
午後は映画でも観に行こうか、それとも読みかけの本を読もうか・・・・
そんな事を考えながら、新聞のテレビ欄を見たらNHK短歌大会の模様の
再放送があったので、録画にセットして・・・同時に観だしてしまいました。
放送も後半になったころ、題詠『人』の部の特選に、見慣れた名前が出てきました。
十年前までの十年間、短歌結社で懇意にしていただいた つる子さんの名前です!!
ご本人のビデオレターも放送され、なつかしいお顔を拝見する事ができました。
そして、なんと最後には最優秀賞に選ばれていました!!
びっくりするやら嬉しいやらで・・・終了後、早速お電話しました。
“つる子さんおめでとう!!よかったネ~、知らせてくれればよかったのに”
“観て下さったの? 私なんかが賞をいただいてよかったのか・・・”
と、あの頃と変わらぬ控えめの口調で。
間もなく92歳になられると言う。
そして今も私の体のことを気にかけてくださる
“絶対に無理しちゃだめですよ。7割か8割で止めておかなくては。
でも、○○さんはきっと無理されるでしょうけど”
話していて涙があふれてしまいました。
東京の母のような気がして、親しみを抱いて来た方が、変わらずに短歌を捨てないでやっている・・。
それなのに、私は・・つまらぬ中傷などに負けて挫折状態。なんと意気地なしだったのか・・。
そして、人は生きている限り勉強である事をも教えてくださいました。
彼女はもう何年か病院と提携している施設に入られています。
戦争未亡人で、紳士服の仕立てをして一人息子さんを育てられました。
女の子のお孫さんが一人おられ、アメリカへ留学されているそうです。
そのお孫さんが帰国した時、“おばあちゃん!”と、会いにきてくれて
話をするのが楽しみだと、以前話してくださいました。
“○○さん、お会いしたいわ~”
とおっしゃるつる子さんに
“もう少し暖かになったら伺いますね。寒いから気をつけて・・・”
と、再会を約束して受話器を置きました。


おめでとう
つる子さん
本当に立派な賞でしたね
よかったね









