家の花の中には思い出のものがいくつかあります。
いつ、どんな時に誰からいただいたのか、買ったのか・・・など。
このシラーもそんなひとつです。
シラーは義母の形見であると同時に私の母の形見でもあります。
もともとは主人の母にいただいたものですがそれを信州の母にも分けてあげていました。
その後引っ越しをしたりして我が家のシラーは絶えてしまったのですが、
分けてあげた母のシラーは元気に育っていて、今度は逆に私が分けてもらって来て植えたのでした。
その後また引っ越しをしたのですが、移動したことによってか花が咲かなくなっていました。
それが・・今年はどういう年なのかいままで咲かなかった花が咲き始めてくれたのです~
しかもひとつふたつではなく五つも花茎が伸びています
主人は花の名はほとんど分らないしおぼえようともしない人ですが、義母のシラーと
亡くなった同級生からいただいた匂いエビネだけは花の時期に必ず話しをする所為か覚えてくれています。
そんなシラーの花も私の代までかもしれないな…子供は花には興味もなさそうな息子ばかりだし・・・
(花の好きな)娘がひとりほしかったネ~と、主人がポツリと言うことがありますが、
ないものねだりと言うものですよネ、それは