minaの官能世界

今までのことは、なかったことにして。これから考えていきます。

mina 第10章

2005年03月21日 | 官能小説「mina」
ピンポーン。
来客を告げるチャイムが鳴った。玲子が迎えに来たのだ。
わたしは玄関のドアを開け、玲子を部屋の中に招き入れた。
玲子は、わたしと色違いのワンピースを着ていた。ただし、カーディガンもなく、貞操帯も装着していなかったから、両乳房も薄めの陰毛も全部、透けて見えていた。ブラックのサスペンダーパンストは、扇情的なだけだった。玲子は、真っ赤な顔をして、後ろ手でドアを閉めた。
「こんな格好では、とても会社に行けないわ。」
玲子は肩で息をしながら、わたしに訴えた。
「せめて貞操帯だけでもしていたら、アンダーヘアを隠すことができるけれど、これだと丸見えよ。下着を着けていないことは、だれにでも判ってしまうし・・・。ひどいわ。ここまで、上がってくるのだって、誰かがエレベーターに乗ってこないかと心配で堪らなかったのよ。」
「・・・そうね・・・」
わたしは溜め息をつきながら、頷いた。とりあえず、玲子のために、上に羽織るものを考えてあげないと・・・。礼奈がくれたカーディガンと同じようなものがあったような気がする。わたしは、クローゼットの中を探した。すると、ピンク色のレースのカーディガンを見つけることができた。
「これでも上に羽織れば・・・。下は・・・、そうね・・・」
下半身はどうしようもなかった。わたしだって、前から見れば、貞操帯の前当てがあるから、ショーツを穿いているように見えるけれども、後ろから見れば、細い紐がお尻の割れ目に走っているだけで、双球はもろ見えなのだ。パンストのサスペンダーがお尻の上をクロスしているけれども、白い臀部を強調するだけで、よけいに卑猥に見えた。
「アンダーヘアは、これで隠して頂戴。」
わたしは書類入れを玲子に渡した。
「これで、前を隠すの。みんなが普段持ち歩いている書類入れだから、あなたが持っていても不自然じゃないわ。」
「ありがとう。本当に助かったわ。」
「それとね、社屋に入ったら、わたしが先頭を歩くようにするわ。あなたは真ん中、社長が最後の順番にするの。そうすれば、お尻をみんなに見られないで済むわ。」
「うん、判った。そうする。」
玲子は、ようやく安心したようだった。
地下駐車場に降りると、リムジンが待っていて、わたしも玲子も社長と一緒に後部座席に乗るように命じられた。わたしは社長の正面に向かい合って座ることになった。玲子は社長の隣だ。ふたりとも、躾けられたとおり、スカートの裾を捲り上げて、シートに直に座った。勿論、両脚は大きく開いた状態だ。石本社長は、何の躊躇いもなく、隣に座った玲子のスカートの中に手を差し入れた。
「お、おはようございます。」
その様子を目前で見せ付けられ、わたしは動揺したものの、それでも社長に挨拶をした。社長は落ち着き払って、「おはよう。」と返事をした。
「秋島君、わたしのベルトを外して、ズボンとパンツを脱がしてくれ。」
朝一番の命令が、とんでもない内容だった。それくらい自分でしたら、と思ったが、社長の右手は玲子の股間に入り込んでいたし、玲子の肩に回した左手は、そのまま胸に降りて、玲子の美しい乳房を揉み上げていて、社長の両手は塞がっている。わたしは社長の前に膝まづいて、ベルトを外し、ズボンとパンツを一緒に引き下げた。プルンとまろび出た社長のペニスは、隆々と勃起していた。すかさず玲子は、それを左手で握り締め、軽く上下にしごいた。
「ここに乗りたまえ。」
社長は、玲子に膝の上に乗ることを指示した。玲子は、ちらっとわたしの方を見たが、すぐに社長の膝の上に身体を移した。玲子は、わたしの正面に向かい合うかたちで、M字型に大きく両脚を広げ、社長の上に跨った。玲子の片手は社長のペニスに添えられ、そのまま上半身を沈めていった。ずぶずぶと社長のペニスが玲子の蜜壷に咥えられていく。
「あああ・・・、いいわっ。」
玲子がよがり声をあげた。わたしは他人がセックスをしているところを見るのは、初めてだった。ビデオですら経験がなかったのに、いきなり、こんな至近距離のライブを見せ付けられるとは・・・。
「玲子も課長と平等に愛してくださいっ。」
玲子は石本社長に叫ぶように言った。
「ああ、判っている。」
社長は玲子の身体を上下に操りながら、上機嫌で答えた。わたしは石本社長に愛してなんか貰いたくない。玲子、あなたも本当はそうなんでしょう? ただ単に、彼の財産が目当てなのよね? それだけのために、彼の子供を産むと言うの? わたしには信じられない。
わたしの気持ちが玲子に判ったのか、玲子は燃えるような目をしてわたしの顔を見た。・・・そうよ、わたしは社長の財産が目当てなの。そのためだったら、子供だって産むわ。だって、今の生活を手放すことなんて、もうできないんだもの。あなただって、社長に身体を開いたじゃないの。わたしたちは、同じ穴のムジナなのよ。・・・玲子の目は、わたしにそう訴えていた。
激しい抽送のすえ、大量の精液が玲子の身体の中に注ぎ込まれた。玲子の腹は波打ち、秘裂が小刻みに震えている。上気した顔の玲子が、勝ち誇ったような表情でわたしを見た。わたしは、なんだかいたたまれなくなって、目を逸らしてしまった。
社長室に入っても、わたしは貞操帯を外して貰えなかった。どうやら、今週は、玲子がセックス当番ということらしい。ということは、わたしはずっと貞操帯を装着したままということだ。突然のバイブ責めさえなければ、社長とセックスしなくてもよいのは、わたしにとっては好都合だ。もっとも、玲子にとっては、社長が今週は玲子だけを抱くことにしたという事実がうれしいらしい。そのことで、玲子はわたしに勝ったと感じているらしいのだ。わたしは社長のことで玲子と競争しようなんて思ったことはないのに・・・。
玲子のおかげで、わたしは早く帰宅でき、休息も十分にとることができた。
心配していた遠隔操作によるバイブ責めもなく、熟睡できた。恐らく玲子が社長に積極的に迫っているからに違いなかった。
貞操帯はなかなか馴染めなかったが、週末になれば、礼奈とエリがやって来て、ケアしてくれると思うと、なんとか辛抱できた。
結局、玲子は、土日を挟んで2週間も連続で、社長を引き受けてくれた。彼女がどう思っているかは判らないが、わたしは心底、玲子に感謝していた。

