ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

嵯峨野にひっそりと建つ「祇王寺」。明治28年に、元京都府知事北垣国道が寄付した建物。

2015-08-26 | 寺社仏閣

嵯峨野に、お友達を案内してやってきたミモロ。「落柿舎」の次は、さらに奥にある「祇王寺」へと向かいました。

まだ強い陽射しが注ぐ午後…でも、ここに来ると、空気もヒンヤリ、「嵯峨野って涼しいね~」と。

「わ~苔がきれい~」
夏は、緑の世界が広がるお庭。みずみずしい苔が、一面を覆い、まるで緑の絨毯のよう…。

林を渡る風も爽やか…。ミモロの顔をやさしく吹き抜けてゆきます。

さて、「祇王寺」は、現在、真言宗大覚寺派のお寺で、ご本尊は、大日如来さまをお祀りしています。
ここは、法然上人の弟子、念仏房良鎮が、平安時代に創建した往生院というお寺の跡にあたります。そして、「平家物語」にも登場する祇王などが出家し、生涯を過ごした寺と言われ、現在も、寺の一角に、苔むしたお墓が残ります。かつて栄えた往生院は、時の流れの中、衰退し、ささやかな尼寺として残りますが、明治初年に廃寺になります。

廃寺となった寺には、墓と仏像が残され、大覚寺に保管されることに。
その後、その寺の再建を願った大覚寺門跡の思いが叶い、明治28年に再建されることに。現在、ここにある建物は、祇王寺再建計画に心動かされた、元京都府知事北垣国道が、嵯峨野にあった別荘を寄付したものです。

「ということは、建物と「平家物語」の祇王の話は、関係ないってこと?」とミモロ。まぁ、建物は、明治のものですから、もちろん祇王が住んだことはありません。でも、この地に暮らしたことは確かです。

さて、この寺の名前にもなっている祇王は、平安時代、平清盛に寵愛された白拍子。その妹と共に、舞や歌の上手が評判だった美人姉妹です。清盛の寵愛を受け、幸せに暮らしていた祇王と妹の祇女、そしてその母親、刀自(とじ)ですが、ある日、同じく白拍子の仏御前が、清盛に舞を披露したいと訪れます。でも清盛の心は、祇王にあり、興味を示さず、門前払いを。そこで、祇王が、とりなして、仏御前を清盛に会わせます。このやさしさが悲劇の始まり。なんと清盛は、仏御前が気に入り、寵愛は、彼女へ移ってしまい、祇王は館を追い出されてしまいます。世の無常を感じた、祇王。そして妹、祇女と母親も、共に剃髪し、仏門へ入ります。その3人が、庵を結び暮らしたのが、この地と言われます。

しばらくして、なんと仏御前も、自分を世話してくれた祇王の悲劇を知り、館を出て、剃髪。以来、4人が、この地でしばらく一緒に暮らすことになったといわれていますが、ある説では、祇王と仏御前は、二人の年齢からして、実は、会ってはいないとも…。まぁ、昔のことですから…

「それにしても、清盛ってヒドイよね~プンプン」と、ムッとするミモロ。まぁ、心変わりは責められないこと…。ちゃんとしたフォローしないで、それまで愛した祇王を追い出すようなことをしたのが、男としていかがなものか…とは思います。結局、仏御前にも出て行かれてしまった清盛。二人があった時、清盛は、50代、仏御前は、16歳くらいですから・・・去られた清盛は、さぞやがっかりしたことでしょう。

さて、「祇王寺」の建物の中には、祇王、祇女、刀自、仏御前の像と共に、清盛の像もありますが、彼だけ、柱の蔭に置かれています。鎌倉時代の作といわれる尼僧像と清盛の像。誰が作ったのか、いずれも作者不明の像です。



お庭の中を歩き回るミモロ。「祇王寺のお庭って、静か…」
「気持ちいいね~」

今は、緑の世界ですが、秋になると、紅葉が美しく…緑の苔の上に、散る紅葉の美しさはいっそうです。


「あ、ここにも双葉葵が植わってる…」

「いいなぁ、すごく元気そうで…」青々としげった双葉葵。
「どうして、ミモロの双葉葵元気ないんだろ?もっとお水あげなくちゃダメかな~」とミモロ。ちゃんとお世話してるのに、元気がないミモロの双葉葵です。それが、今、ミモロの悩み…

