ミモザの花咲く庭から

一期一会に感謝     写真中心のブログです

思う事

2019-04-19 | 写真日記 日々のこと

 

山の恩師のお葬式の日

弟さんが挨拶なさいまして

「皆さん○○さんを忘れないでください

皆さんが思い出して下さる間 ○○さんも生きています

と。

 

今年も匂いエビネが咲きました

我が家に来てくれて40年、その間何人かの方に

株分けして差し上げているので

我が家では年数の割には一鉢で花も1本しか咲きません。

この花は主人の幼馴染の方からいただきましたが

その方は若くして病死されてしまいました

ですのでこの花が咲くと必ず主人に報告します

「Aさんのエビネが咲きましたよ」と。

そして朝のひと時Aさんの話をします

こんな時 前記の先生の弟さんのお話を思い出します

亡くなってもこころの中に人は生きているということ

思い出す人がいる間は亡くなった人も生きている~とは

こういうことなんですね

同じ事がまた昨日ありました

今、二階の部屋のガラクタを整理しているのですが

カセットテープやCDの中から

ヘンデルの LARGO が出てきました

十数年前友人からいただいたCDです

すっかり忘れていて十年以上もの間聴いていません

たまたまオカリナでこの曲も習っているので

さっそく聴きながら家事をしました

友人は今の私の歳に病気が元で亡くなってしまい

彼女を姉のように思っていたので

私はかなりショックで落ち込んだことを思い出します

ものを片付けることでそんな大事な人からいただいた品が

再び日の目を浴びる事になりました  

あらためて友人に感謝し、これからは身近に置いて聴くことにします

友人にはこころで謝りながら 

貴女を忘れたことはないのよ・・・と語りかけつつ。

 

 

話は変わりそんなことがあった昨夜

帰宅途中の長男が寄ってくれて

私たち夫婦の老後もいろいろ気にかけてくれているようでした

難しい面をもっている人でこれまでいろいろありましたが

そんな気持ちは素直に有り難かったです

「元気なうちに大いに出掛けてください」とも。


子供たちに迷惑はかけたくないと思いますが

体が不自由になればそんなことを言ってもいられないでしょう

少しでも長く元気でいたいものです

 

オカリナレッスンにいってきま~す  

コメント (2)
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