大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

決戦の水曜日を前に~埼玉遠征から戻ってきて

2015-05-05 14:09:04 | ガンバ大阪
全ての試合において勝てるとも限らないプロスポーツにおいては、勝つだけではなく、負けてもよくやったと応援する人たちを納得させることも同時に大事だと個人的には考えているんで、アウェイ浦和戦は正にそんな試合だった。こちらのコンディションがACLとリーグを平行してほぼコアメンバーでやっていた分疲弊が激しく、かつ最終ラインも控えが居ない状態において、ミシャ式においては最高の状態でかつズラタン等の新兵器を持っている浦和に対して80分過ぎて失点するまではそれまでよく持ちこたえていたのだから。実際試合後ゴル裏は選手たちを拍手で迎えて、6日は絶対に勝とうと激励した。

悔やまれるとしたら、中国アウェイ帰りの新潟戦でもやらなかった前プレ、即ちコンディションが厳しい中で敢えて前半から前プレで西川の位置まで追いかけた分、後半に疲弊するのが早くなったというところかもしれない。あれは体力を消耗しやすいんでフィッカちゃんだったらこの気候ではやめとけ、って言うかもしれない。何よりも浦和が最終ラインまで下げてボール回しをするのは相手を食いつかせて中盤にスペースを作る狙いがあるからなわけで。

それでも敢えて勝負に行ったというのは、スカウティングにおいてACLの北京国安当たりが試合序盤当たりに前プレを敢行していたのを見ていたからなのかもしれない。けれどもそこでの違いは、

1.浦和はACLとリーグとではメンバーが違う
2.春先のナイトマッチであるACLと違いGWの昼間のリーグ戦である
3.ガンバが前プレを支える為の運動量が足りなかった

ということかな。まあ、それでもこの試合を省エネではなく、真っ向勝負に出たということには、現場の側が最善を尽くしたということであるんで、その上での負けなら受け入れられるということです。

あと、この試合の露出度という点で言えば、本来豪州アウェイを翌週火曜日に控えていたにもかかわらず、土曜日に試合を選んだ浦和の目論見はある程度当たったと言えるかもしれない。普段サッカーを褒めることのない張本氏がサンモニおいて(映像自体は番組恒例のお約束とも言える、サッカーやらかしの場面で、守田のアレだったのだけども)試合のことを褒めていたのはひとえに、NHK総合で全国中継されたのを氏が見ていたからなのかもしれない。韓国語で野球を意味する야구 (ヤグ)でようつべ検索すると、同氏が番組収録の為に黒塗りのハイヤーで局に入ってくる場面を収録したドキュメンタリー番組があるんだけども、そういう悠々自適な生活送っている氏がCSなんかでMLBやNPBの試合をチェックしているイメージがあまり沸かないわけですよw

まあ、本来普段見に来ない人たちへ如何に露出を増やすかということは、通常のシーズン中に考えておかないといけないということなんですけどもね。ポストシーズン制というのはある種のドーピング効果であって、北米のプロスポーツ見れば分かるけども、プレーオフに入ると急に回りでファンが増えるのは確かなんだけども、裏返せばそこしか見ない人たちばかりで、結果的にファン層が固定化されてしまうんよね(アメスポのプレーオフって正にそういうビジネスモデルで一稼ぎするものなんだが)。無料で見られる放送を足がかりにして、スカパー加入やスタジアムへ常時観戦に来る人達を開拓しようとする狙いが本当にあるにしても、結局はフリーライダーばかりを集めてしまっているんじゃないかって。

今思えば、チャンピオンシップを導入しなければならない程の事情を抱えているんだけど、その導入過程においてはちょっと突っ込めばバレるような口実をJリーグは並べてしまっているわけよね。まあ、一回薬漬けになってしまうとなかなかポストシーズン依存症から抜けられなくなるかもしれないけども・・・

おっと随分脱線したw さあ切り替え切り替え(と両手を叩く)。明日の試合はしっかり勝って広州に行こう(別にそれの為に言うてまへんw)