大阪鋼巴球迷的博客(だあばんがんばあちうみいだぼーくぉ)

熱烈なるガンバ大阪サポの筆者が、世界で最も多くサッカーファン人口を持つ中国にガンバの名前を広めんと日中二ヶ国語で発信する

川崎戦はガンバの現在位置を知る試合になる

2008-07-12 06:50:55 | ガンバ大阪
因縁の相手との対戦がまたまた今季もやってきた。思えば、3年前のリーグ優勝の歓喜、一昨年マギヌンのドロップキックによる加地の負傷で失速、昨年は等々力の屈辱、そして国立での歓喜という具合に、シーズンの節目で必ずぶつかる相手との対戦が今季もやって来た。まあ、そのマギヌンがいないわけなんだけども、今度新しい外国人がこの試合から出場、と思いきや結局出られるのは浦和戦あたりでしたか。ありがとうございます。是非とも浦和戦では頑張って下さい。

さて、川崎が相手となると、ある程度ガンバがポゼッションを握り、川崎がカウンターを仕掛けるというような流れになるのだろう。となると、この間の柏戦もそうなんだけども、ペナルティエリアの中での攻撃の変化がやや乏しかったのが、フィニッシュの精度にも影響していた。

ただ、バレーというのは確かにシュートは外し過ぎではあるんだけども、だからと言って彼のストライカーとしての才覚がゼロというわけではない。彼があれだけフィニッシュに絡んでいるのは裏返せば、シュートを打つべき位置に彼が居たからということであって、決められなかったのは結果でしかない。だからこそ、彼は少ないチャンスをモノにする一撃必殺ではなく、ヘタな鉄砲数撃ちゃ当たるみたいな使い方をしないといけない。だからこそガンバは愚直なまでに打って打って打ちまくるというスタイルを選択せざるを得ない(不思議なのは、一方でバレーに決定力がないと断じておきながら、他方でカウンターで行くべきと主張する識者が存在することなんだが)。つまり、ガンバってどこまでも不器用な存在でしかないんだから、ますます入れ込んでしまうわけなんですがねえ。

その意味じゃ、この試合は、ヤットが不在でもいかにしてゲームを作り、いかにしてアタッキングサードでチャンスを作り、如何にして決まる確率の高いフィニッシュの状態に持っていけるか(まあ、それでもバレーはお約束のごとく外すんだけども)、ということがカギになってくる。しかも相手が川崎だということであればなおさら今のガンバを計る試金石ということになるだろう。