カップ戦に強い東京、というのを垣間見た

ＰＫ戦で撃破！平山弾でＦＣ東京日本勢初Ｖ(スポーツニッポン) - goo ニュース

（引用開始）
ＰＫ戦で撃破！平山弾でＦＣ東京日本勢初Ｖ
2010年8月5日（木）06:01
　ナビスコ杯王者と南米カップ戦覇者で争うスルガ銀行チャンピオンシップが４日、東京・国立競技場で行われ、ＦＣ東京がリガ・デ・キト（エクアドル）と対戦。２―２で突入したＰＫ戦を４―３で制し初優勝した。ＦＷ平山相太（２５）が前半３４分に右足で４月１０日の鹿島戦以来の公式戦ゴールを決めるなど１得点１アシストと活躍。後半ロスタイムにはＦＷ大黒将志（３０）が同点弾を決めて、Ｊリーグ勢として同大会を初制覇した。

　眠れる怪物ＦＷ平山が聖地国立で目覚めた。前半３４分、ＭＦ田辺のドライブシュートを相手ＧＫがはじくとこぼれ球に右足一閃（せん）。ロスタイムにはＦＷ大黒の同点弾を引き出すなど１得点１アシストと気を吐いた。「ずっとこぼれ球は狙ってたっす」。敵将バウサ監督も「平山にてこずった。彼がいるだけで（試合を）コントロールできなかった」と脱帽させる獅子奮迅の活躍だった。

　「国立は、家に帰ってきたような気がする」と言う。一世風びした国見高時代から国立では１３戦１９発。得意の舞台が平山のきゅう覚を呼び起こした。２―２で迎えたＰＫ戦では「ＰＫ合戦は苦手っす。蹴りたくないヤツの挙手制だったので真っ先に手を挙げました」と回避したが、初優勝への貢献度は変わらない。

　ＶＩＰ席には日本協会の小倉会長、Ｊリーグの大東チェアマンら新幹部が勢ぞろい。華やかな一戦で、確かな存在感を見せつけた。
（引用終わり）

といっても実際試合は見ていないんだけどもｗ　生中継がないもんだから心斎橋のCURUVAでも放送なし。こう言うと失礼かもしれないけど、去年は大分の試合でさえも中継していたわけなのに・・・

ただ、それでも今回PKの末に東京が「優勝」したということで、Jクラブにとってのこの大会の存在意義というのが辛うじて保たれたかな？本来夏のこの時期に試合なんかやるべきではないと思うし、もう少し東京にはいいコンディションの状態でやらせたかったけどもね。何しろこの間の新潟アウェイでは日程と試合間隔についてJFKが不満を漏らしていたくらいだから。おまけに審判がアレだったわけでしょう？ｗ

改めてFC東京おめでとうございます。

東京は今季リーグ戦では苦しい戦いが続いている。まあ、これは去年抜けたカボレの穴というのが完全には埋まっていないということを昨日ご一緒したコール氏は指摘しておられた。リカルジーニョとか大黒というのはちょっとタイプが違うというところか。

ただ、そうは言っても去年はナビスコの決勝で川崎相手にリアリズムで持って挑んで見事優勝したわけだし、今回も一発勝負をモノにした勝負強さは健在ではあるんだから、このチームはリーグよりはカップに強い何かを持っているんじゃないかと思ったりもしますね。今の東京の順位からしてリーグ戦よりはカップ戦に今後集中しようと思えば出来るわけなんですがね・・・そうするとカップ戦に照準を合わせたコンディショニング、選手起用や戦術というものに特化すれば、秋のナビスコでも・・・と思ったりもする。

その東京とガンバが当たるとすれば準決勝か。ナビスコに関してはグノは同一大会に２クラブに跨って出場することが出来ないというJリーグの規約がある為に苦戦が予想される。まあ、だからこそナビスコはチャンスを掴んだ若手をじっくり見たいという気持ちはありますね。まずは最初の関門が広島か。それで勝ち進んで清水か東京と当たるにしても、U-19で宇佐美らが招集されると準決勝は厳しいか。そうなると準々決勝では若手の奮起に、準決勝はベテランの頑張りが求められるだろう。まあ、その意味ではナビスコ決勝いうのは天皇杯のそれよりも遥かに厳しい道程ではあるんだけどもね。