エチゼンクラゲが日本で繁殖しているのではないか、という新聞記事があった。
「エチゼンクラゲ、日本沿岸で繁殖?水産庁調査へ 朝日新聞2006/9/10)
いかにもおいしそうなクラゲであるが、なにせでかい(大きいものでは傘の直径が2メートルほどになるそう)。
そういえば『出会いを楽しむ海中ミュージアム』という海中生物図鑑がある。ただの図鑑とこの本の違うところは、掲載写真のすべてを水中生物写真家楚山いさむ氏が撮っているということだけではなくて、実に楽しそうに、愛おしそうに海中生物を紹介している点にある。
ちなみに「エチゼンクラゲ」の項には、
「撮影中、接近しすぎて触手に刺された。その代わりに傘を持ち帰り、切って塩とミョウバンに漬けて水抜きし、ワサビ醤油で食べた。実に旨かった。しかし食べるたびにじんましんが出た。クラゲ研究者曰く「刺されて抗体ができたようだ。今度食べたら人間終わりだ」。旨かったのに残念だ。」
とある。ただの図鑑ではない楽しさがある。
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