「ミニたま」

子どもがつくる子どものまち 『ミニ・ミュンヘン』を多摩市でも!

こどものまちたま「こたま」おとなの勉強会

2020-10-30 23:51:33 | 日記


子どもたちがつくる仮想の町の中でのことが、リアルな町にどうつながっていくのか?どうつなげていけば面白いか?
こどものまちの本場ミニミュンヘンに詳しい早稲田大学の卯月先生をお迎えして、大人たちみんなで考えてみましょう!

開催日時:令和2年10月31日(土) 14時~16時半頃
講師:卯月盛夫氏(早稲田大学社会学部教授)
開催場所:多摩大学 多摩キャンパスT-Studio
参加費:1,000円(当日会場にて)

カラダを動かし対話でつくる、僕たち私たちのまち~こたま2017開催レポート

2018-01-21 14:51:32 | 日記

「こどものまち たま」(以降、こたま)とは、子どもがつくる小さな仮想の“まち”多摩市版。

大人のミニチュアや、大人になるための準備期間としての子どもでなく、「子どもであることそのもの」で、何かを精一杯楽しむ場をつくりたいねと、足かけ6年も準備をしてこのたび実現したこたま2017のレポートをお届けします。



■こたまとは?
実はこの“こどものまち”の取り組みは、ドイツのミュンヘン市で約40年前に始まった『ミニ・ミュンヘン*』がルーツ。それが日本各地に広まり、今ではたくさんの地域・団体でそれぞれ形を変えて行われるようになった模様。

子どもだけの小さなまちで、いったいどんなことをするのでしょう?こたまの主役は子どもたち。スタッフの大人はいますが、親は入場できません。参加したい子どもたち(*小中学生)は、会場に来るとまず、こたまのルールやコミュニケーションに関してオリエンテーションを受けます。学び終わると市民証が発行され、晴れて市民の一員となります。こたまには、工房や商店・役所などの仕事があり、仕事をするとこたまの通貨がもらえます。それを使って自由に、商店で買い物したりゲームコーナーで遊ぶことができる、というもの。活動のなかでは、他の子どもたちと協力したり、時には意見がぶつかる場面がでてきます。そんな時こたまでは、毎日開催される“市民ミーテイング”でまちをどう運営していくのか話し合いで解決します。


スタッフ代表の矢田さんは「子ども同士、大人の固定化した価値観から離れて、自分たちの価値観に自由になって発想し、行動してみる。そうした疑似社会体験を通して、”まち”に主体的に参画していく楽しさを感じてもらいたいと思っています」と語ります。


■大人顔負けの“市民ミーティング”
正味1.5日間という短い会期のなかでも、計3回の市民ミーティングが行われ、有志の市民が集まって話し合いが行われました。アジェンダは大人スタッフから設けるのではなく、子どもたちから「なにか気になっていること」「話し合いたいこと」をあげてもらいました。

まちを考えるワークショップを通じてでてきた「こたまにも警察・交番が必要」という意見から、新しく“おしごと”が追加されたり、「銀行に預けている預金に利息をつけてほしい」という意見に対しては、少人数の市民ミーティングだけではなかなか意見がまとまらず、全員参加で話し合った結果「否決」されるなど、対話で解決する機会が生まれていたのが印象的。一方で、そんな経緯で新設された交番では「仕事がないから暇」といって、泥棒役をちらしで募集したり、大人スタッフを泥棒に仕立てて即席の手錠をかけて牢屋に入れたり…なんという一幕も!一般的には、監視が強化されると安全性が高まるはずなのに、こたまでは逆の現象が(苦笑)。

 


