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ミモザの花咲く庭から

一期一会に感謝     写真中心のブログです

丘陵の花 ③ 山吹

2011-04-15 | デジカメ散歩&ウォーキング
          丘陵の山吹が夕日に染まって黄金色に輝いていました。
          日影で見る花は清楚な黄色です。
          
              “山吹を家に飾ると火事になる”
          そんな言い伝えを子供の頃から聞いていました。
          大人になってから飾ったりしましたが特に何事もなく来ています。

          実家にはいろいろなお雛様があり、それぞれの謂れを聞きながら飾って楽しみました。
          その中に武将姿と垣の向こうから山吹の花を差し出す乙女のお雛様がありました。
          雨具を借りに立ち寄ったところ、娘さんが山吹の花の一枝を差し出したという謂れを
          母から聞かされたのですが、その歌の意味などわかったのは大きくなってからでした。

            七重八重花は咲けども山吹の実(蓑)のひとつだになきぞかなしき  兼明親王

          実の と 蓑 を掛けてあるのですね。
          この時、道灌はこの歌を知らず、山吹の一枝だけを差し出した娘に憤慨したのですが、
          帰ってからこの歌の存在を知り、大いに恥じて歌道に専念したとあります。

          一般的に八重咲きの花は実をつけないものが多いそうです。

     

     




          山吹の立ちよそひたる山清水 汲みに行かめど道の知らなく  (巻二 158) 高市皇子 (たけちのみこ)

              急逝した十市皇女(とうちのひめみこ)を悲しんで詠んだとされていろ歌です。
              この二人は異母姉弟。父は天武天皇。
              十市皇女の母は額田王(ぬかだのおおきみ)。夫は大友皇子。               
              万葉時代は異母兄妹は結婚が許されていました。
              大友皇子死後、この姉弟は恋愛関係にあったのではないかと言われています。
                 山吹の黄と清水で=黄泉をさす。
                 山吹の咲いている山へ水を汲みに行こうと思うのだけれど、
                 (黄泉への)道がわからないのです。
                                                        


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