ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

いつも行列の生菓子屋さん「出町 ふたば」。大人気の「名代 豆餅」を買いに…

2020-02-13 | グルメ

京都観光に来る人に人気のお土産のひとつに「出町ふたば」の「名代 豆餅」があります。出町柳駅から歩いて5分ほどにあり、いつも店先には、幾重にも人の列が出来るほど…。
ある日、その前を自転車で通りかかったミモロ。「あれ?今日は、あんまり並んでないね~。買えるかも…」と自転車を降りてお店へ。

「やっぱり京都、全体的に観光客が減ってるから、ここも少なくなったのかな~?」と勝手に想像。

ここ「出町ふたば」の創業は明治32年。初代三次郎さんは、石川県の出身で、そこにあった豆餅を京都にとの思いから店を創業したのだそう。
明治44年には、「第1回全国菓子博覧会」に出展したり、以来、さまざまな菓子の品評会などで賞状を頂く京都の銘菓のひとつになりました。

店内には、たくさんの賞状が飾られています。

この日、ミモロは、すぐに最前列に並べたので、待ちながら店の品々を見ることができました。


「豆餅以外にもいろんなお菓子があるんだよね~」。店の一角では、次々にお菓子が生まれています。
 

京都の和菓子店は、茶会などに用いられる上菓子と餅を搗く餅菓子屋があり、一見、同じような生菓子でも、その店の成り立ちにより趣が異なるのです。
餅屋さん出身の和菓子屋さんの生菓子は、値段も庶民的かも。季節の和菓子も新たに創作されることよりは、昔ながらのものを受け継いでいる感じがあります。


「ここは、お餅もいろいろ売ってる。あれ?雛あられもあるの?」
 

さらにヴァレンタインを意識した新作もあるようです。


いよいよミモロが注文できる番になりました。「え~と、やっぱり豆餅は外せないし、あと~桜餅もいいなぁ~」と。

店を代表する「名代 豆餅」は、初代からの味を受け継ぎ、創業当初から変わらぬ製法で作られています。
近江産のもち米と北海道産の赤えんどうを使い、独特の柔らかな食感と美味しさを生み出しているのだそう。
「豆餅」は、ひとつ200円「あれ?前より値段上がってる~」とミモロ。一体いつからのこと?

「桜餅」は、春限定の品。「関西の桜餅って、道明寺粉使ってるんだよね~関東のよりモチモチした感じ…どっちも好きだけど…」ミモロは、「桜餅」ときな粉がかかった草餅も買いました。
「豆餅と桜餅と草餅ください~」お店の方にお願いして包んでもらいます。


「お友達のところにお土産にするんだ~きっと喜んでくれるね~」と大きな袋を引きずりながら向かうミモロです。


*「出町 ふたば」京都市上京区出町通今出川上ル青龍町236  075-231-1658 営業時間8:30~17:30 火曜・第4水曜休み 尚、四条河原町の高島屋地下でも購入できます。


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