■まっさらな状態から ~商店とゲーム屋の場合”
商店とゲーム屋はまさにカオスでした。なぜならこの2つは、開場当初は、ブースにまったくなにもない状態からスタートするのです。売る商品もなく何をしたらいいの?と戸惑う子どもたち。取りあえず手持ち無沙汰に、お店の看板や装飾をつくってみたりしますが、これでは一向に商売になりません。大人スタッフに助けを求めにきた子どもに、仕入れの仕組みについて説明すると、早速「銀行」にいって借金をしてきて、これを元手に「工房」から商品を買い付けにいきます。そうして仕入れた商品をいくらで売ればいいのか。値付けにも試行錯誤。だんだん慣れてくると「この商品は売れないと思うから、こういうものを作って!」と自分の感性を信じて注文を付けるようにもなってきました。ゲーム屋はゲーム屋で、子どもたちは通貨を稼いでも遊ぶための時間を惜しんで「おしごと」に熱中していて、店番はかなり暇を持て余してしまいます。しかしこたまの終了時刻が30分を切ると、持ち帰れない通貨を余らせておいても仕方ないと気づいた子どもたちが、一気にゲーム屋に押し寄せ、突如大忙しになるという現象が!

混沌のなかからも、大人の決めたルールや口出しのない場で、自分で考えてやってみること、他の子と話し合って決めること、一緒に協力してつくっていくことを体験できたようです。


■子どもたちが残していったもの”
もちろんすべてがうまくいったかというと、そんな訳ではありません。

当初、有志参加としていた市民ミーティングは、参加を呼び掛けても参加率は全体の5~10%程で、「えー、話し合いなんておもしろくない」とはなから毛嫌いしている子も見受けられました。市民としての参画・シティズンシップ精神についてどう考えていってもらうかは、今会期中に十分に機会をもてたかというとまだまだ反省が残ります。

木工と裁縫の工房では、時間を忘れてものづくりに熱中する子どもたちの姿が見受けられたものの、作ることに夢中になり「商店に仕入れてもらう製品をつくっている」という意識からはずいぶんと遠かったのも事実です。銀行の窓口業務では、紙幣の数を確認するということはなく、来た人の言うとおりにお金を渡している場面がありました。そんなちょっとした場面において、大人スタッフがどこまで介入すべきか、子どもたちなりに自分で考えたり感じたりしてもらうには、どうしたらよいかは、試行錯誤の連続でした。



しかしそれでも、事前には予想だにし得なかった、大人の想像の枠を大きく飛び越える「子どものもつ創造力」を感じる数々の場面に触れたのもまた事実です。そしてそんな彼ら彼女らが「来年も来るからね!」とニコニコと去っていく後ろ姿に、自分たち大人ができることは、たとえどんな形になっても、来年もまた必ず開催することだと思わされたのでした。そしてもうひとつ、彼らが「こたま」の会場から出て生きる「リアルの街」においても、こんな風にイキイキとした表情で過ごせる日々をここ多摩市で保障されることを同じ街の大人として願うばかりです。


【文責】山下ゆかり(チームミニたま)



【編集後記】

多摩市でのはじめての開催となった「こたま2017」の会場となったのは、市営体育館にある会議室。地域の小中学校や児童館を中心に、お店などの協力も得て3000枚以上のちらしを配布したものの、なんら後ろ盾のない市民有志スタッフで準備してきたため、「本当に子どもたちは来てくれるのだろうか?」という不安を抱えたまま迎えた当日。しかしそんな杞憂をよそに、開場前から並んでくれる女子組や、10人近くクラスメイトと連れ立って来てくれた学区外の小学生たちなど、結果的に2日間でのべ100名近くの来場となった。

初めての試みにも関わらずお子様に「行ってきたら?」と声がけいただいた保護者のみなさまに、改めてこの場をもってお礼申し上げます。(運営スタッフ一同)


【注釈】

日本でここまでの広がりを見せたのは、ミニミュンヘン研究会の広報活動の貢献に依るところが大きい。http://www.mi-mue.com/


 



『まち』は誰がつくっているのだろう?~ミニたまワークショップ シリーズ第二回「お祭り」~

2016-09-30 05:51:54 | 日記

 例年通り、今秋も各地でお祭りが行われました。何日も前から準備に多くの人が関わり、当日には大勢の見物客が押し寄せ活気づく─。街にとっての「お祭り」は一大イベント。
わが街聖蹟桜ヶ丘では、この秋、新旧ふたつのお祭りが開催されました。昔から続く「熊野神社 例大祭」と去年からはじまった「せいせきみらいフェスティバル」。ミニたまでは、子どもが『まち』と出会うワークショップ・シリーズ第二回として、「お祭りを調べてみよう!」をテーマに取り上げました。


