↑ 2010/09/18 撮影
[ ヒガンバナ科タマスダレ属の常緑多年草、南米ペルー原産 : 毒 ]
明治初年に渡来し、観賞用に栽培されています。
人家の周辺などにしばしば野生化しています。
草丈は、15~30cm。
ラッキョウ型の鱗茎は円形で、よく分球して殖えます。
葉は群がって根生し、丸みを帯びて細長く、質は厚く深緑色です。
花期は、7月~10月。
葉の間から花茎を出し、その先に白い花を上向きに付けます。
花被片は6枚で長さ約2㎝の長楕円形、
基部は互いに合着して、短い筒部となります。
雄しべは6本、花柱は白色で柱頭は3個に分かれています。
苞葉は膜質で2裂し、紅色を帯びています。
花は陰地では半開し、陽地では平開して、夜に閉じ、
2・3日咲き続けます。
果実は、蒴果でつぶれた球形です。
名は、純白の花を玉に、棒状の葉が集まっている様子を簾に
見立てたことから付いたそうです。
以前は露地植えにしていましたが、
丈夫で増えすぎますので、
今は鉢植えにしています。
2010/09/15 撮影
2010/09/15 撮影…つぼみ
< 2018 年 >
2018/09/07 撮影
2018/09/10 撮影