時事解説「ディストピア」

ロシア、イラン、中国等の海外ニュースサイトの記事を紹介します。国内政治、メディア批判の記事もあります。

自傷癖のある在日コリアン

2014-12-12 19:58:18 | マスコミ批判
別に在日コリアンがリスト・カットをしているという話ではない。言論の話である。


在日コリアンの出版社の1つに新幹社というのがある。

マイノリティの視点から情報を発信しているので、
私が好きな出版社の1つではある……が、この出版社、
よりによって、過去にあの浅川晃広の著書を出版していたのである。



浅川晃広というのは在日コリアン(3世)の社会学者(?)なのだが、
極右と一緒に在日コリアンを攻撃していることで有名な人物で、
その代表的な著作の一つに、

『嫌韓流の真実!ザ・在日特権』

というものがある。


つまり、近年、問題視されている
ヘイト・スピーチ団体に餌をばら撒いたのが浅川なのだ。



『嫌韓流の真実!ザ・在日特権』が売られたのが2006年6月
在日特権を許さない市民の会が結成されたのが2006年12月

見事に時期が一致している。


在特会は、ある意味、浅川の言い分を素直に信じて実行に移しただけなのである。
つまり、実行犯は在特会だが、シナリオは浅川が書いたといっても過言ではない。


在日コリアンを差別する団体が、
在日コリアンが唱えたイデオロギーに基づいて行動しているのはどこか奇妙でもある。


ちなみに浅川自身も極右御用達の雑誌『諸君』に投稿したり、
大活躍している極右だが、こういう人間を未だに雇っている名古屋大学は実に素晴らしい。

世界に誇れる立派な大学だ(皮肉である)


まぁ、名古屋大学は前々から竹島や捕鯨といった問題で
保守的な図書を出版していたところだから、さもありなんであるが、
新幹社は自分たちを攻撃する人間にわざわざ実績を作ってあげたことになる。

しかも、同社から発刊された浅川の著書は2004年のもので、
この時期から浅川は極右の人間とつるんでいたにも関わらず……だ。


ISISに爆弾を渡すような真似をなぜするのか。


この答えとして、やはり第一に考えられるのが
新幹社が韓国側の意向に反映された出版社だからではないかというのが挙げられる。

論創社もそうだが、基本的に在日コリアンの出版社は、韓国系が多い。

で、韓国系というと必ずついて回るのが反共であり、
北朝鮮をブっ潰す(総連や朝鮮学校を潰す)ためなら
日本の極右と協力してしまうというありえない行動を起こす。


岩波も朝日も新幹社もそうだが、北朝鮮や中国をブっ潰すためなら
簡単に極右とつるんで彼らの言説を流してしまう。


幸い、その後の新幹社は浅川の正体に気づいたのか、
その後、同氏の著書を出版していないが、もし今後、
そのような真似をしたのであれば、とんでもないマヌケとして語り継がれるだろう。

・追記

なお、浅川の言説への批判記事として次の文章を紹介しておく。

http://kscykscy.exblog.jp/23548416/


最新の画像もっと見る