季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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カワラナデシコ

2012-09-17 10:17:17 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の草原で咲いていたものです。自然で生息する個体数が減少して絶滅が危惧されるようになったと記されていました。開花期の全草を瞿麦(くばく)、種子を乾燥したものを瞿麦子(くばくし)と言い、利尿作用や通経作用があるとWikipediaに書かれていました。万葉集で謳われた歌の中の瞿麦(なでしこ)は、古来の名称を使っていると思います。別名をヤマトナデシコとも言われ、美しく可憐で繊細であってなお心は強い日本人女性の例えにも使われます。最近は、女子サッカーの名称で一層有名になりました。つくば実験植物園では、この花は、夏の初めころから咲いています。
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クズ(葛)

2012-09-16 11:06:49 | 趣味・季節の花
夏には野原で緑の葉を茂らせていた葛も、秋を感ずる頃になると紅紫色の房状の花をつけます。今年は残暑が厳しく、花が咲くのも遅れたように感じますが、道端にある葛をよく見ると花が咲き始めていました。秋が近づいていることを植物はしっかり感じているようです。秋の七草のひとつで、つる性の生命力の強いマメ科の樹です。古来葛の根から採取する葛粉は、解熱効果もある漢方の葛根湯の原料にもなっています。また、葛餅などとしても愛好されてきました。花もテンプラなどにして食べる愛好者もいるようです。
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尾花(ススキ)

2012-09-15 09:37:43 | 趣味・季節の花
秋の七草の一つです。陽に映えるススキの穂がとても美しく、晩夏から初秋にかけて秋の風情を感じさせてくれます。
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秋の七草(1)

2012-09-15 09:04:55 | 趣味・季節の花
残暑が厳しいですが、野原には、着実に秋が感じられます。つくば植物園の中でも秋の七草を観察できます。万葉集で山上憶良が詠んだとされる歌に出ています。『萩の花 尾花 葛花 瞿麦の花 姫部志(をみなへし) また藤袴 朝貌の花(万葉集・巻八 1538)』です。今年も一つずつ紹介します。最初は萩の花(ヤマハギ)です。つくば実験植物園の日本庭園の中で、夏の終わりころから咲始めています。マメ科の花らしい形をした小さな藤色の花です。
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コシガヤホシクサ

2012-09-14 08:39:38 | 趣味・季節の花
1994年に野生絶滅(EW)となったこの植物を保存していた下妻氏の方と東京農大の研究者によって栽培救出されたこの植物を、国立科学博物館つくば実験植物園や砂沼愛魚会など地元の土地管理者などの皆さんで、自然の環境に戻すプロジェクトが環境省と共同で行われ、成功したものです。10年以上の地道な研究によって適する生育環境と種の量を確保して安定した状態に復帰できたと説明されていました。極めて珍しい生育の仕方をする植物です。
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セイヨウニンジンボク

2012-09-13 08:26:26 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の熱帯資源温室入り口付近で咲いていました。青紫色の穂状の花序がとても美しいです。南ヨーロッパ・西アジアが原産のシソ科の落葉低木です。花後にできる果実にコショウに似た香りがあり、香辛料として使われたようです。中国原産のニンジンボクと近縁で葉が朝鮮人参の葉に似ているところから西洋ニンジンボクと呼ばれるようです。ちなみにチョウセンニンジンは、ウコギ科の多年草で、樹木ではありません。
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ヒメサギゴケ

2012-09-12 10:17:30 | 趣味・季節の花
ごく小さな白い美しい花を咲かせています。わが国では、琉球列島(ほかに台湾などで生育)の渓流沿いなど湿度の保たれたかんきゅにのみ生育する極めて貴重な植物です。近年の森林伐採やダム建設などで生育環境が減少して絶滅が危惧され、絶滅危惧IB類(EN)に指定して保護されています。写真は8月25日に撮影しました。
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アマミアワゴケ

2012-09-11 17:09:53 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の中で夏の時期にしかいることができない沖縄などの珍しい植物が展示されていました。奄美大島の固有種であることが1998年にわかったもので、自生地は渓流沿いの2か所に限定される極めて貴重な植物です。つくば実験植物園で研究が行われた結果、サツマイナモリ属の種であることが判明し、学名が「Ophiorrhiza yamashitae」、アカネ科と変更されたと記されていました。絶滅危惧IA類(CR)に指定して大切に保護されています。白い花は、3-5㎜程度でとても小さいです。
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ミヤコジマソウ

2012-09-10 19:13:19 | 趣味・季節の花
日本では宮古島の海岸にしか分布しない貴重な植物です。東南アジアに広く分布していることになっているが、宮古島参の種は遺伝的に異なっている可能性があり、分類学的研究が行われています。キツネノマゴ科で、絶滅危惧IA類(CR)に指定して保護されています。
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オキナワバツバボタン

2012-09-10 19:05:06 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園で絶滅が危惧されている貴重な植物が多く展示されていますが、その中から一部紹介します。初めは「オキナワマツバボタン」です。この植物は、スベリヒユ科で、絶滅危惧IA類(CR)に指定され、奄美群島と沖縄群島にのみ分布しますが、興味深いのは、2つの群島に生育するこの植物には、群島間で携帯的な違いがあると記されていました。将来分類の再検討が行われる可能性があるそうです。珍しい植物でした。
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青南天葉藤紫筒咲

2012-09-08 11:09:23 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の変化朝顔展で見かけた南天葉の朝顔です。葉の幅が狭くて長く南天の葉のようにも見えます。
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花オクラ

2012-09-08 09:20:45 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園で、食用のオクラの隣で植栽されて花が咲いていました。オクラの花は、すでに掲載しておりますが、花の直径は6-7㎝程度です。写真の花オクラは、花の直径は10㎝を超えており、とても華やかです。ただ、花を観賞するために品種改良されているので、果実の方は小さくて食用には向かないように思います。
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青水晶斑入弱渦葉淡桃爪覆輪丸咲牡丹

2012-09-06 10:52:04 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の変化朝顔展で見かけました。葉が萎んだようになっており、花は覆輪の丸咲牡丹咲です。害虫にやられたのでは?と心配する方もおられるかもしれませんが、これで元気な姿なのですよ。変わった朝顔ですね。
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青笹葉藤紫切咲

2012-09-05 16:16:49 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園で見かけた一重咲き切咲の親木です。青紫色の切れ込みの深い朝顔ですね。
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青笹葉藤紫切咲牡丹

2012-09-05 16:10:18 | 趣味・季節の花
つくば実験植物園の変化朝顔展で見かけた八重の牡丹咲の親木です。このような花が朝顔ですと言われてもにわかに信じがたいほどの形をしていますね。笹葉ですから確かに葉が長いです。写真は8月25日に撮影しました。
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