その後の週末の夜。
来週から、石本社長はわたしの部屋に泊まることになった。夕方、玲子に貞操帯を嵌めながら、わたしは溜め息をついた。
「もう、こんなこと止めましょうよ。社長は子供が欲しいだけなのよ。わたしたちをこんなふうに拘束するなんて、馬鹿らしいわ。」
「そうね。本当に馬鹿らしい。でも、わたしは課長が拘束されていると安心するの。社長の財産は魅力的よ。課長だって、そうなんでしょう。勝つのはわたしよ。課長に負けるつもりはないわ。」
わたしは答える代わりに、首をすくめた。
「そう言えば、課長、今月の生理休暇は? 先月、言ってたじゃない? 生理痛がひどいので、1日は休まないと駄目なんだって。まさか、ひょっとして・・・。」
「ふふふ。さあね。どう思う?」
「そんなの厭よ。社長の手がついたのは、わたしの方が先なんだから・・・。そんなの、認めない。やっぱり、課長は以前から社長と寝ていたのね。ねえ、わたし、簡易検査薬を持ってるの。調べてみない?」
「い・や・よ。」
わたしは、きっぱりと拒絶した。

石本社長は、わたしの部屋のソファで、ホームシアターを観ながら寛いでいた。
社長は、わたしにワインをすすめ、自分の隣に座るように言った。
わたしは、わざとそのまま普通に座ったが、社長はそのことには何も言わず、ワインの入ったグラスを渡してくれた。大型液晶テレビが映し出しているのは、ブラッドビッド演じるアキレスが最後の戦いをしている場面だった。まさかこの作品を社長とこんなシチュエーションで観ることになるとは、想いも寄らなかった。
「美奈に訊いておきたいことがあるんだ。」
「・・・。なんでしょう。」
「ぽっくり教のことだよ。」
今更、何を言い出すのだろうか。わたしは不思議だった。
「わたしは知っているのだ。ぽっくり教、またの名を秋島信教。古くは、紀元前まで遡ることができる古い宗派だ。教祖は代々女性が務めてきた。君はその直系の一族だね。」
「・・・。」
「あの晩、君は酔っていたので、つまり本当のことを言ってしまったのだ。違うかね。」
「・・・。」
わたしは答えることができなかった。
「いや、本当の能力は、君が説明したような「ぽっくり死」などではないはずだ。君の一族が、代々皇族や時の支配者に仕え、闇の世界に君臨し続けたことからも、それは伺える。」
「まさか、そんなことがあるはずないわ。誰かに変なことを吹き込まれたのね。いまどき、そんな話を信じるほうがおかしいわ。」
「では、どうして君のボーイフレンドの森山君は死んだのだね。」
「・・・」
あの晩のことが、まざまざとわたしの脳裏に蘇えってきた。
わたしを抱いた後、彼はわたしに言ったのだ。いや、正確に言うと彼は口に出して言ったのではなく、わたしの心の中に直接、訴えてきた。わたしには、彼の心の中が見えただけなのだ。わたしには、セックスして繋がっている時に、相手が心の中で考えていることを読み取る能力があるのだ。
彼はわたしのことを凄く愛してくれていた。それは確かだ。なのに、彼はわたしと別れなければならないと考えていた。
どうして、とわたしは彼の心に直接、尋ねた。
すると、彼は言った。
もう、時間がないんだ。僕は、小さい頃、プールで事故に遭ってね。頭の打ち所が悪かった。その時の後遺症で、頭の中に腫瘍ができて、手術をしても取れないところにできているから、もう幾らも生きられないんだ。水泳のコーチが新米だったんだよ。だから、無理な飛び込みの練習をさせられてさ。後で訊いたら、そのコーチは資格も何もない、ただの大学生のアルバイトだったらしい。大きなスイミングスクールだったから、安心していたのに。
