音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

メインアンプの修理 YAMAHA B-2x

2013年07月03日 09時01分45秒 | カメラ・オーディオ機器

メインアンプは以前中古で購入したものです。

YAMAHA B-2xというタイプで、製造は1987年くらいかな?

純A級アンプなので重くて消費電力が470Wとヒーター並です。

冬は暖かくて便利なのですが、夏は部屋が暑くなってたいへん(笑)

このアンプはスピーカーの切り替えスイッチが付いてますが、このスイッチが接触不良のため音が出なくなります。

原因はおそらく出力側のリレーだろう、と推測して、リレーを交換することにしました。

適当に分解してみてリレーの型番を調べます。

けっこう奥の方にあるのでなかなか見えないのですが、MATSUSHITA JC2aD-DC24V  AR39128 7A250VA

と書いてありました。

写真の真ん中、奥に見える黒い箱がリレーです。

 

調べてみると既に生産中止になってました(泣)

しかし、さらに調べてみるとOMRONから互換製品が生産されていましたよ。

OMRON G4W-2212P-US-TV5  DC24

いやあ助かった~(^^)

 

さっそく通販でリレーを注文しました。

届いたリレーがこちら。

規格が10Aです。以前は7Aだからさらに良くなっているみたいですね(^^)

さっそく本体からリレーが付いている基盤を引っ張りだしてリレーを基盤から外します。

これがけっこう面倒でしたよ。

端子が6個あるのでなかなかハズレない(^^;

外したリレーがこちら。

単純な仕組みなのですが、今でも基本的にはこんな構造だと思います。

右のほうににょきって伸びてるのがスイッチ。その先端が接点です。

黒くなっているのがわかりますか?

わかりやすくしたのがこちら。

左のほうが接点に付いたカーボンを削り取ったもの。

右がカーボンが付いて接触不良を起こしている状態。

ずいぶん違うでしょ。

掃除すれば使えそうな気もしますが、リレー自体は送料込みでも1000円くらいの部品なので交換したほうが長く使えてお得です。

 

そして、動作確認。

問題なく使えるようになりました(^^)

 

調子が良くなってすごくウレシイのですが、これなら新しいアンプを買わなくてもよかったのでは? (^^;



おまけ
今回役に立ったのはハンダの吸い取り線でした。基盤に付いているリレーは端子が6箇所あったのでハンダが残っていると引き抜けなかったので。