AS365N2/N3 シリーズ消防ヘリコプター

夜間飛行から帰投した消防ヘリコプター。立川で撮影しました。AS365/Nシリーズは「ドーファン」シリーズとも言われています。東京消防ヘリコプターは、このほかにAS332Lシリーズのピューマを保有しています。
「ドーファン」シリーズは、情報収集、救急救助、負傷者搬送などで使用されています。座席数は2名の操縦士の場合、後席キャビンに11名の座席を確保できます。また、担架装置はEMS使用の場合4名が可能とされています。
夜間飛行などの場合は、操縦士は2名で運用することが多いですね。東京消防庁は伊豆諸島などで発生した救急救助活動も日常的に行っていますので、夜間飛行することが多くなっています。また、新潟県中越地震災害でも運用された、ハイパーレスキュー隊（東京消防庁消防救助機動部隊）はその高度な能力をもって、全国的に運用されています。（時には海外への任務も行います。）これを何時でも何処へでも迅速に機動運用するのがヘリコプターを装備する東京消防航空隊です。従って、ヘリコプターの夜間装備なども第一級の性能が必要とされ、最近逐次充実して来ているようです。