我が国の山地の谷沿いや草原などに生育する、オミナエシ科カノコソウ属の多年草です。学名は「Valeriana fauriei」で、春から夏にかけて淡紅色の花を咲かせます。和名の由来は、花を見たとき鹿の子供に現れる斑点(鹿子模様)に似ているからという説があります。別名を「ハルオミナエシ(春女郎花)」と言われるほど秋の七草の女郎花にも似ています。この草は古来「吉根草」と言われて、精神的に鎮める鎮静効果があることから知られています。ストレスの多い現代では改めてこの草の価値を見直されているかもしれません。写真は6月下旬に草原に咲いているものを撮影しました。写真でお解かりのように中央の淡紅色をした花です。
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