国際結婚 ~アメリカ編~

Hubby との出会い、Fiance Visa & GC 取得のプロセス、結婚生活など綴っています。

【子供の笑える発言集(Billy)】

2008年11月09日 | 恵まれない環境の子供達
いつも私の仕事の話は暗い話が多いので、今日は笑える話を 



私のグループに Billy (仮名) というとってもかわいい男の子がいます。実は私の
お気に入りの子供の中の1人です 逆にパートナーの Kyle は苦手なようですが…

彼とは普通の会話が成り立たないことが多いんです
スピーチセラピストのAshley も 『この子は本当によくわからないわ… 』 と苦笑い
する程。

そのこと自体は決しておもしろいことではないのですが、彼との噛み合わない会話は
毎日私と Kyle と笑わせてくれます。



今日はその中のいくつかをご紹介します。私の下手な日本語訳ではおもしろさが半減
する可能性があるので、英語がわかる方のために今日は英語もつけておきます。



【① トイレ編】

外で遊んでいる子供達を Kyle が見ている間、私は教室の中で次にすることの準備を
していました。

そこへ Billy が入って来てトイレに行きました。トイレは部屋の中にあります。
しばらくするといつものように Billy は独り言を言い始めました。そして一言。

『Wow, that's a BIG one!! (わぉ、これは大きいや!!)』



【② カエル編】

外に行くために子供達がみんなドアの所に並んでいる時、Billy が私を呼びました。

『Kimmy, Kimmy!!』

『What, Billy? (ビリー、何?)』

『I'm not a froggy! (僕、カエルじゃないよ!)』

『Ah... Then what are you? (えっと、じゃあ何なの?)』

『I'm Billy!! (僕、ビリーだよ!!)』

わ、わかってますけど… 誰も Billy のことをカエルって呼んでないよ…



【③ 水溜り編】

子供達が誰か他の子供 (や大人) につつかれたり嫌な触られ方をされた時などは

『Don't touch me! (触らないで!)』
『Stay in your own space! (直訳は:自分のスペースに留まっていて=触らないで!)』
『Keep your hands to yourself! (直訳は:手は自分自身にキープして=触らないで!)』
『I don't like when you touch me! (触られるの嫌なの!)』

と、怒鳴ったり押したりする代わりに言葉で嫌だということを伝えるように教えて
います。

ある日、 Billy は外で水溜りに人差し指を出したり入れたりしてつついて遊んで
いました。彼の独り言を聞いてみると…

『Own space! Don't poke me! (つんつんしないで!) Own space!』

と水溜りに話しかけているのです。いやいや、つついてるのは自分だよ…  



【④ 三輪車編】

Billy は三輪車が大好きです

ある日、外で Billy と Anne (仮名) が三輪車に乗っていました。私の前を通り
過ぎる時、Billy が Anne の乗っている三輪車を指差して何か言うのです。

『Kimmy, Anne doesn't give my ○○ back to me! (Kimmy、アンが僕の○○を
返してくれない!』


『What? (何?)』

『Anne doesn't give my letters back to me! (アンが僕の文字を返してくれない!)』

『Your letters??? (ビリーの文字???)』

『Yeah. (うん。)』

Billy が指差しているのは三輪車。三輪車に Billy の 「B」 の文字でも書いてある
のかと思って見てみましたが見つからず… 私も Anne もポカ~ンでした



【⑤ 理由編】

子供が何か悪いことをすると壁の所に座らせて、しばらくしたらそのことについて
話をします。

ある日、外で遊んでいた時に Billy が何か悪さをしたので私は彼を壁の側に座らせ
ました。しばらくして話をしに行きました。

『Billy, why did you have to sit by the wall? (どうして座らせられたの?)』

『Because Kimmy made me. (Kimmy がそうさせたから。)』

いやいや、確かにそうなんだけど私が求めてる答えはそうじゃなくて… と思いながら

『You had to sit by the wall because you did ○○. So, why did you have to sit by
the wall? (Billy が○○したからだよ。どうして座らされたの?)』


『Ah... because I miss my mom. (えっと… 僕がお母さんに会いたいから。)』


後でスピーチセラピストの Ashley に聞いたのですが、子供って What (何) と
Where (どこ) を一番最初に理解するそうです (1歳~2歳)。それから年齢が
上がるに連れて When (いつ) や Why (なぜ) が理解できるようになるようで、
その中でも Why の質問にきちんと答えられるようになるのはずい分後だそうです。


同じ 『Why did I tell you to sit by the wall? (どうして私は Billy にここに座るように
言ったの?』
という質問に対して 『A bumblebee. (ミツバチ)』 と答えられたことも… 
叱ってるのに思わず笑ってしまいました


でもその数ヵ月後、Billy は自分が何をしたから叱られているのか、ちゃんと答え
られるようになりました。嬉しいようなさみしいような…(苦笑)



【⑥ 誰!? 編 Part I】

外で遊んでいる子供達を Kyle が見ている間、私は教室の中で次にすることの準備を
していました。

そこへ Billy がのどが渇いたのでお水が飲みたいと言って入って来ました。

『Hey, Kimmy, someone pushed me. (ねぇ、Kimmy、誰かが僕を押したんだ。)』

『Did someone push you? (誰かが Billy を押したの?)』

『Yeah. (うん。)』

『Who pushed you? (誰が押したの?)』

『Nobody. (誰も押してないよ。)』

『・・・???』



【⑦ ハロウィーン!? 編】

夏のある日、一緒にランチを食べている時、Billy が言いました。

『I see monsters. (モンスターが見える。)』

『Where do you see monsters? (どこにモンスターが見えるの?)』

『Bat. (こうもり。)』

『Do you see bats? (こうもりが見えるの?)』

『Yeah. (うん。)』

『Where do you see bats? (どこにこうもりが見えるの?)』

『At night. (夜。)』

『Bats are seeing me. I'm scared! (こうもりが僕を見てるんだ。僕怖いよ!)』

『Bats are watching you at night? (こうもりが夜 Billy を見てるの?)』

『Yeah, and cats too. (うん、猫もだよ。)』

『Are you scared to go to bed at night? (夜寝るのが怖いの?)』

『I have a monster in my stomach. (僕のお腹の中にモンスターがいるんだ。)』



【⑧ 誰!? 編 Part II】

これはパートナーの Kyle から聞いた話です。

Kyle が Billy の腕に擦り傷を見つけたので、そのことについて聞きました。

『How did you get that? (その傷はどうやってついたの?)』

『A lady. (女の人。)』

『Did a lady scratch you? (女の人がひっかいたの?)』

『Yeah. (うん。)』

『Is the lady a big person? (その女の人は大人?)』

『Yeah. (うん。)』

『Is she a big person at home or a big person at school? (その女の人は家に
いる大人? それとも学校の人?)』


『At home. (家。)』

『What's the big person's name? (その大人の人の名前は何ていうの?)』

『A dog. (犬。)』

『・・・』

この話を Kyle から聞いた私は大爆笑
あ、ちなみにこの傷は虐待の可能性はありません (だから笑えるんですけどね)。



彼の発言は突然 ??? なことを言ったり会話が成り立たなかったりで、毎日のように
Kyle と一緒に笑わせてもらっています






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