時事解説「ディストピア」

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投票する際の心得

2014-11-19 20:17:18 | 浅学なる道(コラム)
衆院の解散を決断し、総選挙に臨む安倍政権。

「自民、公明与党で過半数を維持できなければ、アベノミクスが否定されたことになり、
 私は退陣する」と明言た安倍。過半数を維持できれば肯定されたと思うのだろうか?

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景気回復どころか2期連続の後退―。

17日発表された7~9月期の国内総生産(GDP、季節調整済み)は、
予想を超えた景気悪化の深刻さを浮き彫りにするものとなりました。

4月からの消費税増税が消費を冷やし、暮らしと経済を悪化させているのは明らかです。

金融緩和や財政出動など「アベノミクス」で経済を再生し
消費税を連続増税するという戦略は完全に破綻しています。



~中略~

安倍首相がねらっているといわれる、消費税再増税を延期し、
たとえば1年半後に先送りするなどというのはもはや通用しません。

経済と暮らしを破壊する消費税増税は先送り実施ではなく、きっぱり中止すべきです。

景気がよくならないのは「アベノミクス」の効果が行き渡っていないからだ
などといって、加速するのもやめるべきです。

「アベノミクス」は大企業をもうけさせるだけで、
労働者の賃上げや雇用の改善に結びつかず、国民の所得も消費も拡大しません。


株高などで大企業を肥え太らせればやがて国民もうるおうという
「トリクルダウン(滴り落ちる)」ではなく、国民の所得を増やす経済政策に切り替えるべきです。


~(中略)~


「アベノミクス」で景気がよくなることを見越した増税路線は、完全に行き詰まっています。
「アベノミクス」を続ければ、大企業が大もうけをため込むだけで、
景気はよくならず、国民の暮らしは苦しくなる一方です。


消費税の増税をきっぱり中止するとともに、
国民の所得を増やす政策に転換して賃上げと安定した雇用を実現すること、
社会保障の切り捨てから充実への転換、財源は消費税に頼らず、
景気回復と大企業・大資産家の応分な負担で賄う「別の道」に進むべきです。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-18/2014111801_05_1.html
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マルクス経済学が凄いのか、あるいは浜田宏一や岩田喜久男、
高橋洋一らのリフレ派がイカサマ師なのか定かではないが、

少なくとも90年代末以降、
共産党の経済分析は外れたことがない。



私が共産党を支持するのは様々な理由があるが、
第一の理由として経済政策が確かであることが挙げられる。


外交や政治も大事だが、それ以上に大事なのは私たちの生活だ。

働き口があること、人道的な扱いを社内で受けること、
食料を安価で購入し、医療などの社会福祉が充実している。


これが最も実現しなければならない緊急の課題だ。

ところが、自民党が現在進行形でやっていることは、
その逆であり、他の野党も同党に追従する姿勢をとっている。


そのため、結果的に共産党を支持せざるを得ないのである。


というわけで、共産党の議席数が増えるかどうかが気になる今日このごろだが、
投票する際の心がけとして、口のうまい奴に投票してはいけないというのはあると思う。


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核兵器を減らした数はブッシュ両大統領よりも、はるかに少ない―。
今月初め、米紙ニューヨーク・タイムズにこう皮肉られたのはオバマ米大統領です


同紙が示したのは米国科学者連盟(FAS)の最近のリポート。
歴代大統領による核兵器の増減を分析しています。

最も増やしたのはアイゼンハワー大統領(1953~61年)。なんと約1万8千発!

一方、ブッシュ父大統領(89~93年)は9千発以上の減。
イラク侵略戦争の張本人、ブッシュ子大統領(2001~09年)ですら
5千発以上減らしたのに、「核なき世界」を掲げたオバマ政権の削減数は約500発。


今なお約7千発以上保有しているとされます


同政権の核兵器計画にも批判が集まっています。

老朽化した核弾頭や潜水艦などを近代化するもので、
今後30年間の経費は1兆ドル(約120兆円)とも。

ペリー元国防長官らによる報告書(7月)も「負担しきれない」というほど巨額です。


核兵器をめぐっては、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の
発射管制要員の違法薬物所持や試験不正が発覚するなど不祥事が相次いでいます。

14日にはヘーゲル国防長官が立て直し策を発表しました


問題の根源には核兵器部門の予算不足などがあるとし、
「最も優れた知性を引きつけた冷戦時代の威信を回復しなければならない」。

今後5年間で最低75億ドルの追加予算をつぎ込むといいます。

核兵器は残虐なだけでなく、お金を底なし沼のように吸い込みます。
その愚をいつまで続けるつもりか。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-17/2014111701_06_0.html
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オバマに平和賞を贈った連中は何を勘違いしてしまったのだろうか

……と言う資格は自分にはない。

私も黒人が大統領になったということで、
かなり明るい未来を夢描いたものだった。甘かった。甘すぎた。


オバマといえば演説の上手さが挙げられるが、
思えば、ヒトラーも演説の達人だった。


得てして演説のうまさに舌を巻きがちだが、
投票する際には、演説の仕方ではなく、過去にどういう功績を挙げたか、
どういう運動に参加していたのかを予め調べて選ぶようにしたい。


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