ひろふみのブログ☆

囲碁棋士大橋拓文のオフィシャルブログです。

発陽論

2012-05-02 10:44:00 | 詰碁

昨日はとても面白いことがありました。

なんでも、ドイツから発陽論を研究してる方がいらっしゃるということで、

それを拝見致しました。

発陽論というのを簡単に説明いたしますと、ようするに詰碁集ですね。

資料を読むと、1713年版本とあります。来年は300周年か

著者は名人因碩です。もうすぐ映画になる天地明察の渋川春海と同時代の人です。

長く井上家(碁の家元)秘伝とされ、古今の詰碁集で最も難しいとされているのがこの発陽論です。

その発陽論の中でも一番難しいのがこの問題。

思えば、この問題を見て衝撃を受けたのが小学生のとき(たぶん9才か10才)

以来これを超える問題を目指して、今まで二千題近く問題を創りましたが、

未だこの境地には程遠く、こんなのどうやって創ったんだと   う~む偉大だ・・・・・・

そういえば入段直前に、発陽論ばっかり研究していた時期があったのを思い出しました。

緑星や院生の控室でこの問題をあれこれ調べていたなあ・・・

明日は手合いです。

相手は黄孟正九段です。

黄先生は私の院生時代の院生師範であり、

この発陽論も約10年ぶりに研究して、これは初心に帰りなさいと言われてるようで・・・

悔いのない碁を打ちたいと思います。

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