2005年2月に霞ケ浦に飛来した際の写真です。ツェッペリン式飛行船とは20世紀初頭ツェッペリン伯爵(独)が開発した硬式飛行船を一般的に言います。悲劇的最後で有名な「ヒンデンブルグ号」もツッペリン型飛行船のシリーズです。中でも特別に「ツェッペリン伯爵号」と呼ばれている2機がありました。そのうちの1機が1929年(昭和4年)北半球周遊飛行を行った際、日本を訪れています。その際当時の霞ケ浦飛行場に寄航しました。当時の伯爵号は全長が235m、航続距離が1万kmという巨大な飛行船でした。その後約70年を経て、先進技術を駆使して開発され、1997年9月に試作機の初飛行に成功したのが写真のツェッペリンNT型飛行船です。現在日本に1機就航しており、各地を飛行しています。2005年2月、かつて「ツェッペリン伯爵号」が寄航した霞ケ浦飛行場に76年振りに飛来しました。機体は全長が75mでジャンボ機より長いのにはびっくりです。機体に写真を貼ってPRしたり、ゴンドラに人を乗せて遊覧したりするほか、世界遺産などの上空からのTV撮影、監視活動などにも活用できます。音が静かでゆったりと優雅に飛行する姿はまさに「貴婦人」ですね。飛行情報は(株)日本飛行船のHPで知ることが出来ます。
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