「わ~お水冷たい~」


静かな時間をゆっくり過ごしたミモロ。

「さぁ、そろそろ夕ご飯食べに行こうね~」とお友達と、念仏寺方向へと進みます。

*「祇王寺」の詳しい情報は、ホームページで





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夏の嵯峨野と嵐山、向井去来とゆかりが深い「落柿舎」。庭には青い実がたわわについた柿の木

2015-08-25 | 歴史・史跡

東京から訪れたお友達といっしょに、ミモロは、久しぶりに嵐山へ出かけました。
夏の陽射しが注ぐ中「なんか風は、ずいぶん涼しくなったのよね~」と、確実に秋が忍び寄っていることを感じます。

嵐電の終点「嵐山駅」から、トコトコとのどかな景色が広がる中を歩きます。
「あそこに見えるのが、『落柿舎』だね~。行ってみる?」とお友達を案内するミモロです。

 
広い畑に面した茂みの中にある『落柿舎』は、松尾芭蕉の弟子の俳人、向井去来が、貞享2年(1685)、35歳の時に嵯峨野に構えた別荘です。元禄2年(1687)には、松尾芭蕉が、この庵を初めて訪れ、その後、2回、ここへ来たそう。ちなみに、住まいは、聖護院のそばにありました。

茅葺屋根の庵。「あ、キッチンが見える…」とミモロは、かまどや水場がある炊事場をのぞきます。
  

「こんにちは~」玄関から中へ声を…

玄関脇には、四畳半の部屋と奥に三畳の座敷が続きます。

「なんかコンパクトなお住まい…でも、開放感があって過ごしやすそう…」
天井も高く、部屋の前には、縁側があるので、狭い部屋は、広く感じられます。
「なんか気持ちいい~」と縁側でひと休み…。

この庵は、実は、向井去来が、宝永元年(1704)に没したのち、廃れ、現在の場所に、明和7年(1770)に俳人、井上重厚という人が、再建したものと言われ、向井去来が過ごした庵とは、場所も違います。
「え~つまり、この中のものって、去来とは関係ないんだ~」とミモロ。

そうなんです。この土地は、天龍寺塔頭の弘源寺の地所であり、重厚が建てたものは、その後「捨庵」と呼ばれる僧侶の隠居所となったそう。その後、明治時代に売却されたのを、地元の方が購入し、「落柿舎」として再興。現在は、保存会が維持管理しています。

「ということは、これ明治時代の建物なんだ~」とミモロ。そう…向井去来の「落柿舎」のイメージを再現したものと言えるかもしれません。


でも、向井去来が暮らした時代…ここに主人がいることを示すために壁に蓑と笠をかけたのだそう。今掛けられた蓑と笠に、当時の風情が漂います。


広いお庭には、夏の花々が涼やかな姿を見せています。

「あ~柿が青い実をつけてる~」敷地内には、柿の木があり、玄関そばには、樹齢数百年といわれる大木が聳えています。
 

去来が結んだ庵に「落柿舎」という名をつけたのは、当時、庭には、多くの柿の木があり、それが強風で、一夜のうちに、つけていた実を落としたことからといわれています。

秋になると、庭の柿は、色づき。それは見事なのだそう。


「落柿舎」の前には、大きなサルスベリの木が、夏の陽射しを受けて、たくさんの花を咲かせています。
ミモロ気を付けて~
「うん、ネコも滑りそう…」

敷地内には、俳人の庵にふさわしく、芭蕉、虚子をはじめ、多くの俳人の句碑が点在しています。

嵯峨野の景色にふさわしい情緒あふれる建物には、この日も多くの観光客の姿が…


ミモロは、見学を終えると、またトコトコとお友達と歩き始めました。


次は、どこに行くの…

*「落柿舎」京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20 075-881-1953 拝観料:200円 9:00~17:00(1月、2月16時まで)

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「京都市動物園」にできた 幅広い年齢層を満足させるビュッフェレストラン「旬菜食健 ひな野」

