時事解説「ディストピア」

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補足・沖縄知事選結果について

2014-11-19 19:16:44 | 軍拡
赤旗の総評から。

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仲井真氏が昨年末、3500億円近い「沖縄振興予算」を
安倍首相から示されて「いい正月を迎えられる」と発言し、
直後に新基地建設の埋め立て承認を行ったことは、
沖縄県民の誇りと尊厳を大きく傷つけました。


同年1月、県内の全市町村長・議会議長、県議会全会派代表、
主要な経済・社会団体代表が、普天間基地の閉鎖・撤去、県内移設断念、
垂直離着陸機オスプレイ配備撤回を求めた「建白書」を安倍首相に提出し、
新基地建設反対は「オール沖縄」の声であることが示されました。


ところが、沖縄選出の自民党国会議員をはじめ同党県連の一部は、
安倍政権の強圧に屈服し、「建白書」の立場から脱落しました。


それに続き、仲井真氏が、「振興策」と引き換えに埋め立てを承認したのです。


「沖縄の心を金で売る」に等しい
屈辱的な態度は県民の怒りをかきたてました。




「建白書」での大同団結、基地に依存しない沖縄の
自立的な経済発展を訴えた翁長氏の勝利は、「心を金で売り渡さない」という
県民の誇りと尊厳を内外に改めて示したことを意味します。



仲井真陣営や安倍政権による
「共産党主導の県政を許すな」などの
反共デマ宣伝は通用しませんでした。



「巨大な軍事基地を造るため、サンゴとジュゴンの美(ちゅ)ら海を
 埋め立てることは絶対に許せない」「子や孫の代にまで基地の被害を残せない」
という思いは、保守・革新の別なく、圧倒的多数の県民の願いであることの証明です。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-11-17/2014111701_05_1.html
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今回の知事選、保守対革新ではなく、沖縄対日本との戦いであったような気がする。

それに気付かず「県内移設の反対者は共産党の回し者」という
陳腐な言葉を流して敵意をあおった仲井真陣営と自民・次世代の党。


逆らう人間はアカという戦時のような古臭い考えが
何よりの敗因だったような気がしてならない。


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