次第に、記憶もなくなって、植物人間みたいになって、最後には死ぬらしい。怖いよ。何より、君のことを忘れてしまうのが、耐えられない。このまま、君を抱きしめたまま死ねたら・・・。
でも、それだけよ。わたしの能力は・・・。石本社長の言うような、闇の世界を牛耳るようなそんな特殊能力なんてわたしにはないわ。
ぽっくり教のことは、母から訊いたの。確かに母の実家は、そんなことをしていると訊かされたことがある。わたしも小さい時、母に連れられて、一度だけ母の実家に行ったことがある。凄く古くて大きな屋敷だった。たくさんの信者がいたわ。母も若い頃は、巫女さんのように真似をしていたらしいけれど、今の父と結婚することになって、きっぱりとその道から足を洗ったと言っていたわ。それだけのことなのに、社長は何をどうやって調べたのかしら。社長は、一体、何を得ようとしているのかしら。
「恐らく彼は、寝物語で驚くべき秘密を、君から聞かされたのだ。」
ぶっ。わたしは噴出しそうになった。想像力もそこまでいくと凄いわ。なんだかわくわくしてきた。一体、わたしにどんな能力があるというのよ。
「あの晩、あのラブホテルの入退出記録を調べたのだよ。すると、驚くべき事実がわかった。」
えっ、なになに? わたしは気楽に聞いていた。だって、そんな驚くようなことは、何もなかったと思っていたからだ。
「君の両親と妹が、君たちが入室した直後、裏口からあのラブホテルに侵入している。」
「な、何ですって!」
石本社長は、にたりと笑った。
「君は、秋島信教の正統な継承者だ。それも、極めて強大な力を持つ、百年にひとりしか誕生しない大教祖たる資質の持ち主なのだ。」
わたしは呆然と社長の話を聞いていた。
「君の両親や妹があのホテルで何をしたのかは判っていない。しかし、これだけは言える。どうして、君がボーイフレンドとあのラブホテルに行くことが判ったのかな? なんらかの不思議な力が作用したとしか考えられない。」
「馬鹿なこと、言わないで。わたしが、携帯で連絡したのかもしれないでしょう。」
「ほほう。では、君は、実際にそうしたのかね。」
わたしは沈黙した。
「今日は、どうあっても、その秘密を喋って貰うぞ。」
社長は、わたしのバスロープを剥ぎ取り全裸にすると、床の上に押し倒した。
「最初は、普通に犯すだけだ。だが、喋らなければアナルを犯す。お前は、まだアナルは未開通だったなぁ。準備を十分にしないままでアナルセックスをすると、すごく痛いそうだ。まるで火箸を突っ込まれたような激痛が走るそうだが、お前にそれが耐えられるかな。」
「や、やめてよ。」
わたしは足をばたばたして、石本社長から逃れようとした。しかし、所詮、女のか弱い力では、大の男の力に敵わない。簡単に組み伏せられ、深々とペニスを女の最奥に挿入されてしまった。
「あああっ。」
わたしは貫かれた衝撃に、呻き声をあげた。
「どうかね。こうして、いい気持ちだけを楽しんだほうが利口ではないかね。何も、苦しい思いをすることもあるまい。」
「・・・。」
わたしは耐えていた。既に、身体は社長のセックスに反応し始めている。これが、慣れというものなのか。じくじくと濃厚な愛液が身体の芯から湧き出てきている。快感に声をあげそうになるのを、必死で堪えるのが精一杯だった。ゆっくりと抽送が開始された。わたしの柔肉の感触を楽しむように、長いストロークで肉棒が出し入れされる。
