ミモザの花咲く庭から

一期一会に感謝     写真中心のブログです

今宵は十六夜

2012-10-01 | 月・星・雲、空
       昼間の暑さがおさまり、澄んだ空にかがやく十六夜の月はすっかり秋の光です。
            自然と口ずさんでいる歌・・まさに“み空澄みて~”

          
         


              ウェーバー作曲「魔弾の射手」より、「秋の夜半」

                         作詞 佐々木信綱 
              

               秋の夜半(よわ)の み空澄みて
               月のひかり 清く白く
               雁(かり)の群の 近く来るよ
               一つ二つ 五つ七つ

               家をはなれ 国を出でて
               ひとり遠く 学ぶわが身
               親を思う 思いしげし
               雁の声に 月の影に


            佐々木信綱博士作詞による美しい歌が子供たちにあまり歌われないことはさびしいです。。。 
             
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有明の月

2012-10-01 | 月・星・雲、空
         日が出てしまうと月がはっきり見えなくなるので早いと思いつつ公園へ~
         名月の入りには1時間ほど早い5時半頃の画像です。

         明け方見える月を残月とか有明の月・・などと呼びますが、
         “有明の月”とは雅な呼称ですね。。。

         古代月は読むものであったと言われますが、
            月読みの月をたよりに夜道を行き、
            角にたたずんで月の出を待ちながら、彼の方がきてくれる事を願い、
            逢瀬の時の短さに、月よゆっくり空を渡ってくれと願ったり・・・
         万葉の恋歌のひとつひとつに詠み手の心が純粋に伝わって来るようです。

         今朝の月を見上げながら、もうまさに入っている私の高齢時代を生きて行く上で
         携えていくべきものが見えてきたように思えました

         
         
        
       


                                有明の月とは一般には十六夜以降の明け方に見える月の事を指すそうです。  
                 

     電線にトンボがいくつかとまっている日中、真夏日の10月・神無月のついたちでした    


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