音楽喫茶・ヤギヤ店長の日記

クラシックなどの音楽が聴ける金沢の喫茶店ヤギヤの店主が音楽、コンサートなど仕事と趣味を楽しみながら過ごす日々を綴ります。

ラ・フォル・ジュルネ金沢 5月4日

2010年05月04日 22時04分28秒 | アート・音楽
主計町から自転車で金沢駅に。
近いからすぐに到着しましたが、駐輪場がいっぱいです。
放置自転車もあるんだろうなあ。
とりあえずスペースがあったのでそこに停めて県立音楽堂に向かいました。
今日はラ・フォル・ジュルネ金沢のコンサートです。



到着すると音楽堂の前はすでに多くの人がくつろいでます。
昨年と比べると人が少ないような気が。

チェロ友達のHさんと待ち合わせているのでホールの2階に向かいます。
友禅作家の太田さんが作品を販売しているとお聞きしていたのでHさんと合流し、さっそく見てきました。



写真は友禅の技法で作られた名刺入れです。
図柄もパイプオルガンだったりと音楽祭をイメージして作られています。
お客様のなかにはフランソワーズ・モレシャンさんらしき人物もいらっしゃってました(未確認ですが)。
太田さんの作品を見ているとすぐ横に置かれたピアノを使って、おそらくアマチュアの方だと思いますが、子供たちのミニ演奏会が始まりました。
どこで何が起きるかわからない、こういうところがお祭りらしくて好きです。
しかし、子供なのに上手だなあ。。



で、お目当てのコンサートですが、今日はリストの作品が2曲です。
ハンガリー幻想曲 S.123
ピアノ協奏曲 第2番イ長調

指揮はジャン・ジャック・カントロフ、ピアノはプラメナ・マンゴーヴァ、管弦楽はシンフォニア・ヴァルソヴィア
席は4列の真ん中。ビアノの前だったので音がすごい(笑)
ピアニストもダイナミックな演奏をする方でしたので大迫力でした~
曲も派手だったしね。
45分ほどの短い時間でしたが満足しました。

明日は2公演聴きます。そして講演後は飲み会です。
明日は連休最終日。大いに盛り上がってこようと思ってます~

(連休明けは燃え尽きているかも(笑))

早苗月 6人の作品展

2010年05月04日 21時40分25秒 | アート・音楽
今日はクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネ金沢」のコンサートに行きました。
今回は自転車で行くので公演が始まる前に金沢の市内散策をすることに。
ルートは決まっていませんが、とりあえず橋場町方面に向かいました。





浅野川に面する家並みの格子戸が昔の雰囲気を漂わせている主計町を自転車で走っているとなにやら作品展の看板が置いてあります。
「早苗月 6人の作品展」と書いてあります。
今年もそろそろ田植えの時期だなあ、なんて思いながらのぞいてみました。
会場は「茶屋Bar」の1階と2階です。
さっそく2階にあがってみます。
そう言えば、主計町の家に入るのは初めてです。
昔ながらの家を手直ししてあるような部屋は少しひんやりとして、自転車で走った後は気持ちよく感じます。

出展している作家さんがお二人いらしたので、作品の説明などいろいろとお話を聞かせていただきました。
ちょっと紹介しますと、
ガラス作家の梶原雅之さんは富山のガラス工房で制作活動をされているそうです。
写真の手前の作品は宇宙をイメージしたらしいです。
写真ではわかりにくいですが、よーくみると太陽系や銀河系のイメージが伝わってきますよ。



その作品をもう少しアップで撮ったものがこちらです。
非常に綺麗なオブジェで、見る角度によっていろんな色合いに変化します。



兼古(かねこ)麻衣さんもガラス作家さんで、現在は卯辰山工芸工房で制作活動されているそうです。
写真左にある丸い玉は兼古さんの作品です。



関係ないですが、写真奥の木は桜です。花が咲いていると最高ですね~
で、兼古さんの作品はこういうのもあります。



プリズムのようなアクセサリーと小さな万華鏡。
僕はすでに老眼ですので万華鏡は見ることができませんでしたが(笑)、ガラスを合わせた作品はなかなか綺麗でした。

金沢は工芸都市として活動しているそうなので工芸作家さんが大勢いらっしゃいます。
いろんな作家さんの作品が気軽に見られるということではすごく恵まれた環境だと思います。
こんな時は金沢に住んでいてよかったと思います。

ラ・フォル・ジュルネの開演時間も迫ってきたので、もう少しお話していたかったのですが、金沢駅に向かいました。

ラ・フォル・ジュルネの話しは次回につづく。