「言うなら、今のうちだぞ。わたしも、お前のアナルを楽しみたいからな。その気になってしまってからでは、止めることはできない。」
社長は、わたしを脅すように、わたしのアナルに指を捻じ込もうとした。
「い、いやぁ。」
わたしは尻を振って、社長の指先から逃れようとしたが、前を深々と貫かれているので、どうにもならなかった。それどころか、前からいくらでも愛液が伝い落ちてくるので、それが潤滑液となって、簡単にわたしのアナルは開いてしまい、社長の指を受け入れてしまった。
「ほほう。礼奈とエリの調教は、随分と進んでいたようだなぁ。人差し指くらいなら、簡単に入ってしまうじゃないか。こんなに柔らかく仕上がっているのなら、アナルセックスも大丈夫だ。すぐにでも、試してみるか。」
「許してください。何でも言うことを訊きますから、お尻だけは・・・。」
わたしは必死だった。
「そうか。それならば、秋島信教の秘密を喋るのだ。」
本当にわたしはそんなことは知らないのだ。知らないものは喋れない。
「本当に知らないのです。そんなにわたしのことが欲しかったら、結婚すればいいじゃないですか。そうすれば、わたしをどうにでもできるでしょう。あなたの欲しがっている子供だって、そのうちできますわ。」
「ははは。勿論、そのつもりだ。恵子とは、今朝、離婚届を出して、正式に離婚した。お前が妊娠していることも、既に検査済で判っている。」
「妊娠?」
「わたしが気づかないとでも思っていたのか。お前の排出物は、お前がわたしのものになって以来、毎日、全て、我社の衛生班によって検査されていたのだ。尿検査から、お前がかなり早い時期に、わたしの子供を妊娠したことが判った。まあ、その報告がわたしのもとに届いたのは、昨日だがね。」
社長の抽送のピッチは一段と速くなった。
「この中に、わたしの血を分けた子供がいるのだと思うと、格別に興奮する。」
社長のペニスがわたしの中で、一段と膨張するのが判った。
「この後で、結婚届に署名するのだ。判ったな。」
わたしは呆然としていた。まさか、石本社長が恵子夫人と離婚するなんて、思いもしなかった。あんなに素敵な女性をこんなに粗末に扱うなんて・・・。わたしは石本社長を許せなかった。
「おうっ、おおお・・・」
石本社長がわたしの腰を思いっきり引き付け、全身を痙攣させた。ペニスがわたしの体内でびくびくと力強く脈打ち、大量の精液がわたしの子宮口にぶちかけられるのが判った。中出しされてしまったおぞましい感触だけが残った。
その後、わたしは社長の前に正座させられ、結婚届に署名、捺印をさせられた。これって、玲子があんなにも望んでいたことなのに・・・。かわいそうな玲子。でも、玲子は財産だけが欲しかったのだから、お金なら、わたしが社長のかわりにいくらでもあげるわ。だって、結婚したら、社長の財産はわたしのものでもあるのよ。
それにしても、本当に馬鹿な男。お腹の子供は、あなたの子供ではないわ。勿論、浩一郎さんの子供よ。わたしね、浩一郎さんの49日の日に、お墓参りして、墓前で誓ったの。浩一郎さんの子供は、わたしがしっかりと育てますってね。そのために、会社を休んだのだけれど、玲子も社長も勘違いしちゃって・・・。生理休暇と言ったのを、信じちゃったのね。
でも、今、何かを思い出しかけているの。
あの晩、浩一郎さんの心の中を読んで、それから・・・。
それから・・・。
それから、何か起こったような気がするの。

