図書館屋の雑記帳

自分のこと、図書館のこと、図書館関係団体のこと、本や雑誌など図書館の資料について気の向くまま書いていきたいと思います。

混乱の「お話し会」でした

2006-03-15 | 図書館つれづれ

 今日は久しぶりにお話し会の担当でした。ご一緒していただいたのはお話しボランティアのM田さん。組み立ては、

1)素ばなし(「アナンシと五」)-M田さん
2)絵本(「きょだいなきょだいな」)-図書館屋
3)手遊び-M田さん
4)絵本(「あひるのジマイマのおはなし」)-M田さん
5)ブックトーク(「きょうりゅう」大集合)-図書館屋

 参加者は4歳児を中心に20名(内お母さん8名)。素ばなしは立ち上がる子どもがいたり、上着を振り回す子がいたりして落ち着かなかったものの無事終了。
 「きょだいなきょだいな」は特大絵本(38cm×51cm)を使ったため、大いに受けました。それも今回は取り出し方からちょっと工夫。通常サイズの「きょだいなきょだいな」を出し、「大きな大きな話なんだけど、この本は小さいよね。取り替えようか?」と言いつつ袋の中に戻しおまじない。すると大きな「きょだいなきょだいな」の本が出てくるという趣向。これも受けました。
 手遊びの頃には気持ちが一つになり、いい雰囲気。よしラストは「きょうりゅう」で締めだ、ときょうりゅうの立体模型が入った袋を足元に置いたら一番大きい(体長約80cm)のヴェロキラプトルの尻尾が袋から漏れてしまったのです・・・。子どもたちは目ざとく見つけて「それなあに?」と大合唱!
 仕方なく立体模型の紹介を先にやる羽目になってしまい、もう子どもは模型に群がったまま肝心のブックトークは誰も聞いていない!

 それでもブックトークを続け紹介した本を脇に立てていったのですが、子どもたちはそれをなぎ倒し、きょうりゅう模型を奪い合い、もうめちゃくちゃ・・・。やっぱりブックトークを先にやらないとだめなんですよね。ああ、最低のお話し会をやってしまった図書館屋でした。

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