G3 laboratory

G3の日記ではなく雑書帳
since 2005.2.16

エラリィ・クイーン『アメリカ銃の謎』

2006年03月15日 17時29分33秒 | 「か」行の作家
エラリィ・クイーンの『アメリカ銃の謎』を読了しました. 実は昨日,腹を下すは,寒気はするは,で研究室をお休みしちゃいました. もーーーねっ,トイレから離れらんないんですよ. とりあえず,本日は復帰してますが,背筋を伸ばすと, お腹がぎゅるぎゅるします. ってことで,昨日はお部屋で静養. ずっと,本読んでました. で,読んだのが『アメリカ銃の謎』 うーーん,荘厳ですわ.やっぱ. 本作の舞台は . . . 本文を読む

エラリィ・クイーン『エジプト十字架の謎』

2006年03月10日 22時44分19秒 | 「か」行の作家
エラリィ・クイーンの『エジプト十字架の謎』を』読了しました. 本作は,これまでの国名シリーズにはない,連続殺人モノでした. しかも,被害者には何ら関係がない. 謎だらけでハナシは進行していきます. T字形のエジプト十字架 消えた使用人 裸体主義をかかげる謎の新興宗教 身元不明の隣人 東ヨーロッパの宿怨関係 謎がでてきて,それなりに情報は増えていくものの, 事件はいっこうに進展せず. こういう . . . 本文を読む

エラリィ・クイーン『ギリシア棺の謎』

2006年03月06日 18時02分34秒 | 「か」行の作家
エラリィ・クイーンの『ギリシア棺の謎』を読了しました. ここのところ,スッキリサッパリな文体の, 伊坂幸太郎をたて続けに読んでいましたので, 久々のエラリィ・クイーンの重量感には圧倒されましたヨ. 特に,本作はこれまでの3作(ローマ,フランス,オランダ)に比べ, ボリュームもありましたからネ. 本作は,登場人物のほうのエラリィ・クイーンが, 大学を卒業した直後くらいの設定となります. したがい . . . 本文を読む

エラリィ・クイーン『オランダ靴の謎

2006年02月20日 15時49分56秒 | 「か」行の作家
エラリィ・クイーンの『オランダ靴の謎』を読了しました. 最近,更新がとびとびでスミマセン. 今,一年でもっとも忙しい時期ですから(ノ><)ノ 本を読むペースもすっかり落ちてます. そもそも,本を読む時間の確保が難しいですから. で,約1週間かけて読んだ『オランダ靴の謎』ですが, まとまった時間でイッキ読みしなかったせいか, 印象が薄くなってしまいました・・・ 色んなところで評判になっていた本 . . . 本文を読む

エラリィ・クイーン『フランス白粉の謎』

2006年02月12日 14時32分12秒 | 「か」行の作家
エラリィ・クイーン『フランス白粉の謎』を読了しました. 現在,学生たちが卒論・修論の執筆活動真っ最中で, G3は,その赤ペン先生やってるんで, なかなか読書時間を確保できません. が,4日かけて『フランス白粉の謎』を読了です. 本作は,『ローマ帽子の謎』に続く,国名シリーズの第2弾ですね. なかなか慣れなかった古典的な言い回し(難しい単語や引用)にもすっかりなれました. 本作を含む国名シ . . . 本文を読む

エラリィ・クイーン『ローマ帽子の謎』

2006年02月07日 22時57分56秒 | 「か」行の作家
エラリィ・クイーン著『ローマ帽子の謎』を読了しました. 調べてみると,本書を購入したのは昨年の7/10. あらまぁ,ずっと本棚に埋もれてたのね. すぐに読むつもりだったのですが,本書を購入した後に, 関心が綾辻行人→塩野七生→東野圭吾→島田荘司など, ころころ転がっていったんでネ. つい機会を逃してしまいました(ノ><)ノ で,だいぶ落ち着いてきたので,本棚から引っ張り出してきました. 本作 . . . 本文を読む

