという観点で見た場合には確かにそうなんだけども・・・だから言っていることは判るにしても納得はできない、という気持ちですわw まあ、水曜の試合は勝ちたいけども、勝つにしても負けるにしても新たな道が開けてくるというのは間違いないでしょうね。だからあんまり悲壮感たっぷりというのはガンバには似合わないし、いつもどおりに万博で楽しみたいと思います。

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