↑ 2015/03/22 撮影
2015/03/22 撮影
2011/04/06 撮影
[ ユリ科エンレイソウ属の多年草 ]
日本には、
基本種が3種、自然交雑種など5種ほどが
分布しています。
すべて有花梗種です。
北海道~九州にかけて、
山地の林内のややあかるく少し湿った所に
自生します。
草丈は、20~40cm。
太く短い根茎から、
1株に1~3本、高さ20~50cmの茎を出します。
茎は丸くなめらかで無毛です。
茎の先端に、広卵形・菱形、
長さ・幅とも7~15cmの葉を3枚輪生します。
葉は柄を持たず、茎から直接生じます。
花期は、4~6月。
葉の中心から2~4cmの花柄を1本だし、
小さな花を1個付けます。
花弁に見える紫褐色~緑色のガク片を3枚、
雄しべを6個、先が3つに裂けた雌しべを1個持ち、
横向きに咲きます。
果実は、液果で球形、径1~1.2cm、緑~黒紫色です。
種子は多数で歪んだ長楕円形です。
近縁種に、
シロバナエンレイソウ(ミヤマエンレイソウ)•
オオバナノエンレイソウなどがあり、
交雑種に、
ヒダカエンレイソウ・シラオイエンレイソウ・
コジマエンレイソウなどが知られています。
中国では、乾燥した根茎を延齢草根(えんれいそうこん)といい、
民間薬として、健胃・腹痛・食あたり・高血圧・神経衰弱などに
用いられています。
日本でも古くから胃腸薬として利用されてきたようです。
サポニンなどの有毒成分を含み、
多量に服用すれば嘔吐・下痢などが生じます。
名は、漢名の延齢草根から付いたそうです。
侘びた趣があり、
古くから茶花などとして
親しまれています。
2015/03/22 撮影
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2015/03/23 撮影
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2015/03/25 撮影
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< 2011 年 >
2011/03/ 撮影…芽生え
2011/03/28 撮影…ほころんでいるつぼみ
2011/03/31 撮影
2011/04/02 撮影
2011/04/04 撮影
2011/04/04 撮影
2011/04/06 撮影
2011/04/06 撮影
2011/04/08 撮影
2011/04/09 撮影
2011/04/10 撮影
2011/04/11 撮影
2011/04/15 撮影
2011/04/16 撮影
2011/04/17 撮影
2011/04/18 撮影
2011/04/30 撮影
2011/05/16 撮影
< 2012 年 >
2012/05/14 撮影
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