たまたま、水曜日の夜、NHKのスペシャル番組を見ました。
NHKスペシャル 「狂気の戦場 ペリリュー ~忘れられた島の記憶~」
「今年、アメリカで日米の熾烈な戦いを記録した113本のフィルムの存在が明らかになった。撮影地はフィリピンの東800キロに位置するパラオ諸島の小島・ペリリュー。「地球最後の楽園」と呼ばれるサンゴ礁の美しい島だ。70年前、日米両軍はここで死闘を繰り広げた。米海兵隊の最精鋭部隊と言われる第1海兵師団第1連隊の死傷率は、史上最も高い約60%。そのあまりの犠牲者の多さと過酷さから、ほとんど語られてこなかったため、「忘れられた戦場」と呼ばれている。」
何気なく見た番組でしたが、すさまじい内容でした。
倒れていく人々、生き延びていらっしゃった方の証言、目的がなくなっても闘わなければならなかった状況。 戦争ってどういう事なのか、殺し合うってどういう事なのか、忘れてはいけないと思いました。 戦禍を生き延びてこられ、今も苦しんでいらっしゃる方々に胸が苦しくなります。
二度とそのような事にならないように、 智恵と意志と祈り が必要なんだと思います。