大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

第六届 橄欖球世界杯掲幕戰 阿根廷 17-12 法國

2007-09-09 13:34:04 | Weblog
ガンバの試合のない今週末は何を書こうかと迷ったが、先ほどJスポーツの再放送で見たラグビーW杯の開幕戦を選択。Jスポーツプラスに加入していなかったので、この再放送を待たざるを得なかった。アルゼンチンがここ数年割と相性の良かったフランスが相手とはいえ、地元開催に向けて準備してきたフランスを破っての代金星を挙げた試合の結果は知っていたが、改めて映像で見てみると面白い試合であった。

開始早々からキックでフランスのディフェンスの背後を突く戦術。フランスのFBエマンスが無難にドロップアウトを選択していればどうということはない場面でも、カウンターをインゴールから狙おうとしてピチョットに足元をすくわれたところから、この試合はどことなく違う雰囲気を漂わせた。その後エマンスがインゴールでもフェアキャッチを選択してしまうくらいだから(ドロップアウトの方が良かったのだけども)、どうもフランスには地元開催の硬さが見られる。スクレラのキックもあまり良くない。逆にアルゼンチンはPGで着実に得点を重ね、おまけにフランスの横パスをインターセプトしてトライに結び付けて前半だけで17点をもぎ取った。

後半に入るとフランスが怒涛の攻めを見せるものの、アルゼンチンのディフェンスの出だしが早く、またきれいにタックルを低く決めてくる為に、フランスは押し込みながらトライが取れない。途中でシャバルのようなぶちかまし系の選手を投入してポイントを作ろうとするものの、そのシャバルに対しても低いタックルが決まるし、抜かれてもアルゼンチンの選手らは自らの手を相手の足に掛けてバランスを崩させてしまう。本来こういうプレーをジャパンはやりたかったんだろうけども、豪州戦でそれがどのくらいできただろうか?豪州戦の結果を体格差があるのだから仕方がないで片付けているくらいなら(本来それを前提でやっているわけだから)、最初からW杯なんか出場を辞退してしまった方がいい。もしかすると、次回以降アジア枠がオセアニア(サモアやトンガなど)・北中米あたりと統合されてプレーオフなんてことにもなりかねない(実力を考えるとそれが妥当かもしれないが)。IRBはFIFAと違ってアジア市場をあまり重視していないようだし。

話を開幕戦に戻すと、勝敗を決めたのは、緊迫した試合展開によくありがちな、プレースキッカーの出来。フランスはスクレラがイージーな位置で外したのが大きく響いた。ミシャラクのキックは少し難しかったかもしれないけども、どちらかと言えばスクレラが決めて15-17ぐらいのスコアであれば、最後押し込んでドロップゴールで逆転というお膳立て(スクレラに代わって入ったミシャラクの方がロングキックが安定している為に十分可能)できたかもしれない。逆に言えばそれだけ12-17となった時点での5点差というのが効いていたのだろうけども。

ともあれ、フランスのいるグループはアイルランド・アルゼンチンと合わせて、3つ巴の混戦模様となってくるだろう。その中でカギを握るのが、アイルランドとアルゼンチンとの対戦ということになってくるが、開幕戦の結果を見る限り一概にアルゼンチンの1位通過というのも断定しにくい。アイルランドは今年のシックスネーションズで見た限りではフランスに次いでいいチームだと思う。こうなったらJスポーツプラスに加入して生中継を見ることにしよう。


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