"防災殉志”を防げ!(防災プラスNO.29)

2011年11月04日 | 日記

◎ "防災殉志”を防げ!(防災プラスNO.29)


防災の相克 ・・・ "防災殉志”を防げ 自らの身を守り災害対応を

【究極の課題 ・・・ "助ける側”の市民の犠牲をどう避けるか】

◆消防団員の犠牲が常備消防職員の約10倍!

総務省消防庁によれば、東日本大震災での常備消防(正規の消防職員)の
人的被害は27人(死者23人・行方不明者4人)。これに対して、消防団員は
253人(死者239人・行方不明者14人/岩手県、宮城県、福島県/2011年10月5日現在)

単純な比較はできないが、未曾有の大震災に遭遇しながらも、常備消防は組織だった
活動のなかで人的被害を最小限に抑えた・・・とあえて仮定するならば、ではなぜ、
消防団からその10倍近い犠牲者が出たのか、その背景になにがあったかは、
見過ごせない重大な問題をはらんでいる。

地域の人びとの命・生活を守るために活動する消防団員をはじめ、平時、市民の
立場で日常的に住民の防災意識の啓発に努め、地域を守る志をもって防災活動を
実践する自主防災組織や自治会役員、防災士や地域防災センター、また、高齢者や
要介護者の支援活動を行う民生委員、福祉関係者、防災・福祉ボランティアなど、
大震災で志のために犠牲となった人びとは何人いただろうか。

その一人ひとりにとって"人の命を救うために自らの命を失う”事態こそ、今回の
大震災での、より深刻な意味合いでの想定外ではなかっただろうか。

本紙は、"防災の相克”とも言うべきこうした痛恨の犠牲をあえて「防災殉志」を呼び、
その背景を追求して再びこれを繰り返さないための対策を検証し続けたい。<合掌>

 

私は、ブログを毎日更新して Goo&にほんブログ村に投稿してます。
にほんブログむら(戦うオヤジ・ランキング:現在、デッドヒート中?) 
ポチっと! 毎度おおきに!!
  

 ↓ にほんブログ村 オヤジ日記ブログ 戦うオヤジへにほんブログ村

 

                
    浪速のミニ商人(あきんど)     浪速のミニ商人(あきんど)        浪速のミニ商人(あきんど)
    ホームページ              そのまんま通販サイト           Eストア 通販サイト

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする