季節の花

季節の花などを掲載しています。写真はクリックして拡大して見てください。
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イボタノキ

2009-05-29 20:10:15 | 趣味・季節の花
ウツギとともに5月中旬のころつくば植物園のあちこちで白い花咲かせています。枝先に独特の穂状の花序を形成し、一つの花を見ると小さな筒状の花が集まっていることがわかります。秋になると、ネズミモチに似た黒紫色をした小さな(6-7mm)実をつけます。説明板によれば、日本各地の山野に自生し、「Ligustrum obtusifolium」、モクセイ科、イボタノキ属の落葉低木です。以前掲載した際にも記述しましたが、この樹に寄生する「イボタロウムシ」が分泌する蝋状の分泌物が「蝋燭」の原料として使われています。写真は5月23日に撮影しました。
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ウツギ(空木)

2009-05-29 19:43:34 | 趣味・季節の花
前掲のマルバウツギとの比較のために掲載しました。つくば植物園では5月中旬ころあちこちで咲いています。明るい緑の葉と白い花が際立って美しいので目立ちます。河原や林縁の斜面などで生育しており、満開の時期には甘いとてもよい香りがし、別名を「ウノハナ」と呼び、蜂などが集まって蜜を吸っているのを見かけます。「♪~卯の花の匂う垣根に・・~♪」に歌われる植物がこのウツギであるといわれており、古来垣根などでも使われて来たんですね。説明板によれば、北海道から九州までの広い地域に分布し、「Deutzia crenata」、ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木です。写真でお分かりだと思いますが、葉は前掲のマルバウツギより長細いので違いがわかります。5月13日に掲載したヒメウツギとも比較してご覧ください。写真は5月23日に撮影しました。
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マルバウツギ(丸葉空木)

2009-05-29 19:27:07 | 趣味・季節の花
つくば植物園では各種の空木が咲いていますが、その中でもひときわ白い色が美しいのがウツギとこのマルバウツギですね。関東地方辺りから南の暖かい地方の山の斜面などで自生し、ユキノシタ科のウツギの代表的な花です。写真のように葉が楕円形でウツギより丸みを帯びているのでこの和名のようです。説明板によれば、「Deutzia scabra」、ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木です。この「マルバウツギ」は、秋になると葉が赤く染まり紅葉も美しいことで知られています。写真は5月15日に撮影しました。
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ピラカンサ(タチバナモドキ)

2009-05-29 09:26:18 | 趣味・季節の花
つくば植物園の住の植物展示区画の垣根のところで見事に咲いていました。緑の葉に白い盛り上がったような多くの花、むせかえるような甘い香り、5月の一時期楽しめる風景です。晩秋から冬にかけて赤い実をつけて、2月頃山に食べ物がなくなったころ、小鳥が里や民家の庭先に来て食べてくれます。説明板によれば、中国原産で、「Pyracantha angustifolia」、垣根などに活用されているバラ科の常緑低木です。満開のころにはミツバチなどが群れていますから、甘い蜜を出すのでしょうね。写真は5月15日に撮影しました。
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