ポインセチア

一際目をを引く真っ赤な色と緑の葉。
この季節になるとあちこちで見かけます。

苞が赤く色づき中央に小花が車状につき可愛い。
別名、クリスマスフラワー

赤と緑は補色（色環上で反対側にある色）
補色対比をさせると、１番目立つ色合いなんですが

２色の境界はギラギラとして不快に感じてしまいます。
でも他の色がプラスされると、とっても良い感じです。

日本へは明治時代に渡来。

原産地：中央アメリカ（特にメキシコ）

花言葉：祝福する、私の心は燃えている、聖なる願い、清純

南天

歩道脇に、小さくて　丸い赤っかな実が、
人目を引くいて魅力的な輝きをしていました。

その魅力に魅せられて、
少し上目からのアングルで撮ってみました。

南天は「難を転じる」縁起が良いとされ、
福寿草とセットで「災い転じて福をなす」縁起物。

鬼門または、裏鬼門に植えると良いという
俗信がある。

実を乾燥させて「せき」どめの効き目・・・のど飴
葉には「ナンジニン」と言う成分を含む・・・殺菌効果

原産地：日本、中国、東アジア
　　　　（日本では、西日本、四国、九州に自生）

花期：６月～７月に白い花を咲かす。

花言葉：私の愛は増すばかり、良き家庭

パンジー

秋の日差しを受けて黄色が眩しい。
よく見ると人の顔のようなイメージがあります。

花が人間の顔に似ていて、少し前に傾き、
思索にふけるように見える事から、

フランス語のパンセ「思想」にちなんでパンジーと
名づけられたそうです。

原産地：北ヨーロッパ、西アジア

日本へは、江戸時代末期にオランダから渡来。

花言葉：物思い、心の平和、信頼、充実、純愛

KAKI

柿の葉が落ちてしまい、今は柿色がとっても綺麗に！！
見ているだけでも和やかな気分になります。

柿は日本原産の果物

１６世紀頃、ポルトガル人によってヨーロッパに渡り
その後アメリカ大陸に広まった。

今では、「ＫＡＫＩ］は世界中の人に愛されて
「ＫＡＫＩ」の名で世界に通用するそうです。

柿の成分
ビタミンＣ、Ｋ、Ｂ1、Ｂ2、カリウム、タンニン、ミネラルを多く含む

「二日酔いに柿」
ミタミンＣとタンニンが、血液中のアルコール分を外へ排出してくれる。
（豊富なカリウムの利尿作用）

効能
高血圧、脳卒中、二日酔い、むくみ、腹水、発熱性疾患、風邪、夜尿症
　
柿の花言葉：自然美、恵み、優美

郁子（ムベ）

昨日、奈良で移動中、とっても綺麗に色付いたムベが・・・
子供のころ良く食べた記憶が蘇りました。

種の周りにトロトロした甘味部分があり美味しいけど、
種が多くて食べにくい果実です。

長崎ではグベと言っていました（方言の呼び名）
アケビに良く似ていますが、アケビのようには口を開きません。

名前の由来を調べてみると

狩りの途中の天智天皇が、健康な老夫婦に長寿の秘訣を尋ねられると、
その時、老夫婦はその土地に実る「無病長寿の霊果」と言われる果実を差し出した。

それを食べた天智天皇は「むべなるかな」（まさしくその通り）と言われた事から
「ムベ」と名づけられたとか・・・

（その昔、甘味材料として朝廷に献上された。）

ムベの薬効
　葉、茎、根は、強心剤、利尿薬、駆虫

原産地：日本（本州関西以西、四国、九州、沖縄）朝鮮南部、台湾、中国

花期：４月末～５月
果実：１０月頃には５～７ｃｍとなり赤紫色に熟す。

花言葉：愛嬌（１１月７日の誕生花）