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かまがやミモザ通信

誰もが暮らしやすいまち「鎌ケ谷」を目指して…

「顔の見える関係」をつくりたいです

2024年07月28日 | 会報・レポート

PCを開くと、ちょくちょく「Windows11」へのバージョンアップのお誘い
メッセージが出ますが、ずーっとキャンセルボタンを押していました。             
なぜか。                                   
認知症を避ける生活習慣の一つは、
いくつになっても新しいことにチャレンジすることと言われていますが、
年を重ねるに従って「新しいことに慣れるのに時間がかかります。
更に失敗によるストレスはさけたいので今まで通りに・・・。 
しかし、そうも言っていられないと一大決心をして、「バージョンアップボタンをピコッ。                                     早速懸念した通り、写真の印刷であたふたしましたが、最近はどうにか慣れました。                               IT機器は、私たちの日常生活になくてはならない便利なものですが、
年を重ねると相手の「顔」が見えないと、落ち着かないというか、不安になります。 
そんなことから「顔の見える関係」について、少し考えてみました。

直売所は、水曜日は野菜だけの販売です。 
土曜日は販売に携わる者が2人いるため、3年ほど前から
「豆腐・パン・卵」も販売しています。
これらの品物の仕入れ先は「顔の見える関係」をキーワードに探しました。 
結果三品とも歩いて15分程度の距離で作られています。               
豆腐屋さんはお母さんを中心に家族三人で豆腐を作っています。
大豆の香りと味がするお豆腐です。「おはようございます。土曜日の注文書です。
よろしくお願いします。」交わす言葉はこれだけですが、ご家族全員と顔を会わせます。
パン屋さんはオーナーさんがパンを焼いています。
パンの販売は週3日ですが、ここのパンのファンがたくさんいます。
卵の卸屋さんは香取市の養鶏所に卵を仕入れに行って、配送を一人で頑張っています。
ここの卵は安心して卵かけご飯にできるという方が沢山います。
3年もたつと直売所を間に「顔の見える関係」ができはじめました。                     
あの人(あのお店)が作る物なら、と言う信頼感や安心感はとても大切です。                                                       直売所が野菜を売るだけでなく、
この地域に「顔の見える関係」を広げるお手伝いができればと思います・・・。
それも私たちの目標の一つです。

「バランスご飯」と5周年

2024年04月22日 | 会報・レポート

今年、「桜並木をゆっくり歩く」と言うささやかな楽しみを諦めました。
うかつにも自宅で「ぬれた足」で滑り、骨折してしまいました。            
しかし、水曜・土曜の直売所は、みなさんに助けていただき、
ご迷惑をおかけしながら何とか休まず開けています。
早くギブスが取れて、野菜を配達しなければと焦る分、治療は長引きそうです。

さて、迷走している「バランスご飯」ですが、                   
4月から 1)テーマを設ける(3月は丈夫な骨づくり)              
2)栄養士さんの話す時間を充分にとる                      
3)野菜を使った一品とする(当日参加で無料)                  
4)レシピを配布する            と言うことでスタートしました。                        4月は簡単な「小松菜の粒マスタード和え」                    
食の大切さのお話、実演、そして試食。                      
試食後に、一人の男性から「粒マスタードはどこで買えるの?」という質問。                          周りが一斉に「スーパー」と答える。「ふ~ん、じゃあ今から買ってくるわ」                                             30分くらいしたでしょうか、「これでいいの?」と確認に来所。
こんな様子で、3月の「バランスご飯」は終了しました。               

5月は「鮭缶とほうれん草のキッシュ風」です。                    
食材も多様なのでスーパーで食材調達も大変かも知れませんね。           
これでどうか、もう少しの間様子を見ます。                    
更に、5月1日(水)と5月4日(土)は、ささやかな「5周年記念」の品をお配りします。   
ここまで継続できたこと、感謝いたします。

交流の場を広げたくて-2-

2024年02月12日 | 会報・レポート

昨年末に「電子レンジで作るバランスご飯」について書きました。
アッと言う間に年が変わりましたが、迷いは継続中です。
 
栄養士さんのアドバイスもあり、1月は紙コップ1杯分の「白玉ぜんざい」を・・・。
バランス良く栄養士さんが、白菜の浅漬けを添えてくださいました。                                     「ぜんざい」片手に話し込む方。
予想外の光景にでした。