2015-08-24 | グルメ

今年7月に東山岡崎の「京都市動物園」の正面エントランスに、新たな複合施設がオープンしました。

ミモロは、さっそくその施設をプロデュースなさった島田昭彦さんに会いに、そこを訪れることに…。

1階には、だれでも自由に利用できる「図書館カフェ」やショップが…。そこを見学したミモロは、2階にできた、ビュッフェレストラン「ひな野」へと向かいました。


ランチタイムは、満席になる人気のスポット。ミモロは、しばし、レストランの前のスペースで待つことに…。
「ここも気持ちいい場所だね~」


さて、いよいよ店内へ。
 
「わ~いろんなお料理がたくさん並んでる~」と、目を輝かせるミモロ。

「旬菜食健 ひな野」は、美味しさと健康をテーマにした宮城県仙台に平成19年に設立されたレストランチェーン。全国に直営店、FC店舗など40店舗以上を展開する人気ビュッフェレストランなのだそう。
関西では、加古川、草津、箕面、大和郡山などにすでに展開され、「京都市動物園店」は、京都で初の出店になります。

その土地の産品にこだわり、旬の野菜などもふんだんに…。また無添加調理や、アレルゲン表示なども行う安心・安全な食を推進するレストランです。

ランチタイムは、大人1570円、小学生800円、4才以上小学生以下は、500円、3才未満無料(税別)で、なんと70種類ほどの料理、飲み物、デザートと思う存分好きなだけ食べられます。

「なににしようかな~たくさん種類があって迷っちゃう・・・でも全部食べてもいいんだよね~」とミモロは、次々に料理をお皿にのせて、せっせと自分の席に運びます。

「まぁ初めはこんなとこで~」
窓際の席からは、動物園の景色と東山の山並みが広がり、お料理を頂きながら景色が楽しめるのも嬉しいこと。

「美味しそうだし、なんか体にいいみたい…」と、ミモロは、ミョウガとシラスが入ったご飯を…。


国内外で活躍するプロデューサーの島田昭彦さんにレストランについてお話しを伺いました。

島田「動物園のレストランで、品数も少なくて、子供向けであんまり美味しくない…というイメージをもっている人が多いでしょ。だから、そのイメージとは全く違う大人も十分楽しめるレストランにしたかったんです」。

ミモロ「うん、確かに動物園のレストランや食堂に美味しさ期待してなかったかも…」
島田「動物園って、子供だけの場所ではなくて、大人も楽しめる魅力があると思うんです。動物見るの好きな人多いでしょ?だから、レストランも大人の人たちが満足できる美味しさや雰囲気が欲しい…。おじいちゃんやおばあちゃんとも一緒に来る家族が多いですから、幅広い年齢層を満足させる品揃えも必要ですよね」
ミモロ「なるほど~だからビュッフェなんだ~。それぞれの人たちが、自分の好きなものを好きなだけ食べられるし、待たずに、すぐに食べられるのも嬉しいよね」
島田「そう、メニュー選びで悩むこともないし…。そのため、ここには、和食、洋食、中華などいろいろな種類の料理がそろっているんですよ。特に京都のお店だから、京野菜を使った品なんかもいろいろあるんです」

店内には、野菜を作った農家の方々の写真も…


ミモロ「お金のこと気にせずにたくさん食べられるのって、家族連れにはうれしいよね~」
最近、多いアレルギーを持った人のために、アレルゲン表示も徹底し、安心して、自分が食べられるものが選べます。

島田「ここは、美術館や観光名所が集まっているエリアで、昼間はたくさん人がいますが、実は夜は、人通りも少なくなって真っ暗になってしまうんです。だから、このレストランは、夜21時まで入店できるようになってます。動物園の整備が終われば、レストランから夜の動物園を眺めながら食事が楽しめるわけ…」

ミモロ「もしかして夜行性の動物見えるかも…」と期待も高まります。

ディナータイムは、大人ひとり2200円,子供は1000円(税別)でしゃぶしゃぶや握りずしなど40種類の料理とデザート、飲み物が存分に…。
ミモロ「家族連れだけじゃなくて、お友達同士などグループで利用してもいいかも…。食いしん坊なお友達連れてくるのにぴったり~。今度、近所のお友達と来よう~」

「あの、デザート召し上がりましたか?」とお店の羽野さん。「え~まだ~」とミモロ。

「これすご~い、チョコレートのタワーだって…」
串の先にマシュマロや果物などをつけたものを、このチョコレートタワーでコーティングできます。

「スイカも食べちゃおう…」果物もいろいろ…

ついでに、飲み物もおかわり…「ソフトクリームもあるんだよ~」と。まだ食べる気十分のミモロです。

デザートも山盛りにお皿にのせ、ソフトクリームもそばにのせます。

「ミモロちゃん、お腹いっぱいになった?」と島田さん
「うん…もう動けない…」とポッコリ膨れたお腹を撫でながら嬉しそうに答えるミモロです。

「なんか1階のデッキチェアでお昼寝したくなっちゃった~」と、トロンとしたまなざし。

う、これはまずい…では、お暇しましょ…。

満腹で眠くなっているミモロをリュックに入れて、慌ててお暇…。

家族やグループで、利用したい…ビュッフェレストランです。

*「旬菜食健 ひな野 京都市動物園店」京都市左京区岡崎法勝寺町125 075-771-8118 平日ランチ11:00~16:00 カフェ14:00~17:00 ディナー17:00~21:00入店[土日祝には、90分の時間制限あり)詳しくはホームページで


