ネコのミモロのJAPAN TRAVEL (Mimoro the cat:JAPAN TRAVEL)

「京都観光おもてなし大使」のライターとネコのミモロが、京都の情報や暮らし、グルメなどをご紹介。心和む雑誌のようなブログ

「時代祭」のミモロ流楽しみ方。出発前の「京都御苑」で、行列に参加する人たちとの楽しい時間

2019-10-27 | 祭事・神事・風習

例年10月22日に開催される「時代祭」ですが、今年は、令和天皇のご即位の式典の日を重なったため、26日になりました。
「時代祭」の時代装束行列は、12時に「京都御所」を出発し、町を巡り、「平安神宮」へと進みます。

ミモロは、11時ごろ、「京都御苑」へと向かいました。

「行列のスタート前に、行列のことがいろいろわかるんだ~」とミモロ。

すでに時代装束に身を包んだ人たちが、出発時間までお弁当を食べたり、リラックスするひとときです。

「あ、牛車・・・駕籠もある~」
 
行列に登場するものが、近くでゆっくり見物できるのもこの時間です。

「官軍やお侍さんがもつ、銃と弓だ~」ミモロは、あちこちを歩き回り、小道具なども見物。
 

行列に参加する馬や牛もスタンバイ。
 

行列に参加する学生さん、またいろいろな時代の装束をまとった方々に、ミモロは、お話しを伺ったりするのが楽しみです。
  
「なかなか装束だけで、誰ってわかんないんだよね~」とミモロ。

「時代祭」は、明治維新から、京都と深いかかわりのある歴史的な事柄を、時代を遡って、その装束で表現してゆきます。
現在20列で構成されていて、それぞれの列を地域や団体が持ち回りで担当します。

例えば、吉野時代の「楠公上洛列」は、今年嵯峨の地域が担当。それは20年に1回まわってくるのだそう。
 
「今回参加できてうれしいですね~」とみなさん。

また、いつも坂本龍馬や西郷吉之助などが登場する明治維新時代の「維新志士列」は、京都青年会議所の方々が担当。
「今年の坂本龍馬かっこいい!」とか「吉田松陰の背が高くて、着物が短い…」とか、いろいろな声が聞こえるみんなが注目する列です。

京都に関係する歴史的なことが列のテーマなので、織田信長、羽柴秀吉は上洛しているので登場しますが、徳川家の将軍が登場しません。
「きっと徳川家って、幕末、朝敵になっちゃったから、出てこないんじゃないの?」とミモロ。

「いろんな人がいる~」とミモロは、そばに行っては、装束をよーく見せてもらいます。
   
時代考証をきちんとした装束です。
「雨に揺れると、お手入れ大変なんだって~だから、雨の予報がでると延期になるよね~」と、すでに何度も見物しているミモロ。今まで、延期や台風のために中止になったこともあります。京都の三大祭りである「葵祭」「祇園祭」「時代祭」。その中で、新しい祭りである「時代祭」は、そもそも神事を目的にしたものではなく、伝統工芸技術を歴史絵巻として広く披露することを主眼に、明治時代に始められたもの。そのため、延期や中止ということも…。
「そういえば、2017年は、台風で中止だったねぇ~」とミモロ。昭和天皇ご崩御の年も、中止になったそうです。

「あ、行列動き出した~」12時を過ぎ、次々に列が動き始めました。
 

「和宮さんもいってらっしゃ~い」と見送るミモロ。

「あ、黒毛和牛さんも牛車曳いてる~」


ミモロの前を次々に雅な時代装束行列が…
 

ミモロは、行列をずっと見送りました。


「さぁ、そろそろお家に帰ろう~お腹空いたし~」と、人影が少なくなった御苑の中をトコトコと歩くミモロです。

「もうすぐ紅葉が始まるね~」。時代祭を過ぎた頃から、本格的に秋を感じるようになる京都です。


ブログを見たら、金魚をクリックしてね~ミモロより


人気ブログランキング

ミモロへのお問い合わせ・ご要望は、mimoro1888@gmail.comまで



コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 伝統工芸の技で設えた車で送... | トップ | ミモロのおすすめランチ。下... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

祭事・神事・風習」カテゴリの最新記事