瀧澤美奈子の言の葉・パレット

政を為すに徳を以てす。たとえば北辰の其所に居りて、衆星の之に共(むか)うがごときなり。

地球環境変化と人類社会

2010年04月02日 | お知らせ
 3月は矢のように時間が過ぎて、気がつけば新学期になっていました。
 もっと前にお知らせするべきだったのに直前になってしまって申し訳ないのですが、イベントの紹介です。

 明日、東京大学安田講堂にて、一般公開シンポジウムが開かれます。
 主催は国立大学共同利用・共同研究拠点協議会です。

「科学者からのメッセージ―未来を目指して」
 2010年4月3日(土)
 15:00~17:30 場所:東京大学安田講堂

プログラム

 15:00-15:05 開会挨拶 西田睦(東京大学大気海洋研究所所長)
 15:05-15:15 祝辞 文部科学省
 15:15-15:25 挨拶 濱田純一(東京大学総長)
 15:25-16:05 「地球温暖化予測の最前線」木本昌秀(東京大学大気海洋研究所教授)
 16:05-16:45 「気候変動と人間の健康」平山謙二(長崎大学熱帯医学研究所教授)
 16:45-17:25 「人類社会の持続型生存基盤パラダイム」杉原薫(京都大学東南アジア研究所教授)
 17:25-17:30 閉会の挨拶 松沢哲郎

くわしくは http://www.kyoten.org/top_form.html(要事前予約)

 環境問題に対して注目が集まる中、環境分野のそれぞれの第一線で研究を行っている科学者からメッセージを届けるというシンポジウムです。

 とくに地球温暖化問題に関しては、最近、IPCCのデータがねつ造されたものであったのではないかという疑惑が米国で問題視されていることがニュースになっていますね。

 木本先生がその話題に直接タッチされるかどうかは分かりませんが、研究に関してホットな話を聞くことができると思います。論争が絶えない分野ではありますが、研究に対して真摯に向き合い、科学者として誠実に社会に対して役割を果たそうとする態度は、直接話を聞くことで、肌感覚で伝わってきます。

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