パニック障害ファーム!

ブライダルアテンダーが、パニック障害アテンダーに!克服法の選択肢を広げる事を目的としています。

自分本位と自己中心性

2011-09-02 14:10:26 | Weblog
夏休みも終わり、2学期が始まりました!
色々な想いや目標(あまりガミガミ起こらないという
もありましたが、姉弟喧嘩や部屋を散らかしっぱなし
にしたりなどで、何十回、鬼ババになった事か…

反省は多しですが、でもまぁ、子供達の満喫具合は
分かりませんが、私は「こんなもんかなぁ」とちょっぴり
自分本位な自己満足に浸ってます

ところで、心理学での「自己中心性」の概念は、
自分勝手という事ではなく、
事物の分類を一面だけみて行ったり、自分の認識
以外の現実や価値観を、想像できなかったり
対応できない事をいいます。

先日、これをまざまざと体験しました。
夏休み中に、何とか頑張って3日間だけスクーリングに
行ったのですが、
そこでグループワークで一緒になった女性を通じてです。

その方は自己紹介で「(60才過ぎの女性でした)退職後は
元の職場で週に数回働いていて、後は大好きな旅行三昧です。
特に海外旅行が大好きです!」

ここまでは、もちろん全くなんの違和感も感情もなく
「素敵だなぁ、私もそんな充実した60代を過ごせるように
頑張ろう!」的な気持ちで聞いていました。

ところが、だんだんと…

「海外に行く事が一番の人生勉強」
「60を過ぎた私がこんなに海外に行ってるんだから
 若い人はもっともっと海外に行かなきゃだめ!」
「日本だけにいたらだめ!」
「日本だけに閉じこもってる若者が日本をダメにする!」
等々…

その後、休憩時間等に話かけられ、私が海外に行ったことが
ないと言ったら、「だめだめ!」から始まり、

私も「そうですよね、今度是非行きたいです」と言いながら、
あまりつっこまれたくない…という雰囲気を出したのですが
(パニック障害だから、と説明するのは全然いいのですが、
 とにかく話が長い方なので面倒だったのです
ずっとダメ出しされました…

おっしゃる事は正論だと思います。
今後どころか、現段階でも、企業や組織だけでなく、
個々人の一人ひとりがグローバルな視野で対応して
いかないともう成り立っていかないですよね。

だから私も「何とか(パニック障害を克服)…」
と思っている中で、いまだ飛行機も新幹線もトンネル
さえも辛いので、
こういう発言には敏感に反応してしまうのです。

心理学的に分析するとー

防衛機制(欲求が満たされずに心が傷つくのを避けるために
無意識に取る行動)が働き、
自分の辛い面、認めたくない部分と向き合うのが嫌な為に、
【投射】という、~自分の欠点を置き換えたり相手のせいにする~
反応となり、

「確かに正論だけど、言い方、伝え方ってものがあるよね
 なんていう自己中心性だろう…」と、

せっかく学んだアサーションを上手に実践できない
ダメな私です…

 

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