 今回も対象は小学生の高学年。新旧それぞれのお祭りに参加して感じたことと、運営に関わっている大人へのインタビューで聞いたことをあわせて、新聞にまとめるというもの。第一回では偶然男子ばかりでしたが、今回は女子も参加してくれましたよ。

■ワークショップ開催レポート
◇ステップ1~お祭りを体感しよう
毎年、楽しみに見たり参加したりしている「お祭り」。でもよく考えてみると、いったい誰がどんなふうに関わってできあがっているんだろう?昔からのお祭りと、新しいお祭りは、何が同じで、何が違うんだろう?

そんな「?」を頭におきながら実際に観にいって、ここはおもしろいとか、ここはどうして?と思ったことをメモしてもらってきました。

例大祭の宮入り、みらいフェスの打ち上げ花火と、形は違えど圧倒されるそれぞれのクライマックスに、子どもたちも大興奮の様子でした。

◇ステップ2~インタビューをしてみよう
実際に見てきて感じたことや疑問に思ったことをもとに、運営に関わっている大人へのインタビューをしよう。

 子どもたちは学校で壁新聞や学級新聞をつくった経験はあるようですが、人にインタビューするのは初めてとのことで、ちょっとドキドキな面持ち。まずは前準備として、「取材のしかた」のミニ講座から。メモをとるのに夢中になりすぎないで、顔をあげて相手の目をみて聞こう!や、これだけはこの人に聞きたいという質問は多くても3つまで用意しておこう!などを、取材経験豊富な大人から教わりました。
 次に、実際に聞きたいことを書き出してみようとワークシートを渡したものの、なかなかすぐに浮かんでこない子も。じゃあ、先週いったお祭りを思い出してみようよ、どんな「?」や「!」があったかな、と大人が促していくと…でましたでました。子どもならではのユニークな着眼点の質問が出揃いました。

いよいよ取材タイム。お迎えしたお一人目は、「熊野神社 例大祭」に長年関わってこられた小林攻洋さん。

「祭りの意味を知りたい」という子どもからの質問に答える小林さん。「元来、秋に行われるお祭りは、収穫を祈願・感謝をするという稲作儀礼の一つとして古来から受け継がれてきたものだけど、今では祭事というより町内の安全祈願という意味あいが濃くなっているんだ」

普段は神社の集会所に飾られている昔のお祭りの写真も持ってきてくださいました。こちらはこども神輿の様子。同級生のお友だちのおじいちゃんが写っているかもね!

続いて、「せいせきみらいフェスティバル」からは、実行委員長の福井さんと、事務局長の妹尾さんがお話しに来てくださいました。

子どもたちの関心はもっぱら打ち上げ花火。花火師さんにお願いしているのであって、僕ら花火の専門家じゃないんだけどな…と苦笑いしつつも、花火がなぜ丸いのかやどうして空高くあがってから花火は広がるのかなどの質問にさくさく答えていかれるお二人。さすがの花火愛です。

「あれだけの花火を打ち上げるのに、たくさんのお金がかかったと思うけど、お金はどうしたんですか?」という質問が出たのは、例大祭では神社の奉納金や自治会からの寄付で成り立っているというお話しがあったからでした。みらいフェスではほとんどを市の助成金で賄っているけど、今回はクラウドファンディングという仕組みにも挑戦したというお話しも聞け、新旧のお祭りの比較もできました。

◇ステップ3~新聞にまとめよう
さあいよいよ新聞づくり!完成したら発表会もするよ。

でもお話を聞いたのは10日以上前のこと。前回のワークシートを見ておさらいをしながら、新聞に書きたいトピックスを3つ決めていきます。何を書くかは決まっても、いざ文章にしようとすると筆が進まず、苦労していました。実際の一般紙やこども新聞などを見て、配置や枠の切り方を参考にしてレイアウトしていきます。作業すること90分、写真や楽しいイラストもはいった新聞の完成です!


