図書館屋の雑記帳

自分のこと、図書館のこと、図書館関係団体のこと、本や雑誌など図書館の資料について気の向くまま書いていきたいと思います。

『「散歩学」のすすめ』

2006-11-18 | 本の紹介
散歩の薀蓄本です。歴史あり、効能あり、それも古今東西の賢人や、医学・心理学などを動員して散歩を語ります。やや我田引水、牽強付会ぎみですが、著者がこの本で最も語りたいのは、「散歩はアウトドアカルチャーである」「散歩は道連れ、世は情け」の2点でしょう。これは、ただ歩くだけでなく、それも一人ではなく仲間と歩くことにより、文化を見いだし、多方面から活性化されるということを指します。ただ、路上観察のような「 . . . 本文を読む