大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

東亞4強賽 日本 1-1 韓國

2008-02-24 01:04:26 | サッカー全般
泊まっていたホテルのある市内中心地からスタジアムまでのアクセスがモノレールであることが判ったのは非常に助かった。最初タクシーで行こうとしたのだけども、運転手が場所を知らんとか遠いとか言って皆乗車拒否をする。この国で道を尋ねるとあてずっぽでもいいから適当に答える人たちが多いなかで、知らんというのはハッキリ言って遠いから行きたくない(帰りに客が拾えない)ということなんだろう。けど、そうは言っても試合終了後はスタの近くはタクシーでごった返しているんだろうなあ・・・

タクシーが捕まらないので、ホテルのフロントに確認したところ袁家崗(ユアンジアガン)というモノレールの駅で降りたらいいということを聞いたので、モノレールで移動。その袁家崗に着いて終電を確認すると22時46分と書いてある。こりゃ、2試合目観たら帰るのが大変なので1試合だけで我慢せざるを得ない。まあ、日本の応援に来たのだからそれで十分なのだが。

チケは途中ダフ屋のオバハンから17区(日本人席がそこだと聞いていたので)のチケを買った。不思議なことに買ったのが定価。でもまあ、これでも儲かっているのだろう。ただ、入ってみると上と下とに分けられていて、日本人席は1階席で自分が買った席は2階。しかし、一人の日本人サポを捕まえて訊いてみると、彼らも違う席だったが、事情を説明すると入れてくれたらしい。そこで自分も話をしてみると、「日本人ですか?」と日本語のできる係員の女性に質問されてそうだと答えるとそれでOK。別にパスポートとかの身分証明は要らないみたいでした。まあ、こういう大らかさが中国らしいと言えばそうなのだが。とはいえ、小さな柵で仕切っているだけで隣のブロックには中国人が座っている。日本でなら確実に緩衝地帯が設けられているはずなんだけどもね。

試合前に橋本の名前がコールされた時にはガンバサポ的にはいささか興奮した。ガンバの選手がまた一人スタメンで出場するのであるから。けど、最初てっきり鈴木啓太と並んでボランチの起用と思われたのだが、始まってみるとが右サイドの前目の位置というのはどういうことなのか?確かに苦しい台所事情であることは理解するけども、クラブでもああいう使われ方をされたことはない。かねてから疑問に思っていたのであるが、岡ちゃんはガンバの試合どころか昨年Jの試合というのをあまり見ていなかったのではないだろうか?それならテスト起用という意味でも、矢野をスタメンで入れて田代との2トップを試してみても良かったとは思うのであるけども・・・

所属クラブでもない使われ方をしたのは加地も同じことで、いくら苦しいからといって左サイドバックに彼の適性を見出すのは難しい。4バックの戦術を取る上でサイドバックの人材不足という懸案を解決する場合、

・誰かをコンバートする
・SBの人材を引っ張ってくる

という選択肢があるのだけども、前者はあくまでもクラブでやるべきことである。代表監督ならば誰々がケガした時のことを考えてバックアップ要員を呼ぶべきではなかったか?だから加地の左SBには納得が行かないし、ガンバでもそうした使われ方は恐らくこの先はない(と思いたい)。

そうなると内田の評価というのが難しくなってくる。この日の内田は再三攻め上がり、前半は決定的な場面でシュートまで持っていった。その点に関してはよくやっていたことは認めるが、サイドの守備はやはり中国戦同様課題ではある。これについては、やはり加地を右に、駒野を左において両サイドの守備が安定するとは思うんだけども、岡ちゃんがかつての市川のように内田と心中する覚悟を決めているのなら、W杯予選では嫌な予感がするのである。内田はU23代表としてなら文句なしなんだけども。

また、後半自分の目の前で安田がアップしているのを見た時には、「やめてくれ」と心の中で叫んでいた。まあ、元気でいたのは何よりであるんだけどもあまりムリさせたくはない状態だったとは思うからね。ただ、ヤットはあの位置で仕掛けてもボールを取られたりしていたから、やはり彼は少し下がり気味でボールをタメて動かす方が合っているのかな、という気がした。まあ、この日の中盤はボランチで基本固められていて仕掛ける場面が少なかったから彼なりに懸命にやっていたのは判るけどもね。だから、後半山瀬を下げたのは失敗だったか。結局、この試合は引き分けで、後に行われた試合(中国が3-1で北朝鮮に勝利)の結果、韓国には得点差で2位で終わった。

試合が終わってから、この後の試合は観ず、隣にいた代表サポの人と一緒に彼が泊まるホテルにて食事をした。聞くと富山在住で、Jの試合も結構テレビでは観ているらしい。ただ、特定のチームに肩入れするというところまではまだ行っていないとのこと。カターレがまだJに昇格していないため、代表に肩入れするところにしかサポとしての生き甲斐が見出せないらしい。だからこそ、たとえ地方在住であっても、代表の試合にはいざ鎌倉とばかりに駆けつけるのだとか(ちなみに、金沢で開催するガンバの試合は毎年行っているらしい)。

だからこういう人たちの期待に応えられるような試合をするべきなんじゃないの、岡ちゃん?


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