しをり戸

ささやかな庭の山野草と
散歩・旅で出会った草木。 
季語・拙い俳句、
折々の写真などの記録です。

オジギソウ ( 含羞草 )

2010-09-05 |  9月 の花たち

                                      ↑ 2010/09/03 撮影

2010/08/14 撮影

[ マメ科ミモザ属の一年草、南アメリカ原産 ]
 ( 元来は多年草ですが、日本では一年草となります。)

江戸時代後期に渡来し、観賞用に栽培されています。
草丈は、20~30cm。
茎は褐色の細毛と鋭い刺があり、よく分枝します。
葉は、長い柄を持ち、
柄の先に2対の羽片を掌状に付けて、互生します。
それぞれの羽片に多数の広線形の小葉を対生して並べます。
夜間や刺激を受けたときには速やかに閉じる性質があり、敏感に開閉運動します。
花期は、7~9月
葉腋から長い柄のある花序を数本出し、
淡紅色の小花を1㎝ほどの球状に密集して付けます。
花弁は4裂し、長い雄しべは4本、雌しべは1本です。
萼はほとんど不明です。
果実は莢果(きょうか)で、表面に毛があります。
名は、葉に触れると葉柄がおじぎするように垂れ、
小葉が閉じるところから付いたそうです。
別名 : ネムリグサ(眠り草)

孫の小さい頃、
オジギソウの葉に触ってとても喜びましたので、
大きくなった今でも
見かけるとつい買ってしまいます。


2010/08/14 撮影…昨日咲いていた花
〃…触れられて葉が閉じ、葉柄の垂れたところ


2010/09/02 撮影

2010/09/03 撮影


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