負けてらんにぇ ! みんなでなんとかすっぺ !!

南相馬市から新潟県三条市へ集団避難→同市内の雇用促進宅に→2015.2~同市内の戸建に転居 妻と二人暮らし。

「 虎視牛歩 」 ( こしぎゅうほ )

2014-08-26 23:17:16 | 原発震災避難者


身辺



二本の足で立って歩くことは

人間が行動するための基本。


意気のあふれる 最も理にかなった

正しい生活をするのはどうするか。


立って歩くという基本こそ

大事にしなくてはいけないはず ・・・


「 虎視牛歩 」 ( こしぎゅうほ ) ・・・

あたかも虎のように 鋭い目をかっと見開き

まるで牛のように ・・・ のっそのっそと歩く。

禅僧の歩き方を ・・・ このように形容します。


その上にまた

「 歩歩是道場 」 ( ほほこれどうじょう ) ともいいます。

一歩一歩あゆむことそれ自体に

求めようとする道があるのです。


人は 歩むことによって初めて

目指す目的に近づくことができます。

自分の目を 耳を 手を

その現場へ しっかり運んでこそ

はっきりした行動結果 ・・・ も約束されます。


たしかな足どりで

自分のペースを守りながら

一歩ずつあゆむ目や耳

手や足 鼻や口が ・・・ 大切なのではないでしょうか。


吐く息 吸う息

失敗や成功。

これが合わさってこそ

素晴らしい一日 一年 人生 ・・・ です。


この一年が ・・・ そうありたいと願っています。







日々これ好日なり

2014-08-26 21:44:06 | 原発震災避難者


身辺



明日ありと思う心のあだ桜

夜半 ( やわ ) に嵐の吹かぬものかは


親鸞聖人のつくった道歌です。


西洋のことわざにも

「 今日のことを明日にのばすな 」

というのがあります。


古今東西 人間の想いは

同じ ・・・ なのでしょうね。



「 日々これ好日なり 」


雲門和尚の一句です。


このことばは

よく掛け軸などにも書かれて

床の間に飾ってある家庭もあります。

ふつう これは

毎日が平穏無事

快適に過ぎていく ・・・ といった意味で使われていますが

私は違った見方をしています ・・・


いったい

お前たちは なにをウロウロと

毎日を無駄に過ごしているのだ。

つまらんことに 来る日も来る日も

こだわっていてなんになる。

時は お前たちを待ってはくれぬぞ。

今日一日 この一瞬がすべてなのだ。

今日一日 全身全霊をこめて頑張らずに

・・・ いつ頑張るというのだ。


・・・ そんなふうに

雲門和尚の一喝が聞こえてきます。


自分の未熟さを

この短いことばによって ・・・ 一喝された思いです。







付和雷同と甘え

2014-08-26 19:44:05 | 原発震災避難者


身辺



子供の教育

従業員の指導

上司や親への反発

政治家への批判

・・・すべてが

自分以外のよそさまの改善を要求するばかりで ・・・

かんじんの自分は

いまだに周囲の景色に心をひきずりこまれ ・・・

ちょっとした事件にも 取り越し苦労をし

キョロキョロとおびえています。

これが 心の中にまで巣くってしまったのではないだろうか。


そうしたことを考えるとき

自分はいま 付和雷同と甘えの体質を すっかりすてて

みずからが りっぱに立ち上がり

自力をかみしめ 味わい直す

絶好のベストチャンス ・・・ であると痛感します。


心を鍛え直す またとないチャンスであると痛感します。