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「京都市動物園」。新しく正面エントランスにオープンした図書館カフェ。大人の楽しみもさらに

2015-08-22 | 博物館・美術館

ミモロが大好きな「京都市動物園」に、新しい施設が、この夏オープンしました。
 
動物園の西側、岡崎道に面した入口にできたのは、ライブラリー&カフェ、ショップ、レストランがある施設です。

「あ、ミモロちゃん、こんにちは~」と、笑顔で迎えてくれたのは、この施設のプロデューサーの島田昭彦さん。
京都の伝統文化と企業やクリエーターを引き合わせ、新しいものを作り上げる、国内外で大活躍する方です。

「こんにちは~島田さん…ミモロ、ここに来るのすごく楽しみにしてたんです」と。この日、ミモロは、島田さんと待ち合わせして、施設のことをいろいろ伺う約束をしていました。

「わ~りっぱな施設…1階は、図書館カフェになってるんだ~。あの~ここ、動物園への入園券買わなくても入れるの?」
 
吹き抜けの明るいスペース…そこに本棚が置かれています。

「そうです。ここは、だれでも無料で利用できるんですよ」と島田さん。「わ~すご~い!」とミモロは、目を輝かせます。

「わ~いろんなご本がある~」とミモロは、本棚を見て回ります。
「どれ読もうかな?」
「好きな本を自由に読んでいいんですよ」と島田さん。ここには、国内外で出版された動物に関係する書籍約7000冊が集められています。

「動物園のライブラリーというと、子供向けの本というイメージがあるでしょ。でも、ここには、学術的な書籍や写真集、図鑑、エッセイなど、大人向けの本も豊富に揃ってるんですよ。僕は、ときどきここで仕事もするんです」と島田さん。この日も持参したパソコンで、お仕事をなさっていました。

「動物園は、子供だけの場所ではなくて、あらゆる年齢層の人たちが、楽しめる場所だと思っているんです。特に、ここ京都市動物園のある東山岡崎エリアは、南禅寺、平安神宮など歴史的見どころも多く、美術館やギャラリーなど文化施設も集まっている、大人が楽しめるエリアです。そんなエリアにある動物園の可能性って、実は、もっともっとあると思いますよ」と島田さん。

京都生まれの島田さん。ご実家は、代々着物に家紋を手描きする職人さんだそう。大学から東京に出て、編集者として活躍。海外の町をまわる機会も多く、改めて自分が生まれ、育った京都の町の魅力と可能性に気付いたそう。さらに優れた技術をもった職人さんたち…その素晴らしさを、世界に発信し、日本の伝統文化・工芸などの発展に役立ちとの思いを抱くことに…。

編集者から、プロデューサーとして、活躍の場をさらに大きくした島田さん。職人さんとデザイナーとのコラボでのモノづくり。海外に日本の伝統の技の素晴らしさを、さまざまな形で発信するなど、さまざまな仕事を次々に…。
モノづくりと共に、島田さんは、京都の町づくりも、お仕事のひとつに。ここ岡崎エリアのさらなる発展にも尽力なさっているのです。

「東山岡崎って、大好きなエリアなの…」と、4年間暮らしたミモロにとって、そこは京都の故郷になっています。「京都市動物園」も年間3~4回は、訪れているミモロ。「どんどん動物園が面白くなってるんだよね~」と。だから、この新しい施設のオープンも楽しみにしていたのでした。