北方謙三『水滸伝(19) 旌旗の章』

2005年10月30日 15時29分39秒 | 「か」行の作家
・・・ ・・・ ・・・ 読みきりました. 色んなイミで. ひとつの物語が終わりました. そして,志は次の世代へ引き継がれました. 彼らは,これからも生きていくでしょう. 様々な困難に直面しながら. 読了後の脱力感が激しいため,うまく書けません. タメイキばかりです. 梁山泊と童貫の熾烈を極めた戦闘. 散っていった好漢たち. 舞台裏を支える女性たち. 逞しく成長す . . . 本文を読む

鹿島茂『勝つための論文の書き方』

2005年10月07日 09時07分13秒 | 「か」行の作家
ここのところ,東野作品ばかりを読みふけっていたG3ですが, ひさびさに,違う本を読みました. 畑もゼンゼン違いますね. 鹿島茂 『勝つための論文の書き方』:文芸春秋 おぉ,ようやく大学院生らしい本を読みましたネ. でもコレ,自発的に読んだ本ではありません. 明日,ウチの先生の特別講義があるのですが, 受講資格が,この本を買っておくことだったのです. 買うだけでは全くもって意味があり . . . 本文を読む

エラリィ・クイーン『ドルリィ・レーン最後の事件』

2005年08月30日 15時11分42秒 | 「か」行の作家
ようやく読了しました. エラリィ・クイーンのドルリィ・レーンシリーズ最終作 「ドルリィ・レーン最後の事件」 とりあえず,読むのに時間がかかりました. 何ていうか,文章の口調って言うのが, G3の読むペースと一致しないというか... 内容自体も,よくわかんないし, あんまり好きではなかったです. 最近だいぶ本を読むようになり,基本的にはどれもオモシロイと感じるG3ですが, この作品に関してだけは? . . . 本文を読む

エラリィ・クイーン 『Zの悲劇』

2005年08月08日 09時26分12秒 | 「か」行の作家
エラリィ・クイーン作,ドルリィ・レーンシリーズの第3弾. 「Xの悲劇」,「Yの悲劇」はエラリィ・クイーンの代名詞的に有名な作品のようですが, 本作「Zの悲劇」はそれもどでもないようですね. なんでなんでしょう? まぁ,雰囲気はこれまでの「X」,「Y」とは,だいぶ違いますね. 「X」,「Y」は3人称形式ですが, 今作「Zの悲劇」は1人称形式です. しかも,主人公はこれまで助演役で登場していたサム . . . 本文を読む

北方謙三 『水滸伝18(乾坤の章)』

2005年08月05日 22時37分27秒 | 「か」行の作家
お久しぶりです,G3です. ちょいとゴタゴタがありまして,ゴブサタしていました. ゴタゴタの詳細はまたいずれ. しかし小休止が多いですな. まぁ,勝手気ままがモットーのブログですので, テキトーにお付き合いください. 本日は北方謙三先生の「水滸伝」の最新刊. 今作が18巻ですネ. どうやら,この「水滸伝」は19巻で完結なのだそうです. つまり,次巻で完結. 連載されている小説「すばる」では, . . . 本文を読む

エラリィ・クイーン 『Xの悲劇 The Tragedy of X』

2005年06月06日 19時19分53秒 | 「か」行の作家
エラリィ・クイーンの「Xの悲劇」です. これは,「森博嗣のミステリィ工作室」で紹介されていたモノです. 3月くらいから読みたいと考えていたのですが,ようやく読みました. 探偵役は,元俳優のドルリィ・レーン. いやぁ,このおっちゃんがすげぇんだわ. めちゃめちゃキレル. 当然,短気ってワケじゃないですよ. 話のあらすじ聞いて,すぐにおおよそ犯人を特定してしまうんですね. で,作中で自分(ドルリィ・ . . . 本文を読む

ジェフリー・アーチャー 『百万ドルをとり返せ!』

2005年06月04日 14時22分59秒 | 「か」行の作家
ジェフリー・アーチャーの 「百万ドルをとり返せ!」 です. 先ほど読了しました. 作者のJ・アーチャーは,この作品がデビュー作なのだそうです. 作家になる前は,なんと国会議員. でも,この作品の登場人物のように株で失敗して, 財産を失い,議員職も失ったのだそうです. へぇー. 内容は,実に痛快でした. 全財産を騙し取られた4人が, それぞれ知恵を絞って,取り返そう! ってのがメインストーリーで . . . 本文を読む