さいごに、完成した新聞を親御さんや大人の前で発表。「同じ話を聞いたのにここまで違う切り口の新聞になるとは思わなかった!」「ユニークな視点が素晴らしかった」など講評をもらって、充実の笑顔をみせてくれたこどもたち。おつかれさまでした!


「お祭り」というモチーフをとおして、街の営みは誰がどんなふうにつくっているのだろう?に迫った今シリーズ。それぞれの子どもたちの独自の感性や関心から、お祭りの「動機(意味)」「経済(お金)」「食」というさまざまな視点でひもとかれていったのには、本当に驚かされました。
 次回は、昔から住んでいる人、新しく住みはじめた人など「街の人々」を訪ね・出会う企画です。お楽しみに!


【文責】山下ゆかり(チームミニたま)


子どもが『まち』と出会うこと~ミニたまワークショップ シリーズ第一回「地図」~

2016-08-31 05:28:04 | 日記

 住んでいるこの街のことを、いったいどれだけ知っているだろう?
いつもの駅からの帰り道、行きつけのお店、お気に入りの散歩道。
わたしというメガネを通して、既に街の形を変えてしまっているかもしれない。
誰か他の人のメガネをかけて覗いてみるこの街は、もしかしたら、まったく違う景色かもしれない─。

この夏、「子どもが『まち』と出会うワークショップ」を多摩市で行いました。
対象は小学生の高学年。全三回シリーズで、街歩きをしたり、自分たちで街の地図をつくってみたりしました。

 

 

わたしたち「チームミニたま」は、子どもがまちと出会って、自然にまちに参画していくようになったらいいなと夢見ながら、楽しく取り組めることをやっていきたいねと、子育て中のメンバーが話し合ってスタートしたグループです。
「ミニたま」の由来は、ドイツのミュンヘン市で30年前に始まった『ミニ・ミュンヘン』がルーツ。2年に一度、夏休みに出現する仮想都市では、子どもたちは働き、遊び、また選挙などを通して社会を学んでいきます。大人たちの固い頭による制約なしに、子どもたちは自立的にお互いに関わり合い、時には衝突もしながら「まち」を作り上げていく、そんな取り組みです。各国に広がり、現在では日本でも少しずつ形を変えながらも、さまざまな地域で行われています。

 

■ワークショップ開催レポート
◇第一回~『まち』を描いてみよう
よく知っているはずの自分のまち。普段見ている、自分にとっての『まち』ってどんなまち?頭の中にある「この場所が好き!」「この場所は好きじゃない。」「この場所って不思議!?」を思い出しながら、地図に描き起こしてみよう。

自分の家・学校・駅は必ず入れようね、という約束であとは自由に描いてもらったのですが…。まあ本当にひとつとして同じではない自由な発想で、それぞれが描いてました。
「好きな場所だから」と、家の中の間取りまでかいてくれた子、家を周辺を鳥の目で俯瞰して詳細にかいて時間切れになった子、「不思議とこの小道には必ず落ちてるんだよ~」とうんちの絵まで書きこんでくれた子。君たちサイコーだよ笑。

◇第二回~街を歩こう
前回書いた地図のエリアを、今日は実際に歩いてみるよ。「この場所どんな場所?」や「ここが好き」などを地図に書き込んだり、話したりしながら、歩いてみよう。
歩きながら発見したことをみんなに共有して「いいね!」をもらえたら、ポイントカードにシールがもらえるよ。みんないくつポイントゲットできるかな?