「あ、このコーナー興味ある~」とミモロが行ったのは、ねこの本を集めたコーナー。
  
「ネコ好きには、たまらないコーナーかも…」

「こっちは鳥の本が集められてる…」


広々とした明るいスペース…ソファーや椅子、机もあります。

「ふつうの図書館より、なんか気軽に本に接しられる感じ…」とソファーでさっそく読書をはじめました。

ここには、カフェも併設されているので、飲み物を楽しみながら、読書できるんです。
 

しかも、外には、デッキチェアもあり、リラックスした時間も過ごせます。
「なんかリゾート地に来たみたい…」目の前には、美術館の裏庭の木々が…その間の岡崎道には、週末観光バスなどが行きかいますが、平日は、静か…。「なんか眠くなっちゃう…」と木々を渡る風の涼しさに、トロンとしてくるミモロです。

ミモロ寝ちゃダメ~。もっと施設を紹介しなくちゃ~。「あ、そうだった…」とデッキチェアから飛び降りて、ミモロは、施設の中を歩き回ります。

「レッサーパンダの剥製だ~。割と大きいんだね~」
「こっちはウサギさん」

ミモロ足元…「なに?キャー大きなワニ!」
施設内には、動物園らしくさまざまな動物の剥製が展示され、そばでじっくり観察もできます。

グ~と突然、辺りに響く音…「ミモロちゃん、お腹空いてるんだ~」と。「うん…」グ~となったお腹を恥ずかしそうに抑えるミモロです。「では、2階のレストランに行きましょ…」と島田さん。「は~い」と島田さんよりも先に2階にあるレストランに移動します。

現在、動物園は、整備工事の真っ最中。
年内にも完成し、いっそう楽しみも倍増。

「動物園は、また今度ゆっくり来よう…」と。今は、ミモロの頭には、美味しい料理のことしかないようです。

*「京都市動物園」の詳しい情報は、ホームページからどうぞ…



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京都初の「D&DEPARTMENT by京都造形芸術大学」のショップ。仏光寺に昨年オープン

2015-08-22 | お気に入りの品

「D&DEPARTMENT]とは、長い間、流行に関係なく愛され続けるアイテムをそろえたライフスタイルストア。2000年に東京にオープン以来、沖縄、鹿児島、山梨などに、その地域ならではのデザインを発掘、発信することを目的に、カフェを併設したショップを展開しています。昨年秋、その「D&DEPARTMENT]のディレクターのナガオカケンメイさんが、京都造形芸術大学の教授になったことから、学生プロジェクトチームを結成し、真宗仏光寺派本山仏光寺の境内に、京都初のショップとカフェができました。

オープンにあたり、商品のリサーチ、生産者との交渉、ショップの準備など、さまざまな仕事が、学生が中心となり、進められたのです。

さて、ミモロは、カフェに続き、ショップへ向かいます。

ショップは、境内の一角にある和合所というかつて集会所だった建物にできました。
 
「わ~いろんなものがいっぱい~」店内には、雑貨、食品、書籍をはじめ、「ずっと使いつづけたい~」と思うもの、約400アイテムが揃っているのだそう。

ミモロは、興味津々。「これなんだろ?」背伸びをしながら、次々に見てゆきます。
  

本当に、いろいろなものが並んでいます。
「わ~こんなのも売ってる~」
  
防火用の赤いバケツ、花札、お医者さんが使う器具…「何屋さんかわからないお店だね~」とミモロ。

 
食器や調味料などもあります。

「あの~ここ、何屋さんなんですか?」とミモロは、スタッフの方に尋ねます。
「う~ん、何屋さんじゃなくて、なんかいいなぁ~と思われるデザインや、長い間、定番として使われているものなどをセレクトしたショップなんです。京都ですから、京都産のものもいろいろありますよ」と。
 
有名なお出汁のお店の品々をはじめ、調味料も種類豊富。


クリエーターと協力して作られた品々も…。
「この草履もおしゃれ~」
 

「ここにいると、時間わすれちゃいそう…」とミモロ。
ひとつひとつのアイテムを、見てゆくだけでも楽しさいっぱい。

「これもいいなぁ~」赤い道具箱…いろいろなものが入れられそう…。

「あ、これ見たことある~」


懐かしいもの…カッコイイもの…美味しそうなもの…あったらいいなぁ思うものなど、あらゆる年齢層の人たちが、それぞれの思いで品選びが楽しめるお店です。

京都のおみやげを見つけるのにも使えそうなショップ…「きっと京都に来たお友達連れてくると喜びそう…」

さぁ、ミモロ、もう行きますよ~。「え、もう行くの…」
すっかりこのお店が気に入ったミモロ…ホントは、まだまだ見ていたいよう…。

*「D&DEPARTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学」の詳しい情報は、ホームページで


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