大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

ゼロックス・スーパー杯 -今年もガンバを追いかける旅が始まります

2009-02-27 07:47:05 | ガンバ大阪
明日の国立を皮切りガンバを追いかけて国内外に遠征する旅が始まるのだが、個人的にはタイトルは取れればいいけどもそれはオマケであって、むしろ今居るメンツの中でどれだけ先週よりも上積みできるかを見たいと思う。序盤で一番結果が必要なのは、ACLの山東戦とアウェーのソウル戦で、少なくともホームで山東に勝てるような状態にまでは持って行って欲しいところではあるのだが・・・

とここへ来てカントクが3バックへの変更を示唆したらしいが、トップ下って誰がやるの?という感じかな。せめて二川が居れば4-4-2との間に生じるギャップの中でファンタジスタの輝きが多少なりとも放てるんだけども・・・それよりもむしろ4バックで両SBが攻め上がって来る鹿島相手にこれをやるとサイドの数的不利は勿論のこと、実質5バックになってしまうんじゃないか?

カントクからしてみれば、加地が出場を直訴しているようだけども、出場できるか判らない。SBのバックアップが不安で、幸いCBは量は豊富。ならば、それを生かして佐々木・安田の二人を高い位置で使おうというところなんだろうけども・・・中盤でイニシアチブが取れなければ苦しいかな。そもそも、ここ2年間鹿島相手の戦績が良かったのも、ひとえに相手と同じ布陣・似たようなスタイルでがっぷり四つに組み合っていたからだし、特に昨年2試合でスコアレスドローだったのもその辺りに原因があると私は思っていた。だからその意味で鹿島が苦手なのはガンバよりもむしろセレッソや清水のようなスタイルなのかもしれないんだけども。

それをこっちの方から崩すというのはなんだかなー、という感じがします。

結局、カントクって戦術ありきで、選手をパーツのように当てはめるわけではなく、選手を見てそこでベストの布陣を組むというのを得意にする人だということです。まあ、そういうカントクだから、今回の事態に陥れば3バックという選択をするのも判らんでもないのだが。まあ、これはひとえにカントクだけの問題ではなく、過剰ともいうべきCBの補強(と言う名の補弱)を敢行した我らが弱化部長サンの問題でもあるんだけども、カントクだってやはり居ないなら居ないで4バック維持の為にもう少しSBのバックアップに目処をつけて欲しかったというところです、ハイ。

まあ、ひょっとしたら3バックというのはオプションとして持っておきたいだけなのかもしれないわけで、フタを明ければスタメン4バックとかいうのもありうるんだけどもねw ただ、もし3バックを敢行するのならば、水戸ちゃんを虐殺した鹿島相手にどこまでやれるかという耐性テストみたいになってくるでしょうね。

で、ここでパクどんをなんでSBにしないかというと、京都でカトQが増嶋をSBに据えたように、上がらないSBというイメージはカントクにはなく、カントクの理想像ってあくまでもカフーとロベカルなんですな。つまり、ガンバの4バックというのはサイド攻撃を一枚のSBに依拠することで成り立っているというわけで、その意味でガンバのサッカーって国内もしくはアジアレベルにおいてタレント能力やボール回しの技術で上回っているに過ぎないという現実。まあ、でもカントクからすれば、欧州モダンを追いかけるには結局ウイング不足だったということなんでしょう。あ、そう言えば家長を忘れてた・・・

余談ですが、カントクを次期代表監督というのは少しJFAがやろうとしているサッカーと今のガンバのサッカーってズレているから、それはないんじゃないかと思ったりもするんですよ。JFAは欧州と同じことをやっていたら勝てないからということで、数的優位を作るイコール弱者の思想で、オシムとか岡ちゃんとかにやらせているわけですから。そのベクトルで行くとカントクというオプションはないと思うんだが、リーガ大好き、攻撃ふっとぼる大好きのヒロミが技術委員長になったから訳わからんわw