外へ出て最初が、大栗川沿いを歩くコースだったのですが、いきなり靴脱いで魚をとりはじめる男子(笑)。ここで予定時間を大幅に超過し、また途中、風で川に帽子が飛ばされて取りにおりるなどのハプニングもあり、後半のコース変更を余儀なくされました。
しかし、やっぱり実際に歩いてみると「そういえばここでカワセミ見たことあるよ!」「前おかあさんとここで猫拾った」などなど思い出すもの。完全なる子ども目線で、街が鮮やかに浮かび上がってきました。

◇第三回~みんなで大きな地図を完成させよう
第一回二回目でやったことや、普段行く場所を思い出して、みんなで大きな地図を完成させよう。

 

前回のまち歩きで印象に残ったポイントを出し合って大きな地図にまとめます。「クラスに転校生がきたとして、この街のことを教えてあげるつもりでね」との呼びかけに、いろいろ伝えたいことがでてきます。

それぞれに担当箇所をおおまかに決め、いざ書き込むぞ、となると、ここでもそれぞれの個性が反映されて、イラストまで描いて詳細にコメントを書き込まれる場所があると思えば、たった一言で片づけられてしまう場所もあり・・・(笑)
集中して取り組む時間帯が一致しないのでお互いに気を取られてなかなか大変でしたが、なんとなく本人たちの納得のいく(?)地図ができたようです。


頭のなかにある街→実際に歩いてみる街→みんなで足し合わせていく街の地図。「街」そのものはなにひとつ変わっていないのに、こんなに違ってみえるのかという発見を、子どもたちと一緒に体験しました。
 さて次回は、時間軸をつかって街をひもといていきます。「お祭り」を題材に、昔からのお祭りと新しい今のお祭りを見たり調べたりして、街の営みを知るシリーズです。このシリーズでは、人々にインタビューして新聞にまとめるということにもチャレンジします。どうなることやら、乞うご期待!

【文責】山下ゆかり(チームミニたま)


いま、なぜ「ミニたま」なのか?

2011-07-02 01:09:13 | 日記

 

多摩市版“子どものまち”、「ミニたま(仮)」を実現したいと、活動を開始した、

チーム「ミニたま」です。


では、いま、なぜ「ミニたま」を実現したいと考えているのか、そのことに

つい少し書いてみます。


-----

いま、なぜ「ミニたま」なのか?


近年、生活が便利になり、日常生活においては、ほとんど人と関係を

持たなくても生きていける世の中になりました。暮らし方も多様化し、

以前のような地域コミュニティはいつの間にか失われている地域が

増えているのが実感ではないでしょうか。

そうした環境下で、人との繋がりの難しさや煩わしさを理由に他人との

関係を断ったり、あるいは自分では特には意識せず知らず知らずに

周りの人との関係性が希薄になってしまっている状況がそこかしこに

広がっています。

 

コミュニティの形骸化や消滅に、違和感や危機感を覚える人々もだん

だんと増え、近年特に人と人との繋がりの重要性が見直されています。

3・11の大震災でも、改めて繋がりについて考えたり、その力や重要

性、実感としての暖かさや心強さを感じた人も多いことと思います。

コミュニティの形成や再生などについては様々な場面で取り組みが

なされていますが、働き方、暮らし方、生き方が多様化している今、

求められるのは、「同じであること」をキーにするのではなく、「違いを

認めながら」繋がることなのだと思います。

 

また、子どもを取り巻く環境に目を向けてみれば、子どもらしく夢を持って、

自分の興味や気持ちの輝きをもとにして何かに夢中になる機会も、足り

ないことを感じます。

多様な価値観に日常的に触れる場、異質なものに触れて何かを考える

きっかけも少なく、硬直化した大人たちの、世間のものさしによる良いもの

が、基準や指針とされる…。

そんな現実に囲まれて、自分なりの生き生きとした小さな夢をふくらませ

学び探究する楽しさを味わい、それを実現するために行動する、そうした

機会が今の子どもたちには圧倒的に少ないのではないでしょうか。

大人のミニチュアや、大人になるための準備期間としての子どもでなく、

「子どもであることそのもの」で、何かを精一杯楽しむ場こそ、今、必要

なのだと思います。

 

子ども同士、相手の立場や自分の気持ちを考えてコミュニケーション

しながら、大人の固定化した価値観から離れて自分たちの価値観に自由

になって発想し、行動してみる。

そうしたことの実践の場としての“子どものまち”「ミニたま」を、ぜひ実現

したいと考えています。