ポリ塩化ビニル少女の空間

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冴えない彼女の育てかた 澤村・スペンサー・英梨々(さわむら・スペンサー・えりり)ジャージバージョン

2018-10-31 10:53:33 | エロゲー


澤村・スペンサー・英梨々とは、「冴えない彼女の育てかた」の登場人物。
概要
所属 豊ヶ崎学園2年G組
「egoistic-lily」
「Blessing software」
担当 イラスト全般
身長 158cm
誕生日 3月20日
CV 大西沙織

本作の目立つサブヒロインの1人。「冴えない彼女の育てかた~egoistic-lily~」ではメインヒロイン。原作では記念すべき第一巻の表紙をメインヒロインを差し置いて飾った。加藤涙・・・気にしてすらいない・・・だと・・・?

周りからの呼称は「澤村さん」「英梨々」「エリー」「えりりん」「英梨々ンゴ」。
ツンデレニーソ幼馴染み貧乳金髪碧眼ツインテールオタク擬装お嬢様。いや1人でどんだけ属性抱え込む気だよふざけんな!少しは加藤に分け与えてやれよ!

なおアニメ版のキャラデザでは八重歯が原作よりも目立つようになっている。至れり尽くせりだね。

「豊ヶ崎三大有名人」の1人に数えられる程の美麗さを持つ。また美術部のエースであり、入学直後の市の展覧会で入選していた。イギリス人で元外交官の父と日本人の母を持つ生粋のハーフで、家もかなりの金持ちだが、学校ではそれを鼻にかけず誰にでも優しく振る舞う為に人気が高い。

その正体は、新進気鋭の同人サークル「egoistic-lily」の代表にして若手同人イラストレーター「柏木エリ」。
一般的な萌えイラストから18禁のエグい凌辱ものまで、その時流行の人気作品(ちなみに最後まで見ることは稀)をのべつ幕無く描いている所謂同人ゴロではあるが、クリエイターとしてのプライドはある模様。ちなみに安芸倫也は18禁のイラストを成人するまで見ることはないらしい。さすが倫理君。
同人作家としての彼女の姿は学校での擬装とはかけ離れており、ツインテールを解きぼさぼさの頭で超近眼故に学校ではしているコンタクトを外し目つきが悪く、さらに中学時代の緑のジャージという、完全にオフな状態の彼女に会った加藤恵は一瞬現実を見ることができなかった。
実は両親ともにオタクであり、英梨々と倫也にオタク的英才教育を施したのもこの二人である。
それゆえに倫也とは 子供の頃からアニメやゲームを共有して遊ぶことが多かった。しかし小学校時代のときに仲の良い二人に嫉妬したクラスメートなどの執拗な冷やかしがきっかけで疎遠にせざるを得なくなった。学校では倫也に話しかけるなと言い渡していて、それが7年間続いた。本音ではずっと仲直りしたいと願っていて、倫也から「放課後視聴覚室に」という誘いにひそかに仲直りを期待していたくらい。

実は、詩羽や美智留から、サークルという枠を除けば「幼馴染みである」というくらいしか接点がないことを指摘されかなりショックを受けていたが……まあ、なんだ、英梨々ンゴ……。

「デートって行ったことあるか?」との倫也の問いに「あんたみたいなキモオタが」と言いつつ、誘いを期待するそぶりをみせたり、「わたしはそんな人がゴミのようなところへはいかない」と誘われる前提みたいな返事をしている。

霞ヶ丘詩羽については、恋敵ということで敵視している。彼女に対しつっかかり、煽り返されて「霞ヶ丘詩羽ぁぁぁあああ~~っ!!」となるのがお約束である。しかし作家としての実力は認めているようである。なお、アニメ版ではツインテールを靡かせて往復ビンタを繰り出す「ツインテデンプシーロール」を修得した。

加藤のことも最初は警戒していたのだが、一緒にいる内に仲良くなり、ともに「英梨々」「恵」と呼び合う、親友と呼べるほどの仲になった。

ちなみに、倫也を除けば波島兄妹と昔から接点があるのは英梨々だけである。

(以下7巻ネタバレ)
冬コミ直前、無理のしすぎにより倒れてしまい、ゲームを完全版として出すことが出来なかった。その後、初版完売御礼の意味を含めて新規絵を描くことになった英梨々だったが、唐突にスランプに陥ってしまう。そんな英梨々を立ち直らせたのは、倫也ではなく紅坂朱音だった。彼の側にいるとクリエイターとして生きていくことが出来ないと確信した英梨々は、詩羽とともに「Blessing software」を脱退することを決意。初顔合わせの為に大阪へ行こうとする際、見送りに来た倫也の眼鏡を貰い、改めて別れの決意を示した。ここまでは良かったんだけどなあ……。232Pからの流れは必見。
ともあれ四月になっても学校が変わるわけではない。倫也と同じクラスになった彼女のこれからに注目である。
(ネタバレここまで)
リトルラブ・ラプソディ

株式会社ソナーが送る乙女ゲーム。略称は「リトラプ」「LLR」。シリーズ三作で累計200万本を越える大人気作品。
シリーズごとに世界観が変わっており、初代は西洋ファンタジー、2は和風ファンタジー、3では学園ファンタジーと、まったく毛色の違う作品となっているが、毎回大ヒットを飛ばし、旧作ファンへのフォローも怠らないという、とんでもない代物となっている。
英梨々と倫也にとっては切っても切れない縁がある作品である。
ちなみに英梨々は初代のファンで、特にセルビスの事になるとキャラが変わる。