ミモザの花咲く庭から

一期一会に感謝     写真中心のブログです

入院最終日

2024-06-03 | 写真日記 日々のこと

思いのほか長い入院になってしまった主人でしたが

明日の朝ようやく退院して老健に戻れることになり

今日が病院での最後の面会日でした

いつものように持参したタオルを熱いお湯で絞って、顔をふいてあげてから

途絶えている記憶をさぐるように主人に語り掛けたり

思い出の歌を覚えているかなと思ったら

結構覚えていてくれて

小さな声でささやくように一緒に歌ったりして過ごしました

お父さんの十八番、清水の次郎長の歌(題名はしりません)や

武田節、信濃の国・・・

「老健に戻っても小声で歌ってね

またひと月に1回しか会えなくなるけど、葉書書くから読んでね」言うと

「さびしいね」と主人。

この時は私も涙があふれてしまいました。。。

そして「さびしいけど、お父さんもう病気にはならないでね」と。

会いたいけれど病気で弱っている主人を見るのはもういい、辛いから。

老健でスタッフさんたちと楽しく過ごしてくれれば、それでいい。

雨が降ったりの不順な天候の午後でしたが

幸い傘をさすこともなく帰宅でき、

家の前では印象的な夕日を見ました

写真だときつめですが、太陽の光がやさしく包み込んでくれるようで

また明日から私も元気を取り戻していける、そんな気がしました

 

帰りにもより駅の階段を下りている時、ツバメの巣がある事に気が付きました

例年は駅前の軒下に作るのに、今年は・・・?と思っていたら

階段の上に作っていたのでした、何回も通っていたのに気が付かなかった

気持ちに余裕がなかったのでしょうね?

 

ホームの壁に貼られたポスターもいいじゃない!!

電車が来たので急いで撮ったけれど、今度落ち着いて見てみます

 

駅前のお花

  

 

主人が退院できることを知らせたら友人たちからそれぞれ

そのうちランチしようとか山梨の○○へ行こうとか

お誘い電話をいただき、うれしい今宵です

自分の時間も大事にしていかなくちゃと言う言葉に

あらためて、これからもよろしくね  と。。。

感謝

 

コメント
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