写真展 水俣を見た7人の写真家たち2009

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2009写真展開催準備会

「水俣病患者救済特措法」

2009-08-30 | そのほか諸々
 2009.4.15 
「水俣病患者救済特措法」国会上程にともなう患者団体申し入れに同行


国会議員との会談、そして陳情 患者団体(11団体声明のうち7団体が参加)と支援者が会談に臨みました。私は、水俣病・東海の会として参加、一本木・原武・国崎さんと出かけました。民主党議員は熊本県や新潟県選出の関係議員と水俣病対策プロジェクトチームの関係議員が約15名程参加し、与党案に対しての考えを話され、患者団体はぜひともこの法案を阻止廃案して欲しいと訴えました。引き続き超党派議員の人たち、民主党に加え、共産党、社民党、無所属議員会談しました。自民党議員にも声はかけたけれど、結局、一人も来なかったとの事です。内容は前記と同じです。夕方からは環境省に陳情にいきました。斎藤環境大臣、原環境保健部長、椎葉特殊疾病対策室長、弥元保健部企画課長と会い、原因企業 「チッソ」の分社化と、認定制度の終了につながる「地域指定解除」を盛り込んだ与党の特別措置法案に反対する声明文を渡しました。

彼らの目には何も見えていない  患者側が今一度、地元に来て被害の実態調査をして欲しいとの要望に対して、冷たく、“いまさら因果関係を究明することは出来ない”と言ったお役人の顔は鬼でした。この与党法案は、チッソの救済の為にあるような法案です。そして、被害者?国の被害を増やしたくない思いが大きく、患者さんたちが前に並んで訴えていたにもかかわらず彼らの目には何も見えていなかったと思います。被害者はチッソ?国?だったの?と叫びたくなるような陳情現場でした。何も見えない、何も聞かない、言うことは言わせて頂く、そんな国の姿勢を見てきました。こんなとこに来たくなかった、でも泣き寝入りはできないよ!闘うしかないか! (金子)※写真は、環境省前で座り込みを行う不知火患者会

         

          ・・・・・ ネット・インフォメーション 2009.5.20 Vol.37 より ・・・・・     

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