「礼奈っ。エリっ。」
突然、石本社長がふたりの名前を呼んだ。
何? どうして、ここにいないふたりの名前を呼ぶの?
すると、あろうことか、礼奈とエリが、ベッドルームから出てきた。
「お呼びでしょうか。」
「うむ。この結婚届を役所に提出してきてくれ。こういうことは、さっさと済ませておきたいのだ。」
「かしこまりました。直ちに、手続きしてまいります。」
わたしは呆気にとられていた。
「もう、お前もわたしの妻だから、隠す必要もないしな。この部屋は、ワンフロア全部を占有している割に、狭いような気はしないかね。」
「え? そう言えば・・・。」
「隠し部屋が寝室の隣にあるのだよ。ずっと、あのふたりが待機していたのだ。」
ようやく、全部が判ってきた。だから、知らない間に、掃除や洗濯もできていたし、衣服も替わっていたのだ。それにしても、なんて卑劣な男。
「さて、邪魔者もいなくなった。やっとふたりだけになった。今晩は、ふたりにとって初夜というわけだ。その記念すべき夜に、お前のもうひとつの処女を奪ってやろう。さあ、尻をこちらに向けて、高く掲げるのだ。」
「何を言っているの。お尻は厭だと言ったでしょう。」
「もう、お前はわたしのものなのだ。自分の女房をどうしようと、わたしの勝手なのだ。厭と言うなら、無理矢理にでも犯すまでだ。あのふたりが帰ってきたら、あのふたりにお前を押さえ付けさせておいて、アナルを犯しても良いのだぞ。」
どうやら、本気のようだ。結局、この男の言いなりにならなければならない運命らしい。
わたしは膝まづき、犯されるために尻を高く掲げた。屈辱のポーズだ。
社長がわたしの尻を両手で掴んだ。ペニスが、社長の精液とわたしの愛液が入り混じって、どろどろになっているヴァギナの入り口に擦り付けられる。それをそのまま、アヌスに塗りたくられる。礼奈とエリのセックス調教によって、既に、柔らかく拡張されているアヌスは、そんなことをされると、自然と受け入れ態勢を整えてしまうのだ。
「ふふん。十分に柔らかいじゃないか。」
社長は、そう言って、一気に押し入ってきた。
「きいぃぃぃぃ・・・。」
わたしは悲鳴を上げた。頭の中で、白い火花が散った。社長が言っていたように、まるで、火箸を肛門に突っ込まれたような感覚だった。前の処女を失った時は、それは痛かったけれど、まだ、救いのある痛みだった。しかし、このアヌスを貫く痛みは、決して、救いのある幸せな痛みではなかった。
「やめてぇ・・・」
わたしは夢中で、前に逃げようとした。しかし、社長は、がっちりとわたしの尻を掴み、離さなかった。それどころか、
「まだ、半分も入っていないぞ。」
と言って、さらに腰を入れた。
 「ぎゃああああ・・・」
 わたしは絶叫した。ずるっと、社長のペニスがアヌスの奥深くまで挿入されたのだ。
 「おおっ。凄い締まり具合だ。」
 社長は、わたしの括約筋が、ペニスを締め付けるのを楽しんでいる。わたしは涙を流して、許しを乞うた。もう一瞬たりとも、我慢できなかった。それほどの激痛だったのだ。それなのに、無情にも、彼はその状態で、抽送を始めた。白い稲光が、頭の中で炸裂した。
(続く)



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1 コメント

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なんか (塩海苔)
2008-02-25 19:57:35
感じながら、美奈がかわいそうに思うようになってきました。うぅ…
半分本気で心配するようになってしまいましたよぉ(苦笑)

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