加えて「ここは何をするところですか?」と入ってくる方! 
「号外NET」の地域ライターの方でした。
「開店閉店情報、イベント情報、地元あるあるなど、どんな小さな情報でもOK」
という月間4000万PVの地域ニュースサイトだそうです。
写真と簡潔な文章で「みんなの居場所」を紹介してくださいました。嬉しかったです。
そんなことがあった1月、そして2月。

2月14日第二水曜日、バレンタインとは関係ないのですが、
新鮮・安価な「野菜直売所」としては、 みなさんに野菜を美味しく、手軽に食べて欲しいくて、

「冬野菜のスープ」をお出しすることにしました。 
気軽においでいただいて、温まっていただければ嬉しいです。                                   2月はどんな風景が見られるか、楽しみです。

交流の場を広げたいのですが・・・。

2023年12月17日 | 会報・レポート

師走、年の瀬です。
年とともに「時の流れが早い」と思います。
12月も電子レンジで作るバランスご飯を実施。
「一緒にご飯を食べませんか」とチラシを配布しました。
11月は「おでん」で持ち帰り「可」としたため、20人の申し込みがありました。
ただ残念なことに、ほとんどが持ち帰りとなりました。
高齢のご夫婦で、一方が「デイケアもしくはデイサービス」に通所だと、
一緒にご飯をと言っても自分だけとは行かないことは承知していますが、
もう少し交流の場を広げたいという思いもあります。  

12月はどうする?
検討の結果、高齢者が後回しにしがちな肉、「豚肉の生姜焼き」と 
「柚子大根」、「味噌汁」にしました。
今回は一緒に食べることを前提として、家族1人分は持ち帰れるようにしました。
申し込みは5人でした。
考えてみれば、顔見知り同士とは言え、レストランでもなく、食堂でもない直売所で 
昼食というのも味気ないと思います。
今後、あり方等を考える必要があると思っています。

10月以降、多種類の野菜が並ぶようになりました。
野菜は変わらず100円~200円です。
私など、直売所より50円~100円高いスーパーの野菜には、手が出ません。                                  

最近気づいたことですが、直売所の新規の買い物客は、当団地以外の方です。    
団地の方で訪ねてきてくださる方は、当初から固定しています。不思議、不思議!! 
課題は、来てくださる方がどこに住んでいるかではなく、
交流の場として開いた野菜直売所に歩いて2~3分でも 
足を運んだことがない方の理由と原因を把握し、改善することが必要だと思います。
年末・年始10日間の休み中の課題です。

良いお年をお迎えください。

「一緒にご飯食べませんか」で出発

2023年09月12日 | 会報・レポート

7月、8月は、管理栄養士さんに来ていただいて試食会を開催しました。
それぞれ10人の方が参加くださいました。
7月は特に暑い日で、汗をふきながらの試食会でした。
試食会終了後のスタッフの検討事項は、2つ。
1つは、今後の暑さ対策。                           
建物の構造上エアコンの効果があまり見込まれないと思うものの、
熱中症対策は必要課題です。
もう1つは、このまま試食会を継続するか? 
参加者のほとんどが80代の方。例えば、美味しいと試食しつつも、
取り入れようとは???と感じました。(特に独居男性は)
結果、当初の計画より時期を早めて、
9月から「一緒にご飯を食べませんか」と昼食会とします。
毎月第二水曜日の正午~13時まで(再度管理栄養士さんに協力をお願いしました)
9月13日の献立は「麻婆茄子」・「ツナとキャベツの辛子和え」・「中華スープ」
参加費は200円、但し「主食」は持参
定員10名(スペースの関係で)
スタッフ一同、結果を楽しみに頑張ります。

「癒やしのマフ」作りは8月は休みましたが、現在までの制作枚数は160枚ほど。  
包括支援センターや高齢者支援課、社会福祉協議会などにご協力をいただき、
マフをお届けしました。9月から活動再開です。

6月からはじめた「ストレッチ体操教室」も祝日以外は毎週月曜日に開催。
「使ったことがなかった部分を動かすので、気持ちがいい」             「ふくらはぎが痙攣しなくなった」と言う声を聞くと嬉しくなります。

私たち「みんなの居場所」の活動は、人と人の交流からスタートして、
右往左往しながらようやく今があります。                                 
私たちはこの過程が、おもしろい=楽しい のです。